銀の人魚の海

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森の王 森の声 遊動の民 ラウテ

2023-10-23 | ドキュメンタリー NNN、Nスぺ、ガイア、BS世界のドキュメンタリー~など

BSスペシャル、3月の再放映。

以前アマゾンの先住民などNHKでのドキュメントを何本か見た。

それに近い感じをうけた東アジア。ネパールの移動民族。

ラウテと呼ばれている。110日間の映像。

スタッフはカメラ、ディレクター、通訳など4人位の編成。

NHK、10年かけ取材、NHKでなければできない。

2013年、偶然、何かの撮影で道に迷った女性二人に出会う。

ネパール語ではない言語。警戒した。そこが始まりとなった。

彼らはラウテという移住民族。人数は不明、撮影場所には3つ村がある。

8回、会いに行った。だんだんカメラにも慣れ、

長が許可してくれ、近づけた。その全記録。

ネパールの奥地、カトマンズから3日走る、川沿いに彼らはいた。

3か月~半年で移動、どこにいるのかわからない。

探すのが大変。

彼らは山の木々を切り、木工で稼いでいる。まな板(チョウシ)

丸い大きなおけ(コシ)町で売り、食品などを買う。

皆働き者、のみで木を器用に削り形をつくる。

見事な工芸品だ。

川の水は飲まない、湧き水だけ。肉はサルしか食べない。

祭りではヤギ、鶏もたべる。野草、植物など。

移動を繰り返し、15年位で戻ると木は育っている。

彼ら独自の信仰がある。

ネパールの行政は、木を切ってはいけない。

保存するよう説得しているが、彼らの生き方は変わらない。

森を守らないといけない時期にきている。

日に2回食事、質素。祭りでは米粉のすいとんも作る。

裸足、衣装はカラフルの色彩。布を巻いている感じ。

祭りは近くで撮影は禁止、700メートル離れてと言われた。

遠くから撮る。夜は焚火がいくつも燃える。

朝は霧が出ていた。4日目にやっと許可が出た。

生贄の動物を焼いていた。いぶし保存食にする。

たまにしか食べられないヤギ、鶏を大事に食べる。

ラウテらに定住してほしいので、15年前から政府は補助金を

出している。家族十分暮らせる額。

3か月に1度支給される。

木工しか稼ぎがないので、木を切らないようにするため。

少しなら切ってもいいと許しているが、定住はせず

そのお金はすぐに使ってしまう。

一番は飲酒。子供まで普通に飲み、酔っぱらっている。

そのせいか子供の死亡率が高い。

これはお金の使い方を知らないからだろう。

あると、すぐに酒、服などかう。つけで買ってしまうので

いつも借金となる。

政府は普通の暮らしをと言うが耳をかさない。

支援も無駄のような・・

昔はお金を持つ事、使用も禁じられていた

結婚は親が決める。近親婚にならないように他の村から選ぶ。

飲酒で夜、焚火で火事になり、死ぬ人も多い。

仲には移動をやめたラウテもいる。32歳までは移動していた。

冬はとても寒く雨も降り辛かった。

800人の村、インドの近く。

40件の家族がいる。自給自足、牛を飼い肉体労働で稼ぐ。

今、70歳。政府の支援で土地を買い、開墾した。

病気の薬を買うことはできず、土地は売ってしまった。

今は他人の畑を耕している。

撮影しているラウテの村の移動の日が来た。

荷造りし、かついで移動。140人。

標高が高い森の土地。

支援も受けかつてのラウテではないが、足取りはしっかりしていた。

~このような少数民族をはじめて知った。アジアで生きている彼ら。

普段はサルしか食べない。これは何かの信仰のよう。

寺院もあい、祈りに訪ねていた。

女性の一人は、ここにずっといるかはわからない

いつか出て結婚するかもしれないと語る。

 



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