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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

春の高校野球が終わって

2014年05月30日 | '14夏チームの球跡
春の高校野球県大会が終わった。

東北大会出場を決めたのは花巻東、盛岡大附、盛岡三。
順当な結果と言える顔ぶれだが、特筆したいのが盛岡三の充実ぶり。

全国を巡った春の遠征、有望選手の大量入部など、かねがね戦力増強に余念がない噂は聞いていたが、正直ここまでとは思わなかった。

県大会で複数本塁打を飛ばした主軸の2年小原選手は花巻東から慶應大に進んだ左腕の弟さんだという。その腰の据わったパワフルなバッティングを盛岡地区予選で1試合だけ確認。本物の実力を県大会で見せ付けた。

そして、実力派の投手を擁し、盛岡一高硬式野球部OBの子息も複数レギュラーを貼っていると聞く。

全てにおいてうらやましい限りだ。

わが校にとって学ぶべき点は多いだろう。

わが校も長い低迷期を経て2008年~2011年までの杉田監督時代、隆盛を極めた。その後、下降の道筋を歩んで今に至っている。強い間、将来を見据えた強化策を講じていただろうか?指導者の育成を怠ってはいなかっただろうか?盛岡三高をモデルにわが校も早急に対策を立てる時に来ているのではないだろうか。

「おらほが他校の真似っこなんでできね!」

などと言ってる場合ではない・・・と思うのだ。

高校野球は一朝一夕に強いチームは作れない。
普段からの地道な努力が必要だ。
強い時に次世代へ向けての手を打っておかないと、チームの弱体化に伴って有望選手が入学して来ない(他校に流れる)→勝てない→ますます選手が集まらない→ますます勝てない、の悪循環のスパイラルに陥ってしまう。このスパイラルから抜け出すのは並大抵のことではない。時間も労力もかかる。盛岡一高硬式野球部を支えているであろう組織のみなさん、例年通りのおざなりの酒が入った仲良し会合をいつまで続けるつもりなのですか?真剣に今考えて、行動に移さないと次の甲子園は無きに等しいと思う。猛省を!

さて、今回の県大会にわが校は出場ならなかったが、一高に関わる高校が多数出場した。監督では花巻農(H17國保陽平)、高田(伊藤貴樹元部長)、部長では大船渡(S53田巻晃)、久慈工(S60千葉靖久)、盛岡三(H11小瀬川創)、校長では宮古(S50佐藤尚)、福岡(S50高橋隆)、副校長でも福岡(S54南舘秀昭)が出場。また、白堊スポーツ芋蔓会関係ではコーチで花巻北(北山大介)が出場。

多くの方々から
「新聞の試合結果で盛岡一高の名前を探しました」
「やっぱり、一高の名前がないと寂しいです」
と声を掛けられました。

まだまだ一高野球ファンは多いのです。
そして、まだまだ県内に野球部OB指導者が多いのも事実です。

一致団結すれば白地にエンジの「MORIOKA」のマークが球場で躍動する時が必ずやって来ます。皆さん、めげずに応援し続けましょう!「死ぬまでに甲子園!」を合言葉に!

そんな私も今日で58歳になりました。

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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (OB)
2014-05-30 11:25:04
監督かえなあかんな。それとOBの焼き鳥屋辞めさせるのが先決。
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Unknown (よそ者)
2014-05-31 10:41:49
監督野球知らない。何も教えてないね。どうやって夏の大会戦うのか全くみえない。
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Unknown (m1)
2014-05-31 10:54:57
野球部HPを見ると、練習試合で春記録員だった選手が結構投げてるがどんな意図で投げさせてるのだろう?勝ちに行く野球=甲子園を目指す野球というより「教育の一環」としての高校野球を目指しているように見えます。努力した選手、頑張った生徒を使う野球なのでは・・・?
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Unknown (S)
2014-05-31 12:32:21
今の監督は教員。焼鳥屋は関係ないでしょ。
管理人もわかってて黙認してるのが悪質
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Unknown (鉄壁)
2014-05-31 14:56:39
選手も指導者もぬるま湯に浸かりきっている。
お嬢様野球じゃ駄目だ。
SWMR氏のような鉄拳制裁辞さずの熱い野球ができる人が監督になるべき。
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Unknown (平舘)
2014-05-31 18:50:58
白堊スポーツの言動を「悪質」「悪意」と考える方はお越し頂かなくて結構です。今後のコメント次第では書き込み不可の処置をとります。
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