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果つる底なきー池井戸潤

2018年01月14日 | 読書

評価2
池井戸潤のデビュー作(江戸川乱歩賞受賞)。
銀行員・伊木の周囲の取引先経営者、同僚、上司がある企業の倒産を境に次々と謎の死を遂げる。孤軍奮闘の伊木の姿がいじらしいが、サスペンスというほどでもなく、銀行暴露物というほどでもない中途半端な出来に作者の若さを感じた。さすがの流行作家もデビュー作なんだからこんなもんでしょう(笑)。しかし、唐突に倒産会社の娘とよりが戻った設定には全く納得がいかない。物語の進行上必要ないし、稚拙な逢瀬シーンに苦笑。

どうしたもんでしょう?

2018年01月14日 | ノンジャンル
NHKで新しい大河ドラマが始まったのですが、ありとあらゆる番組を使って宣伝をしている姿勢が気になって仕方がありません。

ま~大河ドラマ「西郷どん」の宣伝なら目立つからわかりやすいですが、我々が気がつかないようなところで密かに「ある方向性」を持って電波が流されているかもしれません。とても怖い気がします。考え過ぎでしょうか・・・