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母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

魂のジャパンラグビー!

2015年10月06日 | その他のスポーツ
昨晩のNHK

「プロフェッショナル仕事の流儀」
日本は、日本の道を行け
ラグビー日本代表ヘッドコーチ(監督)エディー・ジョーンズ

を見た。

今年1月26日放送分のアンコール放送である。

本放送の時は見なかった。
と、言うより、ラグビー日本代表に全く興味がなかったので番組があったことも知らなかった。

言っておくが、
今の釜石シーウェイブスが富士鉄釜石の頃、盛岡工業が2度目の全国制覇をした頃からラグビーを見ているので「ルールがわからない俄かファン」ではない。

それでも、ラグビーワールドカップについては、会社の昼休み時間に話題に上る程度で、巨漢ぞろいの強豪国との戦いは次元の違う試合になるだろうことが予想され、「見るまででもないよな~」という心持ちで迎えたワールドカップ初戦、南アフリカ戦だった。

生で見るわけもなく、普通に暮らして、普通に早寝をして、朝つけたパソコンに映し出されたネットニュースの「大金星!」の3文字に目を疑った。それから始まったラグビージャパン追跡。再放送を見てビックリ!これまでのひ弱なジャパンの姿がどこにもない。あの南アフリカを向こうに回して対等の試合展開。そして、ノーサイド寸前の怒涛の攻撃!アナウンサーの「行け!行け!!!トラーイ!!!!」の絶叫。なにもかも夢のような出来事だった。涙が自然に流れた。

こんなにジャパンが逞しくなっていたとは全く知らなかった。巨漢選手のひざ下に果敢にタックルを見舞う!一人が飛ばされると、もう一人が猛烈タックル!モールにはバックス陣も参加して押しまくる!1度でアタックが成功しなくても、何度でも、何度でも、しつこく、しつこく、アタックを続ける攻撃陣!唯一とも言えるスター選手五郎丸も神懸り的プレーでピンチを救う!とにかく凄い試合だった。

その後、ネットでエディー・ジョーンズの人となりを知り、昨日の番組を見ることとなった。

50分、テレビ画面に釘付けだった。
その人心掌握術、練習試合中の何本ものダッシュ、そしてまた試合とダッシュ、朝6時からの練習開始、全て驚くばかり。日本人の特性である「真面目さと粘り強さ」を前面に押し出した世界一の猛練習にひたむきに打ち込むラガーマンたち。アンコール放送のタイミングも心憎い、本当に心打たれた良い番組だった。

2戦目のスコットランドに敗れたものの、サモアも圧倒。
この試合、「何故ボーナスポイントを狙いに行かない」との声があったようだが、選手たちはサモアの強さを点差以上に肌で感じていたのではないだろうか。現場の判断を私は信じる。

最終戦のアメリカ戦も当然、生観戦で応援だ。
こんなにジャパンのラグビーが面白いと思ったことは生まれて初めてだ。
国内仕様から国際仕様に日本のラグビーが生まれ変わった今回のワールドカップ締めくくりの試合だ。8強入りがならなくても、ジャパンらしい全員ラグビーで勝ってくれればそれで良い!

進化し続けるラグビージャパン!!!
頑張れっっっ!!!!


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