白堊スポーツ - since 2004.09.18

母校・盛岡一高や岩手のスポーツ情報、読書感想、盛岡風景などをお伝えします。

山で女の子を追い掛けたお話

2015年03月19日 | 白堊な出来事
昨晩、電話が鳴った。

35、6年ほど前、大学生の頃、
駒ケ岳~千沼ガ原~乳頭山~蟹場温泉(泊)と山行を共にした高校同級生が交互に電話に出る。

二人で飲んでいて、昔話に花が咲いたのだと言う。

当時、休みには必ず山に行っていたほど山好きだった小生は、友達に声を掛けてはいろいろな山に登っていた。

駒ケ岳からの縦走は3人で行くはずだったのだが、直前に足を捻挫したためKが専任ドライバーとなった。Kは我々を田沢湖側駒ヶ岳8合目の駐車場に降ろした後、乳頭温泉郷・蟹場(がにば)温泉にて待機。Aと私の2人が駒ケ岳山頂を経て縦走を開始した。

視界が開けた気持ちの良い尾根筋を湯ノ森、笊森などのピークを越えながら、軽快に乳頭山を目指す。

事前の計画では、景観バツグンの湿原=千沼ガ原(せんしょうがはら)には寄らずに乳頭山を経てKが待つ蟹場温泉に下る予定だったのだが・・・

ここで、ある出来事が勃発!

千沼ガ原、乳頭山の分岐近くで、Aが前を行く2人のうら若き山ガール発見!
歳の頃はほぼ同年代か!?

案の定Aが口を開いた!

「yajirouっ あの娘たち追っかけるべ!」

俺も若かった(笑)。

「がってん承知!」

ってことで、温泉に浸かって捻挫のリハビリに務めるKのことなど全く頭を掠めなかった薄情者2人は千沼ガ原方面に下る女性2人の背中を追いかけ始めた。

「どうする?声掛けは千沼ガ原まで待つか?」
「んだ、その方がゆっくり話でぎるべ!」
話がまとまるのは早い。

そして、いよいよ千沼ガ原。
小さな沼地が点在する、なんとも美しい光景に気持ちが洗われる2人。

だが、当初の目的を果たすべくおもむろに2人の女性に近づくAと俺。
そして、Aが声を掛けた。

「どちらからですか?」
「盛岡から来ました!」
確か、こんな会話だったと思う。

その後、どんな会話が続いたか記憶にないが、滝ノ上温泉に下ると言う2人と一緒に行きたいそぶりのAの顔が忘れられない(笑)!

結局、我々は乳頭山頂を征服後Kの待つ蟹場温泉へ。
乳頭山・滝ノ上分岐で2人の女性と別れたはずだが、どんな挨拶を交わしたか覚えていない。
蟹場温泉では、この日のハプニングに話が弾み、山の話になった記憶はない。

その後、
盛岡でAが友達と2人で千沼ガ原の女神2人に会っていたことを知る。
俺の知らないところで電話番号を聞いていたらしい。
なんというテクニシャン(笑)。
しかし、なして俺に誘いが来なかったんだべな・・・

じゃじゃase2 長い前書きとなりました。

こんな思い出を共有している3人(Kは一部共有)が、今秋、思い出の地、千沼ガ原に足を運ぶ予定と相成りました。目的達成のために、一人は、「タバコを止めます!」「体重を60㌔台に落とします!」「絶対やります!」とまで宣言しちゃってます。58男の宣言を信じたい。

でも・・・
飲んだ勢いという気が、、、しないでも、、、ない、、、

みなさん、この秋の白堊スポーツの動向をお見逃しなく!

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