「高い均質性」社会には限界が来るーーーオデッド・ガローの提言
米国ブラウン大学経済学博士オデッド・ガロ―氏の提言は的確だ。 日本のような比較的均質性が高い社会において、より経済的な繁栄を促すためには、様々な創造性や考え方の多様性が必要になり...
「新たな戦前」にしないためにはーー歴史から学ぶ
中国とロシアの独裁国家が手を結んで、日米欧の民主主義国家と激しく対立している。 この流れは1930年代に日独伊の枢軸国が米欧の民主主義国家と対立して第2次世界大戦へつながったこと...
いよいよAI(人工知能)が支配する社会が来るのかーーーチャットGPT
AI(人工知能)の力を無視できない世界が急速に迫っている。 特にこのチャットGPTなるものは、空恐ろしい力を秘めている。 質問を入力するとAI(人工知能)がまるで会話をする様に...
人騒がせな黄砂とJアラート
この数日落ち着かない。 偏西風に乗って黄砂がゴビ砂漠から襲来だ。 これは自然現象だからどうしようもない。じっと耐えるだけ。 そんな中でも春の庭は装いを新たにしている。 ...
大丈夫か?我が国のミサイル防衛体制。
またもや空振りのJアラートだった。 我が国のミサイル防衛システムは、アメリカの早期警戒衛星が探知した情報をもとに自衛隊が24時間レーダーで警戒に当たっている。 探知したミサイル...
「敵基地攻撃論」の崩壊ーーーJアラートのお粗末
「敵基地攻撃能力」を保有するということに岸田政権は舵を切った。 一方で日本が国是としてきた「専守防衛」の枠組みは守っていると答弁する。 口先で脅すだけでなく、実際に発射準備を始...
「減速する社会」こそが安定に向かう
イギリスのオックスフォード大学地理学教授ダニー・ドーリングの著書「減速する素晴らしき世界」が、世界中で大きな反響を呼んでいる。 彼の主張は次だ、 世界の人口や出生率、情報量、経...
「負け方を知っている世代」がいなくなってこの後どうなる。
中村草田男が、 「降る雪や明治は遠くなりにけり」を詠んだのは1931年(昭和6年)31歳の時だった。 その明治の心とは「恥を知る」だという。 昭和6年頃は昭和恐慌の後で世情が...
叱られた経験が生きる時
80年ほど生きてきて、誰に一番叱られたか考えてみると、やはりかみさんだ。 叱るというよりも小言に近い。 こちらもまともに対応せずに聞き流す。 聞いているふりをする「演技力」も...
山上徹也・木村隆二容疑者の心の闇を考える。
山上容疑者による安倍元首相殺害事件、そして木村容疑者による岸田首相への爆弾事件は似た部分が多い。 二人に共通しているのは「社会から孤立している」という気持ちだろうか。 その孤立...