米国ブラウン大学経済学博士オデッド・ガロ―氏の提言は的確だ。
日本のような比較的均質性が高い社会において、より経済的な繁栄を促すためには、様々な創造性や考え方の多様性が必要になります。それゆえに、批判的思考を養い、新しい考えや発想に対する受容性を高め、既存のパラダイムを進んで乗り越え、突破できるような精神を育む必要があります。
パラダイムーー枠組み
日本も韓国も中国も均質性が過度に高い。
このことは、コロナ騒動で十分に実証された。
いわゆる「同調圧力」もう少し柔らかく言えば「空気を読む」、中国では強制的に従わせる。
日本は「追いつき追い越せ」という思考パターンに入ると強い。
戦後40年間くらいがそうだった。
ところが負け癖がつくと、弱い者に威張って見たり日本素晴らしいなどと自画自賛する。
そしてこの10年くらい、地道な努力をせずに「異次元金融緩和」などという花見酒。
しかも「黒田節」の歌と踊り付きだ。
日本はもう少し謙虚になるべきだ。
初心に立ち返って世界に学ぶ必要がある。
有意な人材も世界中から受け入れるべきだろう。
日本人だけで小さくまとまって勝てる時代はもう終わった。