台湾海峡危機はどこへ行ったーーアメリカの陽動作戦だった
昨年8月、米国下院議長のナンシー・ペロシが台湾訪問した。 中国は大規模な軍事演習で応じ、台湾海峡は一挙に危機感が高まったのだ。 この状況に呼応するように岸田政権は防衛費倍増に打...
薔薇と短歌とスマホ
短歌で詠われている花は、圧倒的に桜と梅が多い。 それに比べて薔薇を歌ったものは余りないのが残念だ。 本格的に日本に入ってきたのは明治時代以降からだろうか? ...
不可解なプリゴジンの反乱ーーいったい誰のシナリオなのか?
プリゴジンの反乱は奇妙な点が多すぎる。 この反乱をアメリカもウクライナも事前に知っていた可能性が強い。 ということはプリゴジンとウクライナは裏で通じていたのかもしれない。 ア...
マイナカードと健康保険証の紐づけは論理破綻
マイナカードに健康保険証を紐づけする「改正マイナンバー法」が国会でさしたる論議の無いまま成立した。 マイナカードを取得するかどうかは任意である。 ところが健康保険証は来年秋以降...
スマホ社会が我々に突き付けているもの
スマホを1日どれくらい使っているだろうか? 2023年の調査では18歳以上で4時間35分使っているという。 われわれのようなスマホに遅れてきた年代は、こんな長時間見ることはでき...
命もいらず、名もいらず、始末に困る人ーーしかし世襲政治家ばかりが
明治維新で、約260年間続いた江戸幕府が崩壊し、四民平等の社会(完全ではないが)が出現した。 「ガラスの天井」が破れたということだ。 当時の指導者たちは下級武士の出だが、漢学や...
軽躁なる社会の生き方ーー薔薇を楽しむ
日本人の性格は「軽躁」であると見抜いて注意を払っていたのは武田信玄だ。 「軽躁」なるものを勇豪とみることを戒めている。 戦国時代よりも今の方が「軽躁」の度合いは増しているのでは...
統一教会問題再燃するか――藪蛇だった韓鶴子総裁発言
「藪をつついて蛇を出す」ということわざがある。 6月28日に、幹部1200人(日本人幹部も)を集めて旧統一教会韓鶴子総裁がとんでもない発言をした。 「今の日本の政治家たちは我々...
解散したくてできなかった岸田首相は秋に解散できるか?
G7サミットはいろいろ問題はあるが、一応成功したと言って良いだろう。 岸田首相は、この成果を引っ提げて意気揚々と解散に打って出るつもりだった。 ところがなぜ断念したか? 「解...
漂流する安倍派は消滅の宿命にあるのか。
安倍元首相の1周忌が済んでも、安倍派の後継者はだれか決まらなかった。 5人衆(萩生田・世耕・西村・高木・松野)による集団指導体制を模索しているようだが、ベテラン勢の下村博文や塩谷...