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インテグリティ

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安保法制 容認論 否認論

2015年06月20日 08時35分00秒 | 真実

安保法制で活発な意見が聞かれる。

憲法違反とする学者に対して、憲法違反ではないとする学者が反論。

一方、維新の会も対案を出すと発言。これに対して民主党は対案を拒否。

其々の立場で表明したが、安保法制を反対している人達は、日本近海で起こるであろう事案に対して、これらの事も反対しているのか?集団的自衛権に当てはまるから反対?(維新の会は個別的自衛権で対応できるとしている。)

以前書いたが、ホルムズ海峡の機雷除去は、維新の会などは経済的理由だけでは反対している。・・中東以外から原油の供給がされなくなった場合は、どう考えているのか示されてない。

※ 某テレビニュース番組では、憲法改正を行う事が筋と言う人もいる。国民投票が行われ結果が悪くなったとしても、それは容認しなくてはならないと。(結果が悪くなると書いたが、良くも悪くも全ての事が含まれる。)

※の発言に少し触れます。・・例えば、先人が経験し結果が先人達には分かるとします。後任者達が先人たちの後を進もうとしていたとします。先人たちは自分達が進んだ過程の結果が分かっていれば、結果に応じて注意なりアドバイスを行います。普通、後任者の進む道が危険であったとするなら、先人達は注意をしますよね?

進む道が危険であるならば、後任者が進む道を行こうとしても止めようとします。・・要するに国民が決めた道が最良だとは言えないのです。発言している事も大勢だから正しいとは限らないという事です。

憲法改正選挙を行えば、否定されるから憲法解釈で安保法制を決めようとしているの声が聞かれますが、国民が理解していない事案で国民投票を行っても結果が正しいと限りません。

自分は、その点で憲法改正選挙は国民が理解をしてから、と考えているのです。

国民が理解してからの選挙結果は、妥当だと言えるでしょう。(現在では、説明不足だと思います。集団的自衛権がなぜ必要なのか?)集団的自衛権は「憲法違反」の声が先行し、国民はそれに連れられてる部分が多いからです。

前日に書いたブログには、私事を含め憲法学者の経緯を書きましたが、冷静で公平な判断が現状では出来ないでしょう。

現状では、国会で「憲法違反」だ!「憲法違反」ではない!の議論になっていますが、日本の取り巻く環境を考え、どうすれば日本に対して一番最良か?です。

議論が先に進行しないのですが、現状は違反だ!違反じゃない!の状況ではないと思うのだが。

民主党などは対案を出さないと発言しているが、日本の現状を否定している事と同じである。堂々と国民に対案を示してこそ、国会議論と言えるのである!

民主党の辻本さんは、安全保障関連に関して「憲法に抵触するかどうかまだ議論している。まだ根本が不明だ」と発言しているが、日本の現状を把握していない事が、これでわかる。

現状の日本の事を考えれば、憲法の範囲内でどうするかだろう。その事が分からなければ、対案も出せないし修正案も出せないだろう。

与党側も説明不足の所は反省する所があると思う。国民が理解できていない所が一番欠点だろう。国民の代表でも選挙権は国民にある。代表と言うのであれば、国民に分かりやすく説明する事が真の国民の代表である。

国民に説明できてないから、声が強い所に引っ張られるのである。

事あるごとに書いているが「憲法の範囲内で日本の現状をどう対処するか」だろう。反対だけを唱えている人は反対の為の反対は考え直す事が必要。

民主党も対案や修正案を出す事が、国民に答える手段である。災害などでは危険回避のために、災害が起こる以前から対策を考える。それと同じ事だろう。日本の現状を寝ぼけずにしっかり見ろと言いたい!

民主党はその事が分からなければ、政権交代などと寝言を言わない方が利口だろう。修正案や対案も出せない政党では、日本国民は日本の将来を任せられないだろう。

憲法違反かどうかは裁判で判断される。その前に、日本の将来を考えて、どういう事が想定されるか?を考えることが政治家だろう?違うのか!・・基本的な事が分からない政治家は税金を返せ!

追記)

◇ 法制局長官の答弁が・・

安全保障関連法案を審議する衆議院特別委員会で、国際法上の集団的自衛権と、安倍内閣が主張する「限定的」な集団的自衛権の違いを「フグ」に例え、「毒があるから全部食べたらそれにあたるが、肝を外せば食べられる」と答弁。

これに対し、民主党の寺田さんが「腐ったみそ汁の中から一杯とっても、腐っているものは腐っている」と反論。

このやり取りなどは面白く、具体的で分かり易い。が・・民主党が例える「腐ったみそ汁」は例が不適当だろう。

集団的自衛権の印象を、悪くしようと考えての発言だと思うが、みそ汁は日本の代表的な食事の一品である。民主党議員が反対の為の反対の手段は、分別をわきまえなくてもいいと考えている証拠だろう。先の法案阻止は「暴力も辞さない」と発言している裏返しだろう。低劣で下品である。

◇ 日本の人口を考えると

安保法制の事ばかり話題になっているが、日本に課せられた事案は他にいっぱいある。例えば、少子化に関連する人口問題などもそうである。

現状で聞かれる事はと言えば、少子化、年寄りが増える等など悲観的な事ばかりが聞こえる。それに対して言うだけで、具体的な手立てを講じていないように見えるのは、自分だけだろうか?

あれだけ国会議員がいるのだから考えるだけではなく、具体的な事をやればいいと考えるが、現状はどうなっているのだろう。1人のやる事は限りがあるが、アイデアさえ浮かべば担当の人に任せられる。そのアイデアが湧かないのかな?それには方法があると思うのだが。

人口が少なければ、影響があるが多ければいいという事ではない。全体を考え配分する事が必要だろう。

日本人の高齢化が叫ばれているが、人口が多い国は日本より大変な時代が来る。

では、日本としてはどうしたらいいかと言う事を真剣に考える事が必要だろう。真剣に考えれば方法が探せると思うのだが。

他の事案でもそうである。やり方さえ見つかれば、共通の対処の仕方が分かるようになるだろう。

この問題は安保法制と異質ではあるが、ひとり言として考えました。国会議員は他にいっぱい考えることがあるのにと。