Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

2014年 謹賀新年 あけましておめでとうございます。

2014-01-09 17:36:31 | Weblog

あの、震災から19年の年月が過ぎ、記憶が歴史と呼ばれだす20年に近くなり、震災の年の春に長年、通い慣れた穂高でのガイド山行が支援が得られて半ば、無理だろうと考えていながら常連参加者、達と稜線から山頂に立った、記憶が想い起こされます。

装備類の不足を、ICI石井スポ-ツの新大久保店からの多大で温情な支援で、ジヤケットから燃料類まで、無償提供を受けて『山』に戻れた記憶は幸運でした。最近はクリスマス時期から、正月を含めて随分と長期滞在でガイド・スク-ルを実施していた赤岳鉱泉・小屋ベ-スの企画を行わなくなり、単発企画でのアイス・クライミングでしか通い慣れたガイド・ル-トにも行かなくなってしまいました。最近、クライミングを通じて一種の師弟関係?講習的な企画で指導している仲間達と穂高方面と厳冬期の八ケ岳ぐらいには出向きたいと考えています。

『写真』 震災後、ポランティア関係の仲間達には遠慮が、ありましたが残雪期の穂高でのガイド復帰時の記録写真。

      大きな怪我や、交通事故に震災体験、50年ちかく山を続けていると色々な事があるもので、これまでの数度、体験して来たリハビリ復帰でのクライミングを含めて、加齢やモチベ-ションの低下に逆らい?まだ『次ぎの夢』あり。


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3 コメント

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「リハビリ復帰を含めて」 (pfaelzerwein)
2014-01-10 06:41:47
怪我をされたのでしょうか?

ところで、写真を見ると厳冬期でもないのにも拘らずかなりの厚着に見えます。1995年当時はゴアテックスにしても分厚いものしかなかったのでしょう。もうあれから20年ほど経つとは驚きです。
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説明不足でした。 (next dream)
2014-01-10 08:31:04
御心配を、おかけしてしまい申し訳ありません。
古傷、の痛みなど多少の身体能力の低下や以前よりも減らしたアルパィン系の企画での活動、そういった現状やトレ-ニング不足への戒めです。昨日、久しぶりに5・11範囲のル-トで技量よりも筋力、柔軟性の低下を通説に感じましたので、頑張ろうという意思への、かってのリハビリ復帰後の記憶を、呼び覚ましている最中での記述。

『写真』左端の私はフ-ドを被らず、確かに春の連休期間としては今から考察すれば、他のメンバ-も含めて寒そうです、かなり稜線での強風環境での活動、だったのかも知れません。ハ-ドシェル、最近の柔軟、伸縮性能の高まったウェアと比較すると、厚ぼったい感じですね。ちなみに、私の着用している、マ-モット製品は新大久保店で長年、懇意にして頂いていたスタッフから、御好意を受けて頂戴した新品、今は亡き岳沢ヒユッテの、オヤジさん等が震災時の私の活動などをメディア情報で知っていて、くれて宿泊費、免除、大きな励ましを頂戴した記憶などが今も忘れられません。当時は、5月に穂高に戻れるとは夢にも思えなかった状況で様々な支援を多方面から受けられて、何時もの様に連休時には穂高の稜線をクライアント達と楽しめていましたから。長い、山歴、ガイド年数の中でも、この時期になると思い返される記憶の一つです。
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最新 (next dream)
2014-01-10 12:45:24
ジヤケット関係の話題ですが。

丁度、昨日のクライミング後にパタゴニアの『ナイフブレ-ド・ジヤケット』を試着したのですが、非常に軽く、現在一般的な冬季対応ジヤケット類の中では最も、抜けの良い、蒸れないタイプの悪天候対応ソフト・シェル・ジヤケットの代表的な性能、性質を持ったジヤケットで防寒・一辺倒だった時代とは全く異なるコンセプトの上で造られている製品だと簡単な試着だけで判断出来る製品でした。価格帯的に、最近では一般化、通常価格帯と判断出来る製品で、古いタイプのアルパィン・クライマ-からは雨具範囲と間違わそうな薄さ、しかしながら耐久強度あり、伸縮性を併せ持ち、最近のジヤケット類の性能向上は素晴らしいもんです。
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