最近も愛用。『ワ-トホッグ』などと同じく、最近は再評価されだしたアイスギアの一つ。
『韓国製アイスフック』 20数年も前に、仲間達と『荒川出合でのアイスクライミング』長期ッァ-(本当に長期、ぼぼ一冬)の中で、関東圏のクライマ-から情報を得て、わざわざ山を降りて街まで現物を入手しに行った思い出の多いクライミング・ギアの一つ。この写真の2サイズの『韓国フック』は、当時は4つ位のサイズ構成だったような記憶があるが、自宅を探すと二つしか見つからなかった、倉庫で探せば多分?他のサイズも発見できるかもしれない?????
最近なら、アイスクライミング関係の情報の中で『フック』と言えば、多分?『ロシアン・フック』を連想するアイスクライマ-が多数派なのでは、ないで゜しょうか?
個人的には、予備的に常時携帯、愛用品でもある『パィカの岩・氷、兼用型のスモ-ル・フック』や、ちよっとミックス系や開拓レペルを追及するクライマ-なら、大抵1回ぐらいは使用経験を持っているだろう『BD社のフック』は、本当に良くできた『アイスフック』だと思う。量販・市販品で使えるギアが簡単に、購入使用出来るのは、素晴らしい。だからこそ、二昔ほども前に、この種のギアを生み出した先輩達は更に素晴らしいのだが。
今でこそ、アイスクライマ-なら常識、知識の先端がテ‐パ-に広がっているからこその、あのスム‐ズな回転で設置できるプロテクション・ギアの代名詞。。。。も、あの鋭利な4爪刃形状とテ-パ-・デザィンの基本は、韓国フックの製造時期と同じで、ヘッドハンティングで、かの今は名称が消えた「シュィナ-ド社」が、迎えた(某氏)は、フック・デザィンと同じ韓国クライマ-。
中間支点としてはスクリューなどとは比較できないでしょうが、攻撃的支点?として使いこなせるものなのでしょうか?
どうも頭を打たれる不甲斐なさというか、氷への影響などを考えると、中々使い難いなという印象がありますが。
ただし、古典的な初期の『韓国モデル』は私も、かなり昔から使用して来ましたが鋼材的に弱さがあり、強度的にも個人的には厳しい条件化では使用は勧められません。荒川出合から、情報を聞きつけて、わざわざ街まで仲間達と山を降りてまで入手しに行きましたが、今となっては懐かしい記憶のみです。
BD社の製品が、現在では最もお薦めしたいアイスフックだと思います。写真のパイカのスモ-ルフックは主に岩用ですが、これも応用でシンアイスや氷の詰まったクラック、そして日本的ですが凍った苔の塊や、似たような凍った草付き箇所で、抜群の毀棄を見せてくれます。これは、使った経験のあるクライマ-にしか、判らないギアの一つですが、今では他のアイスフックを持たない時も、こいつはだけ1本、必ず携帯する愛用品でもあります。