Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

7月7日 『裏六甲山 逢山峡』 (1)

2009-07-07 14:44:28 | Weblog
6月22日と先週に続いて、今日は講習コ-スの中間部から、終了点までの『ゴミ拾い』そして、10数年前に開拓した『浦島淵の側壁ル-ト』の残置ピトンは折角、強度のあるクロモリ鋼を使用したのに、誰かが安価な軟鉄ピトンに必ず打ち変えてしまう。そんな状態が数回、続いていたので先月に2本のステンレス・ハンガ-・ボルトを設置した。今日は、一人で気楽に泳ぎを楽しみながら、腰に下げたゴミ袋に浮遊物を押し込みながら、この側壁まで上がりザックを引き上げ用ロ-プに結んでから登りだすと、出口のバンド手前に設置したボルトの、ハンガ-だけが無くなっていた・・・???
2段目の浦島淵から続く不動滝を越えた、小プ-ルの確保ポィントに設置した新しい、ボルトのハンガ-も無くなっていて、かなりガックリ。10数年前に設置したハンガ-は各ポィント残っていたが、どうもステンレス・ハンガ-だけが欲しかった人の仕業のようだ。

入渓ポィントから前半部のコ-スで、最初に表れる「砂防堰堤」は一般的には、大きく巻いて車道に逃げるのだが、ここも10数年前に巻くのは面白くないので、右岸(下流から見て左側)の堰堤横の岩場を、数本のピトン使用で突破していたが、最近は、この岩場全体に潅木が生い茂り、岩質も悪化していたので昨年から利用し始めた、反対側の左岸の、やや膨らんだ岩塔状の、細い岩場を水流を浴びて、右上して核心を突破するラインに2本のハンガ-・ボルトを設置。これで、最初の堰堤を面白味の無い巻き道を使わずに、沢登りらしく抜けて遊べるようになった。

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