Ken Funahashi Blog

NEXT DREAM 記憶と記録

懐かしい・・20数年前の講習場所・確認

2011-02-01 18:44:37 | Weblog
温暖化の影響も強いが、最近は使っていなかった、ここは裏六甲山・範囲で以前(20年も前だが、、、)全くの初心者
にアイゼンでの急傾斜、登行やアックスの初歩的な使い方からWアックスの基礎を講習するのに使っていた五箇所の秘密場所の一つで、通行許可を得て車で進入後、徒歩わずか、と取付きまで数分と言う条件が楽だったので、当時は頻繁に使っていた。裏同心も、マッタ-ホルンもガイドしたクライアントも、ここがアイスクライミング・デビュ-の場でもあり、今日ガイドした新聞記者が下山後に自分のトレ-ニングを終えて、ちよっと懐かしくて下山途中に藪を掻き分けて氷結を確認。

砂防堰堤・工事で周囲は全く環境が変わってしまい、表層の粘土層が斜面から剥離崩落しているので、昔の様に湧水箇所の幅も減少し、氷結斜面も全体に薄くなってしまったようだが、今冬の様な寒気が継続している条件下なら、初心者が手軽に遊べる場所として使えるだろう。
昔は、ツ-ルがミスヒットしても氷面の下が柔らかい粘土層だったので、とっても楽しい初級アイスクライミングが楽しめた場所=現在は、粘土層が見られず、普通の砂礫斜面みたいだった。

ちよっと周囲に注意をはらいながらアプロ-チを歩いている方なら、この時期ならば用意に発見できる場所。
こんな感じの場所なら、この山域範囲に多数存在。
先々週、講習で使用した氷結川床でのアイスウォ-クなんかも、そろそろメディア取材時に公開しようかと考えている。

アイスクライミング (無題)

2011-02-01 16:53:49 | Weblog
自宅から1時間ちよっと、身近な山でのアイスクライミング。
ただし、今冬のような良い状態に、いつでも出会えるわけではありません。

今日のコディション、氷質、厚みや傾斜、ラインを選べば八ケ岳「ジョウゴ沢F2」よりも
楽しめて、反復トレ-ニングで短いながらも垂直部を徹底して登り込めば、とっても有意義な
課題が楽しめます。今日は、ひっきりなしに入谷してくるハイカ-の皆さんが、滝下での記念
撮影を行う、合間と引き潮が引いたように取り付き付近に人がいなくなってる隙を上手に使って
12回ほど、最下部で右半身を僅かに滝からの飛沫で濡らしながら、垂直部を集中して遊ぶ。

さて、次ぎのチャンスは?今日から、急激に寒気も緩み、氷結箇所が痩せ細っていくでしょう。
上段、中段の落ち口範囲や右側の氷柱状部が水流で下層の岩場から剥がれ、気温上昇と合わさって
落下の危険が増大。
くれぐれも、滝下直下での記念撮影などでは御注意を。
自然は、きまぐれ、いつでも大丈夫と言う状態ではありません。
早い時間帯に観賞や撮影に、上がられる事を薦めます。

今日も、アイゼン等の未使用で氷結川床や古い、アイスガ-デン巡りコ-スで怪我人が
出たようです。蝦蟇滝、横の巻き道トラバ-ス箇所の凍った箇所に、ちよっと細いですが
補助ロ-プが設置されていましたが、末端固定の一つが怪しく危険な結束(結び方)だった
ので下山途中に、結び直し、凍結した部分をピックで削って、使えるように掘り出しておき
ました。

サンケイ新聞(全国版)明日、2月2日の朝刊に写真・記事が出る予定です。

2011-02-01 16:32:29 | Weblog
近年では最もアイスクライミング環境が良かった『七曲滝』

スクリュ-をセッティングすると、下層まで使用でき、抜け出で来る氷屑の状態を
観察すると、今日までに4回ほどの氷結形成が進んだ「寒気」が確認できました。
珍しく、ここで両手のアイス・ツ-ルのピックが一度も岩を叩かず、非常に快適
かつ楽しく氷で遊べました。
先週、中段アンカ-に残置したスリングを氷から、掘り出すのが一苦労。

2月1日 サンケイ新聞社『取材ガイドで裏六甲山・氷瀑アイスクライミング』

2011-02-01 16:25:46 | Weblog
朝一番、入山者は誰一人いない時間帯に滝下へ。
気温の上昇、予感通り氷瀑状態の最も良かったのは午前9時頃まで、今日が
今冬で一番、氷結・氷の厚みや幅共に見応えがあった最優良・状態だと思います。

『写真』 見事に氷瀑状態に氷結が進んだ、七曲滝