飽きたらごめんね。

目標400字

回り草

2018-09-15 06:52:01 | 音楽夜話



ミラクル・ゾーン(確か?)というTVドラマの
エピソードで見て以来そのアメリカ荒野を
回転しながら移動する草を「回り草」と呼んでたが
そう大きく違ってはいなかった。

エルトン・ジョン「タンブルウィード・コネクション」
架空の西部劇のサウンド・トラックというコンセプト。
10ccにもあった。
イギリス人はそういうのが好きなのか?
「ユア・ソング」の紹介を今野雄二氏が某音楽雑誌に
書いてた。
後年どんどんロックになっていくんだけど
これは端境期みたいで、カントリーぽくも
あり好みです。

「故郷は心の慰み」いい曲です。
ロッドもカバーしました。
二人はスティーム・パケットで同僚です。

いつのまにか少女は

2018-09-14 06:11:31 | 音楽夜話




時は、誰にも同じように流れる。
かつての天才少年も今では髪に白いモノが
目立つようになった。しかし彼はどんな時も
いい時も悪い時もその時の音楽に真摯に向き合ってきた。
10代の頃は、スティービー・ウィンウッド。
それ以降は愛称ではなく、スティーブ・ウィンウッド。
そんな彼の集大成がこのアルバムです。
スペンサー・デイビス・グループ時代の「アイム・ア・マン」から始まり
ブラインド・フェイス時代の曲、トラフィック時代の
「ジョン・バーレイコーン」やソロ時代からの
ヒット曲。
ああ、同じ時代を生きてきたんだなあ。
そう思うとなんだか感傷的になってきた。
今までもこれからもありがとう。


天使と小悪魔

2018-09-13 06:32:25 | 音楽夜話



中学生の頃はそんなに小遣いをもらえるはずもなく、
お年玉やたまにもらえるお祝いなんかを貯めといて
大事に使った。
でも、ジュデス・メリルの「年間SF傑作選」は買っていた。
そこでブラッドベリに出会った。

自分なりに偉大なロックのデビュー・アルバムを
考えてみた。
ベスト3に入れるだろう。
ケイト・ブッシュ 「天使と小悪魔」
東芝がつける邦題はとってもダサいが、これは別。
ジャケット写真も日本版が最高。
あっちの世界に半分足をつっこんでるPVも翔んでる。
なんという意表を突いたコード進行
なんという歌唱力。
ケルトの伝説を見た。

デイブ・ギルモアはシド・バレットの残像が浮かんだから
デビューに力を貸した。
若干19歳。

ブラッドベリの短編「霧笛」
ケイト・ブッシュ「嵐が丘」
同じ匂いがする。
恐るべきデビュー・アルバム。

ブレイク・オン・スルー・トゥ・ジ・アザーサイドだ。


煙が目に沁み、、、

2018-09-12 06:02:49 | 音楽夜話



9月2日の防災の日に、地区で避難訓練があった。
その一環として、灯油を燃やし消火器で消すという
訓練があった。
ピンク色の煙があたりに巻き上がるのをボーっとして
見てたら「どっかの馬鹿がフレーム・ガンをぶっぱなし」
のフレーズが脳裏に浮かんできた。
前置きが長くなりましたが、パープルです。
チープ・トリックとは違い、元々人気はあったのですが、
このアルバムで不動の地位になりました。

「ゼップのグルーブは横の乗りだけど、パープルのは
縦の乗りだ」と言った友人がいたけど、確かにそうですね。

ジョン・ロードの様式美あふれるハモンド・オルガンが永遠に
聴けなくなったのはとても寂しい。



兄弟げんかは世の常とはいえ。

2018-09-11 06:35:33 | 音楽夜話



ロック・バンドに兄弟がいると
ろくな事はない。
仲が悪くて。キンクスのデイビス兄弟。
CCRのフォガティ兄弟。
オアシスのギャラガー兄弟。
そして、ダイアー・ストレイツ ノップラー兄弟。
「悲しきサルタン」を最初に聴いたとき ディランの
「アイ・ウォント・ユー」を連想した。
ボーカルの声もディランみたいだし、ギターも
スカスカだけど、聴いてるうちに味があってね。
後年、ディランとも共演したので、やっぱりと思った。
シャドウズ 「ハンク・マービンの匂いもするね。

デビュ・ーアルバムのプロデューサーはマフ・ウィンウッド
スティーブ・ウィンウッドの兄。
兄弟でスペンサー・デイビス・グループに在籍してた。
仲のいい兄弟もいるよね。
ミック・ジャガーの弟クリス。
ポール・マッカトニーの弟 マイク。
マイクにはスキャッホールド名義で
「リリー・ザ・ピンク」の全英No.1ヒットがあります。


キンクス再結成するし、しょうがないか。

交通局からクレーム

2018-09-09 06:55:29 | 音楽夜話



シカゴ・トランジット・オーソリティとしての
最初で最後のアルバム。
シカゴ交通局からのクレームで自作からは、
シカゴ名義で発表されるようになったのは
有名な話。
しかし、プロデューサー 「ジェイムス・ウィリアム・ガルシオ」
凄いなあ。いきなり2枚組だもんなあ。
いくらバッキンガムズ BS&Tで実績あったとはいえ
新人のデビュー・アルバム。

3人のボーカリスト
ジミヘンも認めたギタリスト
複数のソング・ライター
凄いラインナップだったなあ。

「一体現実を把握しているものはいるだろうか?」
当時だからつけれた邦題だよなあ。

スペンサー・デイビス・グループの
(スティービー・ウィンウッド)のカバー
「アイム・ア・マン」最高
ジミー・ミラーとの共作だったんだね。

最も政治的であったのは、4枚目くらいまでか。
その後、テリーの事故死もあり
AOR化していく。

いつになったらオバさんに?

2018-09-08 08:12:42 | 音楽夜話



チー様です。
別格です。
彼女ほど、アルバムごとに表情を
変える人を私は他に知りません。
細野さんとコラボしたアルバムです。
行ってしまう夏を偲んで聴いています。
一番のお気に入りは、コシミハルとの作品
「アビアント」
けだるくボサノバのようで、サントロペを
連想させます。(行った事ないけど)

話は変わりますが、昨日はキース・ムーンの
命日でした。
彼女は世界4大ドラマーの一人でしょう。
他はリンゴ ムーニー ボンゾ。
あの正確無比なタイミング。
なかなかねえ。

セルフ・カバーでポンキッキーズのエンディング。
「さあ、冒険だ」をやってくれないかなあ。

黄色い髪の男

2018-09-07 06:15:27 | 音楽夜話



その若者がモロッコ北部のとある寒村を
訪づれてから、今年でちょうど50年
が経った。
現地の人から「黄色い髪の男」と
呼ばれた彼は、かの地の民族音楽を
採種していき、それから2年後
世界に向け、レコードとして
発表した。
若者の名前は「ブライアン・ジョーンズ」
レコード名は「ジャジューカ」
ブライアンは楽器はプレイしていない。
いわゆる「リミックス」をした。
ジェット・マシーンの音も入っている。
決してロックのアルバムではないが、
彼岸の世界に合法的に連れて行ってくれる
アルバムだと思う。
ジャジューカ村には、自分たちの音楽を
世界に紹介してくれた、ブライアンを
たたえる歌が存在するという。

ブライアンは殺されなかったら
(水泳の得意なブライアンが溺死?ありえないね)
偉大なプロデュサーになってただろう。
我が永遠のアイドル。
ブライアン・ジョーンズ。


手に入れるのに、48年かかった。

田舎暮らし

2018-09-06 12:29:36 | 音楽夜話



20歳くらいの頃、大人の漫画週刊誌
漫画アクションのライバル誌(どうしても名前が思い出せない)に
このジャケットが載っていた。
そいええば、キース・レルフの感電死を知ったのも
この雑誌だったなあ。
スコーピオンズの「バージョン・キラー」と同じくらい
衝撃的なジャケットだ。
右側の女性?は性転換した男性という説と
左側の女性の彼氏の妹という話もある。
肩幅の広さからすると、男みたいだけど
どうだろう?
まあ、どっちでもいいか。
当時はこのジャケットのため、店頭で買うことにためらいがあった。
今は簡単にネットでかえるから、いいよね。

ロキシーのアルバムの特徴だけど、
一曲目からガツンと「きます。
捨て曲はありません。
アバンギャルドのにおいを残しつつ、演奏のレベルも
上がってます。
中期の傑作アルバムです。

最近ロキシー多いなあ。
わかってますけどね。

コーランの響き

2018-09-02 09:29:08 | 音楽夜話




昔、イスラム教徒のバングラデシュ人
に頼まれて、ダイアルアップでマックを
インターネットに接続させる設定をした事が
あって、その時「コーラン」の朗読?の
CDを聴いた。
なんて美しい韻を踏んでるんだ。と思ったね。
よくわからないけど、直観でそう思った。

本名「ステファン・デミトリ・ジョルジオウ」
現在「ユスフ・イスラム」
当時「キャット・スティーブンス」
最初に聴いたのは後にミスター・ビッグもカバーした
「ワイルド・ワールド」
最近のライブで「悲しみのリサ」の時の
聴衆の感激のあまりの泣き出しそうな顔が
忘れられない。

「雨に濡れた朝」のピアノはリック・ウェイクマン。
サム・クックのカバー「アナザー・サタデイ・ナイト」が
ラストです。

妖鳥シレーヌ

2018-09-01 07:45:30 | 音楽夜話



ロキシーのアルバム・ジャケットは
美しいものが多い。
このジャケットを見ると、デビルマンの
シレーヌを連想する。
ギリシャ神話の一シーンみたいだ。
子供の頃見た「マイティ・ハーキュリー」ヲ
思い出すなあ。

まあ、サイレンのフランス読みがシレーヌだからか?
ジェリー・ホール そんなに、きれいでもないなあ。

1曲目は大ヒットした「ラブ・イズ・ザ・ドラッグ」
後期の曲に比べると アヴァンギャルドだね。
マッケイのサックスはボビー・キーズとは
全然違う、独特の効果音をいれるような
吹き方。

私的には5曲目「シー・セルズ」が気に入っています。
エディー・ジョブソン(元カーブド・エアー)との共作。
エディーは変人だけど器用貧乏。

このアルバムの後、一旦解散です。