昭和の遺物

これ何だと思います？
家庭用製麺機です。
奥さん実家所有のものです。
誰も住んでないので事実上
奥さんのものです。
これでうどんとかそば
ラーメンの麵とかを作ります。
数年前までは奥さんの実家で
年末とかに親戚がたくさん集まった時
これで蕎麦とか作ってくれました。
奥さんも子供の時から手伝っていたので
作るのうまいよと　自慢してました。
製作所によって田中式とか小野式とか
あるらしいです。
私の父方の実家にもありました。
夏休みに遊びに行くと冷や麦作って
祖母が食べさせてくれました。
夏休みの宿題の昆虫採集で行ったんだけど
虫を捕まえたら注射するための
注射器と２種類の薬をもって。
薬は一体何だったんだろう？
小学生が注射器ですよ。ちゃんと針もついてます。
まあ当時の小学生
ナイフやマッチ平気で持ち歩いていました。
親が子供にタバコや酒を買いに行かせてたころです。
とんでもない時代だよ。

むせび泣くギター

中学生の頃サム・テイラーのサックスって
おとなには人気があった。
歌謡曲のヒット曲を独特のクセのある
サックスで奏でる。
まだ演歌なんて呼び方のなかった頃の話。
バカでかいエイト・トラックが車に
搭載されてた頃。
何かの帰り道　商店街に置かれた
ラジオから流れていたこの曲。
テンプターズのデビュー・シングル。
フィリップス・レコードなので
ドーナツ盤用のアダプタは要りません。
独特のギター・ソロから
始まりリーダーよっちんのボーカルに
絡みつくハーモニカの音色。
あまり目立ってはいませんが
高久昇のべースと大口ヒロシのドラム
癖になりました。
タイガースとの違いはデビュー曲から自作。
外部作家より圧倒的によっちんの作った曲の方がいいよなあ。
秘密の合言葉たまりません。
タイガースはその気になれば
オリジナル・メンバーで再結成できるのに
テンプターズはもう二人しか残っていない。
残念だ。

月の裏の秘密（イワンのバカ）

あまり裕福ではなかった子供時代
まあ今でも同じだけど
家にあった絵本は
ぶんぶく茶釜が一冊だけ
表紙は今でも覚えているけど
たぬきが綱渡りをしてるやつ。
小説だとシートン動物期の
狼王ロボ
テレビは勿論ラジオも無かったから
本を読むしか娯楽が無い。
それで字を覚えたんだよな。
冬の夜は外で遊べないし。
鉄腕アトム　イワンのバカの巻
原題は月の裏の秘密　フフフ
１９５９年作　リアルタイムで読んだ記憶がある。
５歳だったのかあ。
アトム達が月にロケットで行くと
そこに何年か前に墜落して
地球に帰れなくなったソ連の宇宙船があった。
パイロットは女性中尉と
忠実なロボットのイワン。
女性中尉は死んでしまったが
命令を忠実に守ろうとしたイワンは
月のダイアモンドに目がくらみ
脱出しそこなった欲張り者を
ベッドに寝かせ世話をし続ける。
独りぼっちで月にいる絶望。
子供ながら感じるものがありました。

見果てぬ夢

小学校４年の時に
７０歳になった自分を想像すること
なんてなかった。
２０歳さえ遠い未来だった。
前回ビートルズとローリング・ストーンズが
アメリカでビルボード・トップ１０に
同時に入ったのは１９６４年らしい。
どの曲が入っていたんだろう。
当時のファンの少年少女が
まさか５９年後の２０２３年に
再度二つのバンドが同時に
チャート・インしてるなんて
思いもしなかった。
長生きはするもんだな。
両方のバンドとも創設者は
もうこの世にはいない。
ローリング・ストーンズ
２枚目のこのアルバムは１９６４年発売。
アメリカのチェス・レコードで録音された。
当時アメリカではイギリスほど人気が無かったので
起死回生の一発。
ジャガー＝リチャード名義のオリジナルは３曲。
５人の名義　ナンカーフェルジで一曲。
後にチェス・レコードの創設者の息子は
新設されたローリング・ストーンズ・レコードの社長に。

予期せぬ再会

ハード・オフへ１２ボルト３アンペアの
電源アダプタを
探しに行きました。
それは無かったのですが
レコード・コーナーのところの
一番手前にこれがおいてありました。
数日前フェイス・ブックの投稿に
インドネシアでこれを見つけて購入した
ってのを見たばかりでした。
値段は　値段は　なんと税込み３３０円。
噓でしょう。即購入で。
程度は結構いいです。
盤に傷とか歪みありませんね。
レコード番号から
初期版だと思われますね。
当時の値段で１７５０円。
当時ビートルズなんかだと２２００円くらい
だったという記憶があります。
ポリドール・レコード
他のレコード会社に比べると
レコードが厚くて重いって思います。
特に輸入盤と比べるとね。
コンセプト・アルバム意識してますね。
中学２年の時は敬遠してたけど
今聴くと結構いいね。
廃墟の鳩　ノアの箱舟。
反戦歌もあるし　なかなかだね。
トッポはこの後脱退。

この胸のときめきを

昨日ビートルズ公式ショップから
メールが届いた。
例の物は発送されたと。
佐川急便のHPでは9時３分時点で
配達中となっていた。
自宅庭師をしながら待っていた。
TVではニュースで流れていた。
ああ　リヴァプール
PVに貴重な映像が
ピートありがとう。君の事は忘れないよ。
夕方に届いたシングル盤
メイド・イン・ジャーマニーって
ハンブルグ？
レコード・レーベルは
NOW&THEN側はアップル
ラヴ・ミー・ドゥ側はパーラフォン
この宇宙の終わりは始まりって
ことでしょうか。　
クレジットはレノン＝マッカートニーではない。
ジョンの曲
ビートルズ盤はジョン、ポール、ジョン、リンゴ
で演奏ってかかれてた。
原曲はジョンが殺される２年位前に
作られたらしいけど
なんか自分でその事を予感してた
感じがする。
時世の句を連想するのは
僕だけかなあ。
鎮魂歌みたいな感じ。
久々の聴いたことのないジョンの歌
この寂寥感はなんだろう。