飽きたらごめんね。

目標400字

時の流れを超えて

2018-08-29 18:08:38 | 音楽夜話



キング・クリムゾンからスピンした
マクドナルド・アンド・ジャイルス
ジャケットの写真が好きだったが
当時の金無し高校生には、
それだけの理由で買えるはずもなかった。
ラジオで流れる事もないしね。
「ミュージック・ライフ」だけが
情報源だった。
星加さん、ありがとう。

今改めて聴いてみると、クリムズンの
一枚目ほどの前衛性はないですが、
レイド・バックしたプログレみたいで
心地よいですね。
一曲目には、スティーブ・ウィンウッドがゲスト
でキーボードをプレイ。
ラストの組曲が色んな要素がミックスされてて
おすすめです。

世紀の伊達男

2018-08-25 17:42:47 | 音楽夜話


女子高の美術講師(いいなあ)の職を辞し
ロック・バンドを結成したフェリー。
キング・クリゾゾンのオーデションを
受け、合格しなかったものの
ロバート・フリップの口利きで
デビューの道が開けたロキシー・ミュージック
およびブライアン・フェリーのベスト・アルバム

ジャケットも演奏も凝ってるよねえ。
「ラブ・イス・ア・ドラッグ」から「アバロン」
「煙が目にしみる」から「ジュラス・ガイ」
独特の音楽性がありますね。
でも、これベスト・アルバムなので
全体の流れはわかるけど、
じっくり鑑賞するには、無理があるか。
個々のアルバム・ジャケットも
凝ってるしね。

アンディ・マッケイのサックスは独特の
味わいがあってたまりません。

早すぎたオリジナリティー

2018-08-23 21:30:33 | 音楽夜話



あまりに独奏的すぎて時代が追いつけなかったバンド。
ジャックス
その名前は中学2年のとき買ったミュージック・ライフに
書かれていた「早川義男」の記事で知った。
書かれている事は中坊には難しかったが、「からっぽの世界」を
聴いたこともなかった。
ある日、偶然ラジオで聴いた。
オン・エアーされたのはたぶんその一回だけ。

何だ、これは。
こんなぞっとするような、とことん自分を追い詰めるような
歌詞はいったいなんだ。
こんなの今まで聴いた事ない。
もちろん売れる事などなく、すぐ解散。

ドアーズやベルベット・アンダーグラウンドを
彷彿とさせる内面性。
万人が理解できるものではないな。

ゴールドラッシュの始まり

2018-08-22 17:29:02 | 音楽夜話




今日のニュースによるとイーグルスのベスト・アルバム
「グレーテスト・ヒッツ 1971-1975」
のアメリカでの売り上げが3800万枚で
歴代トップになったそうです。

初めは少し野暮ったいカントリー・ロック・バンド
だったイーグルスを世界的なロック・バンドへ
方向転換させるきっかけになったのが、
この3作目。

途中からプロデューサーが「グリン・ジョンズ」から「ビル・シムジク」
に代わります。まあ、メンバーによるクーデターでしょうね。
大きくロックよりに方向転換しています。
そこら辺の話はグリン・ジョンズ著 「サウンド・マン」に
詳しくのっています。
結果グリンは2曲しかプロデュースしてませんが
そのうちの「我が至上の愛」彼らにとって
初めての全米No.1になったとは、皮肉なものですね。

なお、このアルバムの中の1曲
「マイ・マン」はバーニー・リードンが
フライング・ビリトウ時代の旧友
「グラム・パーソンズ」の事を歌ったものです。。

ブンブン暴れるリード・ベース

2018-08-21 06:10:52 | 音楽夜話



当時、全員ハーフなグループ・サウンドと
言われていましたが、実際ハーフだったのは
ルイズルイスただ一人。
日本のガレージ・バンドの先駆けのようなバンドです。
このアルバムのいとしのジザベルは
シングル・バージョンとは違っています。
中学1年の今頃ラジオから流れていたシングル・バージョン
の方に親しみがあります。
「銀色のグラス」のルイズルイスのブンブン」・ベース
は本当にすごい。ガツンと一発食らった気分。
「ジス・バッド・ガール」も涼宮ハルヒで使われたし
(暴れているとしか言えないベースライン)
後に巨人の星でも「オーロラ3人娘」がクールな恋を
カバー?してますね。

ヤング720か何かの番組に出た時
ミッキーがベースを、ルイズルイスがキーボードを
演奏していて笑ってしまった。
音は後からかぶせてるんだぜって主張したんだね。

爆撃機襲来

2018-08-20 06:26:15 | 音楽夜話



1950年代を思わせるファッション。
女性二人の独特のヘア・スタイル(原爆ヘアと名付けた)
キッチェでポップ 意外とカラフルな音楽性。
PVで見せたたこおどり。
B級でありながらユニークな存在。
「ロック・ロブスター」
隠れた名曲ですね。

男性メンバー一人をエイズで失うも
現在も四人で活動中。

西部開拓史 

2018-08-19 11:29:17 | 音楽夜話



リンダ・ロンシュタッドのバック・バンドから
発展していった彼らのファースト・アルバム。
西部開拓史の1ページ目。
ジャクソン・ブラウンとの共作で、
「テイク・イット・イージー」
高校3年の時、ラジオから流れてきて
ああ、いい曲だなあと思った。
ポコとか好きだったしね。
「ウィッチ・ウーマン」ことリンダも
パーキンソン病ガ進んでライブができない。
悲しいよね。

プロデューサーは(いつもシラフの)グリン・ジョンズ
カントリー・ロックも好きなんです。


今年の夏は。。

2018-08-18 07:51:16 | 音楽夜話



今年の夏は、殺人的な暑さだと
言われたので、あまり外へ行かず
ビールばかり飲んでいたら
突然秋になってしまった。
損した気分。

世間はアレサの訃報一色ですが、
この喪失感は凄いね。

この人の時の喪失感も
当時半端なかった。

ジャニス・ジョプリン 「チープ・スリルズ」
「サマー・タイム」の情感あふれた歌い方。
「イン・コンサート」収録のライブ・テイクもいいけど
こっちもかっこいい。
「ボール・アンド・チェイン」での最後の
一息まで声をだす唱法
まさに不世出

でも、ジャニスの笑顔は
屈託がなくて、ホント チャーミングだ。

若いけれど凄腕ばかり

2018-08-17 20:28:15 | 音楽夜話



いきなり「オールライト・ナウ」からスタートです。
ノックアウトです。。
ポール・ロジャース
ポール・コゾフ
アンディ・フレイザー
サイモン・カーク
皆 20代前半です。アンディは17,8か?
凄いとしか、言いようがない。
MR.BIG 曲名をバンド名にしましたね。
ロジャースの歌い方は当時オーティス・レディングのようでした・。
まさか後に日本のテレビ番組「夜明けの刑事」の
エンディングを歌うとは、本人も思ってなかったでしょう。

ポール・コゾフのラリッってない時のギターは凄い。
ドラッグなんてなければいいのに。何人も死んでしまった。
悔しいなあ。

バンド名はハードと並び、フーの次に短いですね。



乗っ取られたバンド

2018-08-16 12:28:44 | 音楽夜話



当時 ザ・バーズは危機に面していた。
困ったロジャー・マッギンはインター・ナショナル・サブマリン・バンド
からキーボード。プレーヤーとして
グラム・パーソンズをメンバーとした。
しかし、グラムは名うてのカントリー好き。
すぐに主導権を握り、このアルバムを発表した。

1曲目こそディランのカバーだったけど、残りは
カントリー一色。
名曲「ヒッコリ・ウィンド」も収録されてはいるが、
発表当時は賛否が分かれた作品でした。

今でこそ、カントリー・ロックの先駆けと
評価は高いですが。

グラムはこの作品のみで、バーズを離れた。

導かれた飛行船

2018-08-15 21:20:06 | 音楽夜話



中学3年で、高校の受験勉強を
少しはやらなければならんと思い
勉強の合間に地元ラジオ局の番組を聞いてたら
「胸いっぱいの愛を」が流れてきた。
一体これはなんだ。全然違うじゃあないか。
あまりの衝撃だった。


バンド名「レッド・ツェッペリン」
「導かれた飛行船」と勝手に呼んでたけど
「鉛の飛行船」だったんですね。
クリムゾンの「ポセイドンのめざめ」よりはいいか。

ジョンジーとボンゾ。
この二人のリズム隊は「飛行船」を好きな方向へ進める事ができた。

この曲を聴いたのが入試の3週間前だったので
高校には合格できた。



夜は千の目を持っている

2018-08-14 16:18:23 | 音楽夜話



ロックに興味などない息子が、
夕食の時に「今日、仕事中ラジオを聴いていたら
アメリカの歌手でトム何とかが
亡くなったと言ってたぞ」と教えてくれた。
えっ トムなんとか?まさかと思い
ネットで調べ、トム・ペティの訃報を知った。

ボブ・ディランのバック・バンドとしては来日したが
トム・ペティ・アンド・ハートブレイカーズとしては
もう二度と来日することはできない。

彼らの最後のアルバムとなり、初めてNo.1となった作品。
「アメリカン・ドリーム・プランB」がヒットしたけど、
「シンズ・オブ・マイ・コース」の
切なさが大好き。
リッケンバッカーとあの乾いた感じの歌声が好き
南部訛りもね。


発電所からずっと

2018-08-14 06:07:47 | 音楽夜話





デュラン・デュランからアンディとジョン
(テイラー姓だけど兄弟でも親戚でもない。)
シックからトニー・トンプソン
そして、ロバート・パーマーで結成されたパワー・ステーション
のアルバム。

サム・ライク・イット・ホットや
ゲット・イット・オンは大ヒットしたなあ。
当時は、カセットに録音して車の中で
よく聴いていました。
ゲット・イット・オンはパワーポップにアレンジされて
オリジナルとはまた違ったよさがあるよね。
なお、バンド名はパワーステーション・スタジオより。

1985年。
この年はあまり良い事がなかった。
何故か千葉の海岸にいた。
夏の海は独特の寂寥感があって
あまり好きじゃあない。

架空の映画

2018-08-13 10:00:12 | 音楽夜話




男4人だから10ccと、グループ名の
由来がまことしやかに言われてますが
どうやら都市伝説のようです。

このアルバム 架空の映画のサウンド・トラック
というコンセプトで製作されたものです。
トリフォーの映画に「アメリカの夜」というのが
ありましたが、触発されたのでしょうか?

「アイム・ノット・イン・ラブ」は大ヒットしました。
僕は3曲目「ブラック・メイル」の
リズム・パターンが好きですね。

「フォー・ユア・ラブ」 「ネアンデルタールマン」を
作った人達ですよ。
一ひねりも二ひねりもありますよ。
凝ってますねえ。

サイケな時代の置き土産

2018-08-13 06:08:08 | 音楽夜話




1965年の終わり頃から
1967頃までは、サイケな時代だったと思う。
LSDとかね。小学校高学年から中学生だったので
試してみたいなんて思わなかった。
今でも興味はないね。

そんな時代に発表された、ストーンズの
異色作。これはこれで好きですね。僕は。
「この世界に愛を」を収録しなかったのは
疑問ですが。

アップルがiMacのCMで使った「シーズ・ア・レインボウ」
美しい。セッションマン時代のジョンジーが
キーボードを弾いています。
バック・コーラスにはジョンとポールも参加。
「愛こそはすべて」のお返しでしょうね。

当初のジャケットは角度によって
見え方が変わる、浮き出るバッジみたいでした。

森高千里がアルバム「TAIYO」で使った
アイデアでした。