A Day in the Life

なんてことない普通の日常&SMAPさんのことを徒然に。

うつのお話 その8

2005-08-02 | SMAP
そうやってただ1日1日を生きてきたわけです。
1ヶ月単位くらいで波があるので、よくなったり悪くなったりを繰り返しました。

いちばん酷かったのは2年前くらいの年末。
もうダメ、と思ったその日は大晦日。
SMAPさんが世界~で大トリを務めた年です。
歌う前に一人ひとりがメッセージを伝えた姿を見て、大泣きに泣きました。
特に中居さんの口から「命」という言葉が出たとき。
そのとき私は人生最大のピンチをSMAPに救ってもらったと思っています。

元々人見知りだった私ですが、思い切って1人でプライドの番協に参加してみたり、ネットで友だちになった人と観覧に行ったりして、違う世界も見ることが出来るようになりました。
親友だった彼女とは連絡が途絶えていましたが、結婚するというメールを最後にまったく音信不通になりました。

その後、彼女が彼女の友だちや彼氏の友だちと合コン三昧で遊んでいること、彼氏にべったりで見ているほうが引いてしまうこと、などを噂に聞きました。
私はずっとその2人のことが引っかかっていましたが、その2人の結婚式を境にふっきれました。
彼女が実家を離れ近くにいなくなる、という安心感があったのかもしれないし。
私が悪いのかもしれないという罪悪感から放たれたからかもしれないし。
ともかく、心がすっと軽くなる気がしました。

不思議なことに、それまでの1年間ほど肌荒れが異様に酷かったのに、見事に治り、睡眠障害や摂食障害、パニック障害もほぼなくなりました。

今では普通に生活できています。
たまに大きな不安に襲われるときもありますが、なんとかこらえてます。

いつ再発するか…と考えると正直怖いですが。

こうやって、過去を振り返ることができただけでもな感じです。

これからものんびり生きていけばいいかなーと思う今日この頃です。


辛いことがある人、苦しいことがある人、生きていたくない人。
そう思うことは特別なことでも不思議なことでも何でもないと思います。
未来が絶対明るいとか、世の中すべての人の夢が叶うとか、必ず幸せになれるなんてことは、たぶんないと思います。
そういう慰めに私はどれだけ縋ったかしれませんが、結局は人生そんなに甘くないです。
でも、何かを食べておいしいと思えたり、誰かと話して楽しいと思えたり、些細なことでもふっと笑える瞬間があれば、人生まだまだ捨てたもんじゃないと思います。

もうダメだと思ったら、とりあえず明日まで生きてください。
明日が今日になってもやっぱり今日が辛かったら、また明日まで生きてみてください。
きっといつか、昨日より楽な自分に気付くはずです。

究極の後ろ向きかもしれませんが、人生1度だけで、死んだら終わりです。
いろんなものを積み上げても、死ねば終わり。
人になんと言われようと、人と比べて劣等感を感じても、自分の人生は自分のものだから。

コメント
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