『5億から120億!東京で、倍返しなるか本店に異動した半沢は巨大な敵と戦う!!』
内容
半沢(堺雅人)が東京中央銀行大阪西支店から、本部営業部次長に栄転して1年。
実績を積み重ね、存在感を示すようになっていた。
そんなある日、内藤寛部長(吉田鋼太郎)から呼び出しを受ける。
大和田常務(香川照之)が会食をしたいと言っているという。
3度目ということもあって、断り続けた半沢も内藤の顔を立てるしか無かった。
そこで、半沢は、大和田の言葉に愕然とすることになるが。。。。。
そんななか、内藤部長から、老舗の伊勢島ホテルの再建を命令される。
200億の融資をしたばかりだったが、運用失敗で120億の損失があるらしい。
なぜ自分が?と言う半沢だったが、中野渡謙(北大路欣也)頭取の命令だという。
回収不可能と言われた5億の損失を取り返した実績を買われたからではと、
内藤は言うが。。。。金額がふた桁も違った。
そのうえ、2週間後には金融庁検査があり、回収懸念を指摘されれば
1000億以上の引当金が必要で、銀行が破綻しかねない懸念材料だった。
半沢は部下の小野寺順治(牧田哲也)とともに伊勢島ホテルを訪ね
専務・羽根夏子(倍賞美津子)を問い正すのだが、
不備があるにせよ、見抜けなかった銀行にもあると受け付けない。
その後、本部の伊勢島担当で同期の時枝孝弘(高橋洋)から思わぬ事実を知る。
羽根専務は資金運用により、社長になろうとしたフシがあるという。
ただ表向きは、社長の湯浅威(駿河太郎)の指示で仕方なく運用と言うことに。
その部分を見抜けず、200億を融資してしまったと言うことだった。
サブバンクの白水銀行は、運用損失を見抜き、融資を拒否していた。
前担当の京橋支店からの引き継ぎをシッカリしていれば、
こんな事にはならなかったと、時枝は後悔を口にする。
半沢は、京橋支店を訪ね、前担当の古里則夫(手塚とおる)から事情を聞くが、
時枝に全部引き継いだと言うばかり。
そんな折、渡真利(及川光博)から白水の融資本部に
学生時代の友人・油山(木下隆行)がいることを知る。
その油山から、伊勢島の元経理担当の戸越茂則(小林隆)を紹介される。
半沢は、戸越から信じられない事実を知るのだった。
戸越は、伊勢島の不正を、白水と東京中央の担当者に告発したという。
だがそれが真実なら、
古里がなんらかの理由で内部告発を握りつぶしたということだった。
敬称略
前回と繋がっているけど、1年経過していることもあって
完全に“第2章”なんですね。
ほぼ、これまでの話の説明も無く、。。。。かなり思い切りましたね。
コレは、ホントに凄いことかもしれません。
実際、“数字”を持っていることを考えると、
よくあるドラマのように、無駄に“これまでの話”で時間つぶしをしてしまうと
数字に反映されているファンまで、逃げられる可能性がある。
それこそ、本末転倒。
こうなると
思い切って“新章”にして、描ききる方が、賢明だと言うことだ。
一週飛んだため、どうなるかと思いましたが、
評判を聞き今回から見始めても、以前から見ていても
十分に楽しめる話になっていたと思います。
まあ、、、1つ問題があるのは。
目的が、金の回収だった“前章”に比べると、若干複雑な印象がある事ですね。
いろいろと説明はなされていますが、
今後の描き方次第。。。ってところかな。
今までの描き方からすると、
明らかに無駄なネタも盛り込まれそうですし。。。。
前回も今回も、カタチが同じなんですね。
あとは、ちょっとした過程だけか。
今回だけを見れば、かなり良い感じだったんですけどね。
さて、どうなるかな。