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BS時代劇『陽だまりの樹』 第四回 異人との遭遇

2012年04月27日 20時44分58秒 | 2012年ドラマ
『異人との遭遇』

内容
大地震で、おせき(黒川芽以)との約束を守れず
町の人を救うため、ゴロツキを斬った万二郎(市原隼人)
師・藤田東湖が亡くなったこともあり、ショックを受けていた。

一方、大坂では、適塾の原田磊蔵(大地泰仁)とともに、
奉行所の役人の便宜を受け、急死した女郎の腑分けを行った良庵(成宮寛貴)
適塾を訪れ、緒方洪庵(緒形幹太)、福沢諭吉(崎本大海)らと出会う。

そんななか、家老の佐伯(綾田俊樹)から呼び出しを受ける万二郎。
大地震における活躍を、老中の阿部正弘(石橋保)が聞き及んだようで
面会を許されたのだ。
父・千三郎(西岡徳馬)とは違い、賢く生きるよう佐伯から注意を受け、
面会に挑むのだが、、、、、つい万二郎は、血気盛んに持論を。。。

そのころ、種痘所で洪庵たちと種痘を行っていた良庵。
そこに、痘瘡の疑いのある患者の知らせが入る。
洪庵と良庵は、蜷屋膳右衛門へ会いに行ったところ、
すると湯治で痘瘡が流行っている九州から帰ったばかりだと分かる。
店の者も含め種痘をするようにと告げるが、渋る膳右衛門。
すでに、お悠という女中が休んでいると知り、訪ねたところ、すでに発症。
平太と一緒だったと分かり、良庵は説得を試みるが。。。。

同じ頃、阿部に気に入られた万二郎は、下田奉行所行きを命じられる。
アメリカからの使節団に斬り込むかと思われたが、
下田奉行・井上清直(坂西良太)に命じられたのは、使節団の警固だった!!
まったく納得出来ない万二郎だったのだが、、、、、

敬称略



今作。ほんと楽しいですね。

大坂で、痘瘡撲滅に奮闘する良庵。
ちょっとした失敗をしてしまい。。。。学習。

一方で、
夷敵を打ち払うつもりだったのだが、
なんと、使節団の警固をすることになった万二郎!


良庵、万二郎、それぞれのキャラがシッカリ描かれながら、
『時代』そしてふたりの喜怒哀楽を、見事に描ききったと言えるでしょうね。

ただそれだけでは、“普通の歴史ドラマ”。

今作は、ふたりのキャラが際だっていることから
青春群像劇として、十分に楽しめる内容になっている。

小ネタも良い感じだし、
2つの物語が交錯しているのが、秀逸。

ほんとうに、素晴らしい。


“BS時代劇”枠で作られている時代劇は、

どの作品も、本当に楽しいですね。


こういうカタチの時代劇があっても良い。

ということを見事に提示していると言えるだろう。

もしも、
この枠の作品のような時代劇が、地上波でも普通に放送されれば、

間違いなく時代劇は復権できるだろうね。

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第四回