『天地鳴動』
内容
大坂へと旅立った良庵(成宮寛貴)に、
抜け駆けはしないと約束した万二郎(市原隼人)は、
おせき(黒川芽以)への想いを胸に、
おせきや、良仙(笹野高史)の警固を続け、堅物ぶりを発揮していた。
そんななかでも藤田東湖(津川雅彦)のもとを訪ね、後学のため励む万二郎。
一方、大坂の良庵は、勉学に励むつもりだったのだが、
つい悪いクセが出てしまい、夜の新地へと繰り出してしまう。
そこで、十三奴(江口ナオ)という女郎と出会うのだが、
急な腹痛で苦しみはじめる。
が、“蘭方医”の良庵は、手を出すことが出来ず、
かかりつけの医師・猪河玄昌(赤星昇一郎)に診てもらうのだが
良庵の見立てを無視し、かたくなに自らの見立てに固執する玄昌。
同じ頃、良仙は、名だたる蘭方医らとともに種痘所の設立の話し合いをしていた。
そんなとき、突如、大地震が発生する。
万二郎は、両親の無事を確認後、藩邸へと向かい、殿の無事を確認。
直後、おせきの寺へと向かうが、すでにおせき親子は避難済みだった。
そこに火事から逃れた群衆が押し寄せてくる。
万二郎は、火の手が回らない場所を考え、群衆を誘導。。。。
そのころ、玄昌の治療の甲斐も無く、十三奴は絶命。
万二郎は、原因を知りたいと腑分けを考え、
やってきた品川という同心に訴えるのだが。。。。
敬称略
主人公2人が、江戸と大坂に別れてしまいましたので、
どうなるかと思っていましたが。
それぞれに、シッカリとイベントが用意され、
それぞれの思いの丈、、、、信念を、それぞれの道でぶつけた印象ですね。
もう少し薄くなってしまうかと思っていましたが、
信念が明確すぎるほど明確だから、スッキリ感があって、
面白かったですね。
なんていうか、、、まさに時代劇!って感じだろうか(笑)
ただ、
そういったイベントだけで無く、次へ繋がるネタフリまでなされているのが
見事だと言えるでしょうね。
気になるのは、やはり二分割されていることかな。
いずれひとつになっていくのでしょうが、
描き方次第で、散漫となるだろうし。
ここからが、正念場。。。である。
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第三回