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早海さんと呼ばれる日 第10話(最終回) 何より大事なものができました

2012年03月18日 21時50分23秒 | 2012年ドラマ

『何より大事なものができました』

内容

“優梨子といると、自分がダメな人間に思えてくる”
恭一(井ノ原快彦)の言葉で、
優梨子(松下奈緒)が家を出て行ってしまった。
恭一たちは、実家などに連絡を入れるが、見つからない。

そんななか、早海家にリフォーム詐欺の椎名(尾上寛之)が
強面の男たちを連れてやって来る。
恭一は50万を手渡し、これで収めて欲しいと伝える。
だが研二(要潤)が金を取り戻そうとして、恭一とケンカに。
それでも恭一は金を渡すと、椎名たちは帰っていくのだった。
恭一「こうするしか、しょうがねえだろ!」
すると金を手渡したことで、
父・恵太郎(船越英一郎)が騙されたことになると言う研二。
それでも「言いたいことを言えば良いってもんじゃない」と伝える恭一は、
自分が優梨子に言ってしまったことの後悔を口にするのだった。

やがて優梨子は、事情を知った陽子(古手川祐子)から連絡を受け、
2人で会うことに。。。。

一方、早海家には馨(中丸雄一)から事情を聞いた満智子(かとうかず子)が、
拡(中原丈雄)とともに、やって来ていた。
そして恵太郎、恭一たちと向き合い。。。。。。

敬称略


総括気味で。


前回、遂に出て行ってしまった優梨子。

優梨子の大きさを実感する早海家の面々。
一方で、優梨子も、苦労を知る陽子に応援され。。。。

って感じだ。

まあ、

この手のホームドラマなら、定番ですね。


いままでのことを組み込みつつ、後悔を口にしたり。

最終的に大団円のための大事件ですので

まとまるのは分かっているのだが。

それでも、
いままで、けんかをしていなかった恭一とのトラブルから、

最後の最後は、気持ちをぶつけ合って解決。


一部中途半端なままで、ちょっと強引さはあるけど、

そこそこ綺麗にまとめきったという感じかな。



結局、気持ちをぶつけるか、、アドバイス。。なども含めて、
最終回が、もっともカタチとしては、オーソドックス。

実際、そういったのが見えないところがあったため、
それなりの楽しめているのに、
どうしても、妙な中途半端さがあったのが今作なのだ。


たとえば、気持ちをぶつけるかどうかにしても。

主人公からの言葉が飛ぶことは、有っても良いのだが、
問題は、特にアドバイスなども無く、言葉が飛んでいることなのだ。

本来は、主人公が困って、解決したいと思うからこそ
その解決のために、アドバイスがあって、、、アレコレと行動。

それが流れのハズ。

しかし今作は、解決したいと思って、行動することもあればしないこともある。

早海家にとって、部外者だからこそ言えることがあるハズ。
早海家に馴染もうとするからこそ、言えることがあるハズ。
それでも言えなければ、アドバイス。。。。のハズなのだ。

このあたりの一貫性がないため
問題を起こした張本人が、自己解決しているように見えている。

その結果。。。。じゃ。。。主人公必要無いんじゃ?なんていう印象になるのだ。

陽子、満智子など、、使えば良いアイテムを使わなかったことが
この妙な状態を生んでしまったと言えるだろう。


細かい事を言い出せば、
1話毎のエピソード自体にまとまりがなく、アレコレ描いたことで散漫さを生み、
一貫性の無さと相まって、妙な崩壊状態になったのでしょうね。

最終的にも、それぞれがホントに変化が生まれ、まとまったのか少し微妙ですし。

物語自体は悪くないのだが、もう少し丁寧に詰めて、絞り込んでいれば、
もっとテンポも生まれて、面白かったでしょう。

極論を言えば、父まで混ぜるなら、もう2人少なくても良かったカモね。

っていうか

基本設定が、『母が出ていった』なのだから、
そこからもう少し広げても良かったんじゃ???

おしいところ行っていたのになぁ。。。。


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第10話(最終回)