『枯山水殺人!作られた密室、描き直した紋様の秘密…』
内容
作家・布施秋霜(長谷川初範)の屋敷の中庭で、男性の遺体が発見される。
駆けつけたマリコ(沢口靖子)らは、異様な光景に衝撃を受ける。
中庭の枯山水にある大きな石の上で発見されたのだ。
しかし、枯山水の敷石には全く乱れが無く、足跡が無いことから、
犯人が足跡を消し、元に戻したと考えられた。
その後、遺体の身元が判明。作庭家の壁谷多聞(伊藤洋三郎)だという。
弟子の有田弘道によると、壁谷の幼なじみ・布施に依頼されたらしい。
出版社の編集者・牧本圭一の話では、普段、布施が住んでいない別宅だという。
土門(内藤剛志)らは、布施の自宅マンションへと向かい、
布施から事情を聞くことに。
作家を引退予定であり、妻・美凪(渡辺梓)と暮らすため、
枯山水を作ってもらっていたという布施。
犯行時刻には、バーでひとりで飲んでいたと言うことだった。
早月(若村麻由美)による解剖などで、
被害者の壁谷が、石に頭を打ち付け亡くなったと分かる。
また手首からは化粧品の成分らしきモノが検出される。
そんななか、有田が証言する。数日前に、壁谷と美凪が言い争っていたと。
“ゆうこ”と口走っていたと言うことから、調べてみると。
10年前、布施の娘・友卯子が、家族旅行先で事故死していた。。。
かつて美凪は、作庭家を目指していたらしく、
状況証拠は全て美凪に向いていたが。。。。。
敬称略
今回は、戸田山雅司さん。
そのためか、“さすが!”と思えるような、“らしさ”がたくさんありましたね。
なんていうか。。。独特のコミカルさですね。
ドラマの内容自体は、若干、、らしくありませんが。。。ま、楽しいのでok。
それ以外にも色々ありましたね。
かなり強引な主人公・榊マリコ。。。なんてのも、
マリコらしい独特な感性の表現であり、今作の“らしさ”
科学捜査の表現だけでなく、
ほんとは、これらの“らしさ”もまた《科捜研の女》のオモシロ味の1つ。
最近、ベタな刑事モノになりかけてしまっていることが多かった今作。
初期の少し硬いモノから、人気を博すようになった原点へ。
もしかしたら、原点回帰の一歩かも知れません。
実際、枯山水を利用するなどして、雰囲気作り。
この“枠らしさ”を表現してきたことも、今回の面白さかもね。
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第2話