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連続ドラマW『贖罪』 第3話 くまの兄妹

2012年01月22日 22時51分25秒 | 2012年ドラマ
第3話『くまの兄妹』

内容
矢部刑事(嶋田久作)から警察署へ呼び出された麻子(小泉今日子)
亡き娘の友人・高野晶子(安藤サクラ)が話をしたいという。

面会が始まると。。。。いきなり晶子は告げる。
「これで償いは、果たしたと言う事ですよね?」と。


そして15年前の話を始めるのだった。

洋子おばさん(平田敦子)から洋服をもらった晶子(菊池和澄)
エミリ(木村葉月)と服の話をしたという。
その後、死を麻子に報告した晶子は、服を汚してしまった。
兄・幸司(井之脇海)は、慰めてくれるが。。。。
「身の丈に合った服を着なかったから、こんなことに」
父(諏訪太朗)母(高橋ひとみ)の言葉は晶子の心に突き刺さる。

自分のせいでエミリは死んだのでは??と思い込みはじめ
ついに晶子は、ひきこもりとなってしまう。
なんとか、母の手伝いをするなどして、外界との接触はあったのだが。

。。。。兄・幸司(加瀬亮)が
結婚したいという女性・高野春花(内田滋)と連れ子・若葉(藤井奈々香)を
家に連れてきたことで、微妙にバランスが崩れ始める。

はじめは幸司が実家に来たときに、若葉の面倒を見る程度だった晶子。
その後、徐々に打ち解けていき。
あるとき、兄・幸司から、東京の家で若葉の面倒を見て欲しいと依頼される。
心底信頼出来るのは晶子だけだと。

そして東京で幸司が仕事をする廃工場で、若葉の面倒を見て親しくなる晶子。
やがて、春花とも親しくなっていき、
ある日のこと、、、、綺麗な洋服をもらう。

その服を着て、晶子は若葉と買い物に出かけたのだが、
兄・幸司の思わぬ姿を見かけてしまい。。。。。。。

敬称略


私はくま。くまはくまでないと、罰が当たる。



15年前の事件は、1人の少女の心に傷を負わせる。
あのとき、身の丈に合ったことをしなかったばかりに事件が起きてしまった。

そのトラウマで苦悩する少女は、やがて成長し。。。。

心に傷を抱えたまま、新たな気持ちも芽生え始めていた。

「もしも同じコトが起きれば、私が守ってあげる。」

やがて、少女にとって“同じコト”が起きてしまい。。。。。。。。。


って感じだ。



なんていうか、凄いお話ですね。

心の傷。。。それから立ち直ろうとした女の話である。

先が見えていても、あまりに衝撃的。

結局、悲劇ではあるが、幸せを手に入れることが出来たのだ。

晶子も。。。そして若葉も。


真相は曖昧ではあるが、こういった事件の起き方も、良いものですね。

前回、前々回とも、ひと味違う感じですし。


ただ気になったところがあるとすれば
麻子の態度が、前回、前々回に比べると攻撃的すぎること。

たしかに、“麻子のせい”的な部分も見え隠れするので、
麻子が言うように、逃げに見えて、怒るというのも分かるが。

ちょっと印象が違いすぎる感じですね。
特に、前回とは大幅に違う印象があります。

ここさえ無ければ、もっと楽しめたかもしれません。


ま。1つの事件を描いた物語としては、悪くなかったとは思いますが。。。




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