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京都地検の女(7)第9話(最終回)vs完全黙秘の女

2011年09月15日 20時59分11秒 | 2011年ドラマ

『さよなら鶴丸検事!vs完全黙秘の女!夜の鴨川殺人の裏の裏…』

内容
ある日のこと、半年前に定年退職した元京都府警刑事・平林征志郎(渡辺哲)
と再会するあや(名取裕子)
今でも成増(寺島進)と追いかけた、未解決の事件を、、、ひとりで追っていた。
久々の再会に、あや、成増とともに、酒を酌み交わす平林。

が、数日後。鴨川で平林の溺死体が上がる。
平林の話から、犯人を割り出したような口ぶりだったため
あや、成増ともに、捜査の続行を勧めていたため、責任を感じる2人。

1年ほど前、会社員の樺山貴明が、頭部を殴られ、数日後亡くなった柏公園事件。
人間関係のトラブルもなく、目撃情報もなく、未解決のママだった。

そんななか、平林が、死の直前に女性と会っていたという目撃情報が上がる。
現場近くのバス停留所で降りる
喫茶店“薫風”の店員・北原さと子(中原果南)と平林が、
乗客達に目撃されていた。
防犯カメラの映像にも、、、2人が一緒にいるところは映っていた。
ただ、なぜ、人気のない川べりにいたのかが分からない。
あやは、送致されてきたさと子から話を聞くと、
会っていたことは認めたが、それ以上話さず。
何かを隠していると、あやは感じ取るが。。。。

一方で、成増は、平林が持っていた地図がなくなっていることに注目。
川べりでひとり。。。地図探しを始めていた。
その思いを受け、池内(益岡徹)美波(大塚千弘)も協力し。。。。

その後、さと子の部屋を捜索するあやと斉藤(小林きな子)は、折り鶴に注目。
遠野千鶴という女性が、不登校の子供たちのために開いていた折り鶴教室。
さと子は、教え子だと分かってくる。
昨年病死した千鶴のために千羽鶴を折っていたらしいが、
なぜか、今も、、、折っていた。
一体、誰のために??

やがて、りん(脇沢佳奈)も、、、成増らに協力し、地図を発見。
付着していた指紋から、山際久史という男とトラブルがあったと判明し、
平林の死については解決する。

ただ、あやは、どうしても、さと子が気に掛かる。
柏公園事件と繋がる何かがあると感じ、平林の地図をもとに調べはじめたところ、
地図の印の場所で、さと子が目撃されていた!!
直後、、、、樺山もまた、千鶴の生徒だと判明。
ようやく接点が見え始める事件。。。が。。。。。


敬称略



ついに、最終回。

今シリーズは、かなりの変則的な放送だったので
正直。。。。


もう?

そんな印象もあるのだが。。。2時間もあったし。
こんなところでしょうね。


さて、お話は、

旧知の元刑事が殺された!
未解決事件を追っていたと分かるが。。。。

そんな感じである。

事件自体は、この手の作品で定番ですね。

特に文句はない。

今回のお話に特徴があるのは、
“鶴丸あや”というキャラクターを“発端”に使い
そして、、、当然、、、“解決”に使ったことである。

ドラマとして、当たり前のことではあるが、
こういった事をシッカリ描かれると、面白くなると言うモノ。

最終的に、、、平林も良い感じのエピがあったし。

なかなか良いお話に仕上がっていたと思います。

りんを重ねてきたのも、
今シリーズのテーマのひとつだったし、良かったですね。
成増と平林達を絡めているのも、よく作られている部分。

事件の結末も、、、、良い雰囲気でしたし。

最終回。。。有終の美を飾った。。。ってところでしょう。


気のせいか、、、“京都地検”というより“迷宮案内”の匂いに近いが
ま。。そのあたりは、良いでしょう。


ドラマ全体を見て。
2シリーズほど前から、リニューアルがはかられ、
前シリーズでは、カタチも決まり始めた今作。

今シリーズを通して、特に大きな不満はなく、
どのエピソードも、シッカリと描いて来た感じだ。

わずかに疑問が有るのは、“あやのらしさ”が若干薄くなり、
なんとなく、雰囲気で魅せるようになってきたことでしょうね。

たしかに、悪くはないのですし、
たま~~~~に、“らしさ”のあるエピもあったので、
これはこれで良いと思うのですが。

“らしさ”で、、、爽快さを感じていたのも事実で。

ドラマとしては十二分に楽しめてはいるモノの、
ある種、勧善懲悪物語だった今作の魅力が
微妙に薄くなってしまっているのは、どうしても気になってしまうところだ。

ドラマは、ホント、良く出来ているんですけどね。


そして、もう一つの疑問を。

今シリーズから、新キャラで女刑事が投入された。
序盤こそ、、、多少利用された雰囲気はあったが、
その後は、池内に近くに居る程度で、それ以上では無くなってしまった。

まだキャラが定まっていない感があるためだろうが、
次作で登場するなら、もう少し、詰めて欲しいモノです。

斉藤さんが、良いポイントになり始めているだけに、
期待したいんですけどね。


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第9話(最終回)