モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

1989夏*北海道*19*涙岬

2010-11-14 10:30:35 | 1989年*夏*北海道

~1989年・夏・北海道の旅~

朝、根室からジープで霧多布へ、そして午後は、

レンタサイクルで霧多布から厚岸方面へ10数㎞の知られざる名所、

「涙岬」へ向かいました。

当時、涙岬はほとんど口コミの観光地(?)だったので、

駐車場もなく、

注意しないと通り過ぎてしまうかもしれない・・・と聞いていたので、

急ぎつつ、尚且つ注意しながら、自転車をこぎました。

道道1020号線は思ったよりも起伏があるように感じ、

琵琶瀬展望台で霧多布湿原をみたあとは、

ひたすら目的地までまっしぐら

幸いなことに、8月なのに道東の気候は暑くなく、

自転車を漕ぐのにはちょうどよかったように思います。

そして・・・道路から少し空き地があるところが目印と言われていたとおり、

涙岬の入り口に到着

涙岬はその岩の形が、

女性の横顔に見えることから知られるようになったそうです。

そのいわれについては、割愛させていただきますが、

自分も旅がこれで終わるし、なんとも物悲しい気持ちに・・・。

ようやくここまでたどりついた、という気持ちと、

霧多布までまた戻らなくては・・・と、気も急いていて、

感慨に浸るのもそこそこでございました。

ちなみに、涙岬では自分以外に人はいなくて、

起伏を利用してオートシャッターで自分も入れてしました。

涙岬から霧多布までの帰り道はあまり覚えていないのですが、

霧多布に近づいてから多少時間に余裕も見えてきたので、

霧多布湿原の遊歩道でも歩いてみようかと、

うろうろ探しましたが・・・、

見つからず・・・、

人に聞こうにも人通りもなく、看板も見当たらずで、

結局、心残りのまま、あとにしました。

霧多布からJR浜中駅までバスで移動し、

そこから厚岸駅へ・・・その夜は厚岸のYH(ユースホステル)に宿泊。

前日に満室ぎりぎりのところで予約が取れました。

YHでは旅の最後の宿泊地になるわけで、

荷物の整理などをしているうちにすぐに時間が過ぎ、

疲れもあって、あっという間に寝てしまったように思います。

簡単に旅日記もつけていましたが、この日はあまり書いていません。

翌日は北海道を離れる日・・・。

もっとゆっくり回りたかったけれど、

学生の身の上、金銭的にも、スケジュールの上でも、

JRの20日間周遊券はよくできておりますね。 ~あと少し続く~


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