モアイのためいき

日々のこと・ハンドメイド・若い頃の旅など

売れなかったバッグの行く末は・・

2009-04-13 23:04:18 | 布小物
布小物をお店に持って行くときは、「売れるかな?」と思いますが、
それは「=お金になる」ということよりは、
「人に気に入っていただける布合わせやデザインができた」という喜びが大きいためです。

さて、売れなかった場合・・・フリーマーケットやオークションに出品していた時は、
おかげさまであまり売れ残りがなく、あったとしても、
自分が使ってもいいような作品を作っていたので、気にしていませんでした

お店に出すようになり、基本的に自分の好きな布合わせで作るけれども、
それ以外にも、「こどもが好きそうな色使い」とか、「若いママたちが喜びそうな」とか、
「季節を取り入れる」とか、今まで以上に考えるようになりました。
           
出品しているお店には、何名かほかにも作家さんがいらっしゃいます。
作風がそれぞれあるので、とても勉強になります。

先日たまたまお店に行った時は、私が作ったきんちゃくの柄が気に入ったけど、
大きさは別の作家さんのきんちゃくがいい・・とおっしゃるお客様に遭遇。
商品棚に隠れるようにして、会話を聞いてしまいました。

時期的に体操着入れのつもりで作ったきんちゃくでしたが、
大きさの感覚がすっかり鈍っていたのか、小さかったみたい

お店の店長さんは、手作り品は、売れなくても置いておいてくれる・・
というスタンスなので、返品はないのですが・・・

自分で作っておきながら、どうしても気に入らない作品になったバッグが、
半年ばかりお店にあったので、自分で引き取ってきました。

なぜ気に入らないかというと、
使った布がカーテン専門店で売っていた端切れなのですが、
買ったときは品質もしっかりしていて、綿素材で、好きな色合いだったのが、
仕立ててみると、どうもカーテンぽさが抜けな~い

お客様にもその気持ちが伝わるのか売れず・・
見るたびに自己嫌悪に陥るので、引き取ってきてスッキリしました~
カーテンぽいバッグ・・・私も使いたくない・・・作ってゴメン
コメント
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