はじめのことば
だが、人々が直面しているのはつねに「過去をひきずった今なのである」
安克昌(あんかつまさ)
核を持てない日本
「核なき世界へ、ともに進もう」
広島平和記念資料館にG7首脳が勢ぞろい、絵になります。
議長国のホスト役岸田首相の"どや顔"が印象に残りました。
「核廃絶」お題目だけ、各国首脳が自国に戻れば、広島の話し合い、"何のこと"とぼけるのが関の山、日本だけが真剣に宿題に取り組むのが、今までのパターンです。
オバマ元米大統領の広島訪問は今でも鮮明に覚えています。核廃絶を唱え、ノ-ベル平和賞も授与されました。あれから何年たったのでしょうか?現状世界の核状況は当時と変化ありません。ロシアがウクライナへ核を使用するおれがあると報道もされてます。この先はどうなるのでしょうか?
核なき世界へ第一歩を 被爆者が見つめたG7の資料館訪問:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE19DYK0Z10C23A5000000/
バイデン氏「核のない日へ共に進もう」原爆資料館で記帳:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2012D0Q3A520C2000000/
日本周辺国、中国、ロシア、北朝鮮は核保有国です。核落とすぞと恫喝されれば、日本は何の抵抗もできません。ロシアがウクライナとの戦争で核をちらつかせれば、ウクライナは沈黙せざるを得ません。"核を持っている国"はない国に対して、絶対的に優位な立ち位置にいます。ということは、日本は核所有している国に永遠に足げりにされるこということです。
きょうは、これでお仕舞いです。ご訪問ありがとうございました。
つづく
〆の曲