日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

事業仕分けと基礎的財政収の罰

2020-04-03 05:25:53 | 日記
    今日の言葉

逆境に遭う者は、宜しく順境を以てこれを処すべし。順境に居る者は、宜しく逆境を忘れざるべし
     佐藤一斎「言志耋録」

民主党政権のときに、「二位じゃだめなんですか」と叫びながら、事業仕分けを実施しました。ムダの削減のアプローチ手法で、無駄遣いをなくし、利権をなくしていき、使い道を変えていけば大丈夫自信たっぷりに経費を削っていきましたその結果、削減額は1.6兆円あまり2009年から2012年かけてのことでした。そのとき思いました。民主党「こりゃだめだ」、現在も同じ気持ちです。
「経費削減の前にやるくかとがあるだろう。それは、国と国民のために何ができるか訴えることでした」マニュフェストというカタカナで、さも近代風に味付け、内容はぱっとしませんでした。

財務省の政策の一つがブライマリ-バランスといわれています。基礎的財政収支といわれています。定義は『税収・税収外と国債費(国債の元本返済や利子の支払いにあてられる費用)を除く歳出と収支のことを表し、その時点で必要とされる政策的経費をその時点の税収等でどれだけまかなえているかを示す指標となっている』(財務省ホ-ムぺ-ジ)より。

「予算を子育て世代用にを増やせば、高齢者用を減らす」一定の収入の中でやりくりするので、緊急の場合、捻出しようがありません。お金は財務省の管轄で、議員の大半はいいようにあしらわれているようです。

緊縮財政のもと、病院のベッド数削減と病院の統合を進めてきました。武漢肺炎など想定外の天災などくるはずかないとたかをくくっていました。「備えあれば憂いなし」感染者を収容する病床が不足していると医師が会見で述べてました。これも、失政「緊縮財政」のつけの一つです。余裕ある国づくり、国民の暮らし、訪れるのはいつになるのでしょうか?


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