日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

そのうち、息も絶え絶えになる日本人

2019-10-02 20:48:00 | 政治
10月1日から消費税10%に上がりました。自分が買うものは、勤務先で食べる、おにぎり、パン、弁当、その日の腹具合によりメニューを決めます。1ヵ月、20日勤務、食事題代は約1万円になりますので増税されても痛さは余り感じません。
 ただ、増税にかこつけて、弱者へ負担が増す政策を行ったことが、日刊ゲンダイ記事にありましたので紹介します。

・75歳以上の後期高齢者のうち、年収80万円以下の低所得者(約378万人)に実施されている保険料軽減措置を10月から廃止。軽減率は9割から7割に引き上げられ保険料は全国平均で年4.500円から13.500円と3倍に

・昨年10月から来年まで、3回に分けて行われている生活保護費削減の第二弾も発動した。都市部の「40代夫婦・子ども2人(小・中学生)世帯」で、最終的に生活扶助費が年10万円以上少なくなる。

「名目は社会保障のためと称する消費増税と同時に一部の経済的弱者を切り捨てるわけです。安倍政権の非情さを象徴しています」
  浦野広明(立正大客員教授)税法

庶民の懐に壊滅打撃
・医療費が非課税なのに上がります。
なぜならば、医療機関が仕入れる物品などに消費税がかかるからです。

 自分は該当しないので関係ありませんが、当事者の人たちのことを思うと胸が痛みます。あてにしていたお金が途絶えると、より一層生活が苦しくなることは誰でもがわかることです。これを平気で実行できる上級国民は温かみが感じられません。自分たちの懐に利を入れることしか念頭にありません。注目浴びている「関電事件」も根元は同じです。金の延べ棒しか眼中にありません。うまい汁を吸う人たちと泥水を飲まざるを得ない人たち、「やるせないもやもやを誰かに告げようか」。知らないうちに締めつけられて身動きができなくなる、そんな時代が令和です。



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