ワンカップな話

結局14日の晩も完全徹夜し、何とか企画書完成！

ドタバタと着替えて大阪日帰り出張に行ってきました。
「サンダーバードの中だけが俺の安眠の場所さ。ふっ。」

ここまで電車で爆睡したのは初めてかも知れません。
金沢を出て、小松までは記憶があるのですが、気付いたら敦賀・京都間。

「ん？」

妙に静かだと思ったら、サンダーバード止まってます。
なんでも、雪の影響で信号機故障とか。

今日は早く寝たさに予定より1本早い便に乗ったので余裕です。
結局30分遅れでしたが、JRの遅れにイライラを感じず、むしろ
歓迎する気持ちになったのは初めてでした。

時間と気持ちにゆとりがあれば、しんしんと雪の降る中、
座席でまどろむのもいいもんですな。

大阪着。
プレゼン＆会議　無事終了＼（^ ^）／ヨカッタ。

ディレクターと軽く祝杯をあげ、ばたばたと大阪駅へ向かいます。
○×：27発のサンダーバードは自由席。
ビールと弁当買ってホームに行くとすでに長蛇の列。
なんとか６号車の一番前に座れました。

週末とあって乗り込む人は多く、ほどなくして
見たところ30代後半くらい、タイトスカートのビジネススーツをキメた
美女？（小雪からかなり大量のオーラを取り去ったような感じ）が

「おとなりよろしいですか？」
「どうぞ」

喫煙自由席で隣に来るのはたいがいが
暑苦しいオヤジ
せきこむオヤジ
油っぽいオヤジ
エロ週刊誌を堂々と読むオヤジ
なんでそんなでかいイビキがかけるんじゃおのれは！なオヤジ
いずれにしてもオヤジ　
なのですが、混んでるとこんなこともあるのですね。

出発。ものの５分で新大阪です。
そして新大阪からも大量の乗客が乗り込み、客室内にも
立ってる人が結構いました。

隣の美女が、ビニール袋をごそごそ。
うーむ。取り出したのは「サッポロ黒ラベル500ml」と「じゃがりこ」

女性一人の乗客は珍しくありませんが、黒ラベルのロン缶はなかなかです。
「やるな姉ちゃん」と思っていたら、飲むのも早い！

右手に携帯、左手にがっしと黒ラベルを持ち
メール打ちつつぐびぐび。
じゃがりこに手を伸ばす以外は、決して缶は離しません。ぐびぐび。ものの10分。

私などは電車のビールはちびちびのみつつ煙草一服、またちびちび。
隣のお姉ちゃんに「男」を見た思いです。

京都を過ぎてさらに混み合い、うとうとし始めた頃、
隣から「ぷぇこっ」と、炭酸系ではないフタを開ける音が。

ワンカップ大関！！！

しかもツマミは「いかくん」。

そして飲み干すまで約10分。

重ねて言いますが、どこから見てもデキるキャリアウーマンな「美女」
なかなか素敵なミスマッチに心の中で拍手を送りつつ、眠りの中へ。

でも、
・・・私の隣には、やはりオヤジしか座らないみたいです・・・

あー疲れた。