Peach's Diary

いろんなこと書きます。
基本的に感情漏れ出してますので
ご了承~

ピアノ独演会2019 春 -東京オペラシティの陣-

2019-05-20 00:54:00 | HZETTRIO/H ZETT M/ヒイズミマサユ機
このライブが発表になった日、
うわーーーーーーってなって
HPのホールの中の写真を見てさらに
うわ~~~ってなって、
こんな素敵なホールに立つゼトさんを想像しただけで、
もぅ鳥肌が立つような思いをしてから、気がつけばあっという間にこの日を
迎えましたね。

会場ロビーで少し話をしてたけど、とりあえず早くなかを見てみてみたくて、
入り口へ向かったけど、
入り口をくぐる瞬間、まるで土足で入ったらいけないかのような
平民が軽々しく入ったらいけないようなそんな空気を感じ(笑)
入り口でまさかのかがんだような状態で立ち止まり中をうかがってしまった。

しかもその空気感は一緒にいた友達も同じだったのか(笑)
まさかの二人揃いも揃って腰をかがめ中をうかがってしまったという、
もはや怪しい人となりながら、中へ一歩。

そこには素敵空間がわーーーーっと広がり、
やっぱり日本最高峰と言われるほどの雰囲気が漂いまくっておりました。

いつもと同じように、いつものグランドピアノと、その他ゼトさん独演会セット(笑)が
並んでいるけど、それはまたいつもとは違うような
神々しいばかりの、姿で始まりをそっと待っているようでした。
 
今回の席は、多分Z界に入って一番番号が大きいんじゃないか、
というくらいの席でしたが、もはやここにいるだけでそんなことは関係なく、
同じ列にも、おなじみの顔がたくさんいたので、このサイズでソールドアウトしてるだけはあるなとしみじみ思ったのでした。


 

さて、本編につきましては、前日の岡崎公演とかなりかなり重複しているようでしたので、
軽めにレポしていきたいと思います(の予定) 
(笑)

この日も特に気負った様子も微塵も感じせない
いつもと変わりなくいろんなものを手に持って登場
(いやいつもより荷物多めwww)
そして、岡崎につづき髭面wwww
これは結局何だったんでしょうかね。ただの気分??
なんだったとか、特に意味はないのでしょう。ゼトさん的には(笑)

会場の笑いをよそに、御本人はひげをぶらぶらしながら・・・
♪極秘時代
はじまりは、単音をぽつぽつと確かめるように・・・
メロディになっていないようで、メロディを奏でていて、そのまま
ゆっくりとゆっくりと本編へ。

曲がおわってひげで遊んでみるけど、すぐ取って
置く・・・
置き場所に悩む・・・
一旦PCの脇のあたりに置いてみるけど、
思い立って自分の座っている椅子の背もたれに引っ掛ける(満足)www


 
♪踏み出すニュー〜ボギー大佐
曲の途中突然聞き慣れたメロディ・・・ 
これはMJのビリージーンのイントロ
ループマシーンに任せて、自分は椅子を立って踊りだし
マイケルになりきるゼトさん。

からの恒例の会場説明。
「ウィキペディア」と「東京オペラシティ」のディレイだけがやたらと耳に残る(笑)

エコーが音声が響く中から続けてボギー大佐にメロディが変わり
一定のベース音が刻まれるこのアレンジ結構好き。

 
♪争う不可思議
打ち込みがやたらと耳に残るようなアレンジ。
ピアノの旋律は多分ほとんど衝動的に即興で弾いているような・・・。
KORGの黒いミニキーボードこの曲だけ使ってましたね。

自己紹介のあと、
つか、自己紹介「ヒイズミ・・・」って言いかけましたよね。
言い直しましたよね(笑)

「新曲やります」って
きたーーーー岡崎でもみたこのネタ(笑)
まさかこっちでもやるんかーーって。
まぁ、登場したときに手に持ってたから「あ~~~~」ってなってましたが(笑)
 
新曲「ときとしてそうごん」??(聞き取りにくかった)
タイトルは一応変えるのね(笑)

そして、長ーーい巻物の譜面を一応ピアノ全体にまたがるように開き
いちおうそれを見るように体を下へ動かしながら
ワンフレーズだけ(笑)

以上!!

こ。これは一体・・・???
はい、意味がないことはわかっております。
 
♪大西洋レストラン
なかなか凝ったアレンジのレストランでございました。
 
♪雫の模様
♪ランドスケープ

ここは岡崎とほぼ同じような流れで・・・。
またこの日もPCと戦っていましたが(笑)
これはデフォルトなのか。またまた不調だったのか・・・。
不明(笑)
雫からランドスケープへ移行する流れがとっても穏やかに
そして、流れるように、
街の雑踏の音なのか、空港の飛行機の音のようにも聞こえたり
とっても印象的なシーンです。

雫の打ち込みのベース音、岡崎のレポでも書いたかもですが
ほんと落ち着く音でたまんない。
 
♪wonderful flight
わーーー久しぶりに来たわー。
とむねが高鳴るのがよくわかった。
トリオとはまた別世界に聞こえる独演会バージョンのワンダフル。
もともと美しい曲だけど、ピアノだけだとより美しさが増すように
その音だけに集中するからなのか、
壮大さがさらに天高く登っていくかのように。
ゼトリオバージョンは飛行機のイメージ。
ゼトさんバージョンは、天使の羽で空を舞うようなイメージ。
 
一部最後の曲という趣旨の説明が
「一部最後の曲をやろうとしている」というのをやたら連呼(笑)
なにか別のことを考えてたのか??
何かあったのか???


♪その瞬間

そして、岡崎では「カオス」と紹介していたこの曲
オペラシティでもカオスでした。

そして、なぜか打ち込みの音をそのまま残して立ち去るパターンは初めて(笑)

 
2部

♪高貴な連帯〜水の流れ~炎のランニング~嬉しさを抱きしめて
岡崎と若干ラインナップを変えてのミックス。
高貴な連帯がどちらかといえばクラッシックぽい曲なので、
なんだか交響曲のようにも感じる流れ。とでもいいますか。
荘厳な感じの高貴な連帯からの水の流れはとても印象的。
岡崎のジャジーな感じとはぜんぜん違う、
クラッシック的な流れのアレンジでした。
 
♪つなぎとめて
昨日に続きこの曲もなかなかレア。
優しいメロディがやたらとしみた。
ゼトさんのこの手の曲は
ほんとにやばい
ずんずんとしみてくる。
イチ音イチ音残さず吸収したい。
そんなことを考えながら聞いてた。

「最後の曲です」とか話しながら
パイプオルガンを見てすごいと言いながら
「あの曲」をワンフレーズ(笑)


トッカータとフーガ(どうしてもゼトさん弾くと鼻からぎゅうにゅー
のほうが思い浮かぶけど)
そして、さらにはBOOWYのマリオネットのワンフレーズを組み込みながら
長めの導入部分から

♪新しいチカラ
この曲のときっていっつもいたずらっ子みたいなことやりますよね〜
今回もよくやる、椅子をピアノギリギリまでくっつけて、
めっちゃ弾きにくそうにして、それに気づいてすぐ戻すみたいな
とか
手元カメラを凝視して身体をびくともせずに固まった状態で弾いてたかと思ったら
さっ!!と今度は客席の方凝視して、固まったまま弾いたり(笑)
これほんと面白い
何事もないような顔して、めっちゃ手は忙しく動いてるからねーーー。
何この人(笑)

いたずっらっこなのに演奏ときたらものすごくて
そのギャップがすごいもんだから
終わったあとの拍手がすごかった。

そして、その後のEncoreの拍手も相変わらず暖かくて素晴らしかった。



 
アンコール
大きな拍手の中再登場。
何故か手には30センチくらい?もっとデカイか?
そんな紙で作られたハサミを持ってちょきちょきしながら登場。
自分の前髪を切るような仕草してましたが(笑)
このハサミはそれだけで放置(笑)
「理由などない」というゼトさん後日談(笑)

そこにあったから持って出た。
あ~~~ゼトさんらしいわ(笑)

そんなことしたあとは
「こんな素敵なホールで演奏できて光栄です」と
珍しくこういう言葉を発していて、
でも、こんな素晴らしいホールでもいつもの独演会と変わらず、平常通りで
(実はちょっと特別っぽいことするのかなとか期待していたけどww)
いや、あえていつもと変わらない。それが独演会。
毎回が特別だから会場がどこだってそんなの関係ないんだなーとか
終わりになるに連れて感じていたけど、

この言葉を聞いて
あ〜ゼトさんもやっぱり嬉しいよねーと。そんな風に思ったり。


♪BRICK&GLORY~すりぬける
軽快なリズムでブリグロ。
可愛らしくもあり、低音の音が印象的なこの曲は可愛いだけじゃない
華やかさがある。
と思ってたら急にすりぬけたーーーー(笑)
と思ったら、同じ旋律を延々と繰り返してるーーーー。
まるで傷がついてエンドレスになったレコードみたいに。
正確なリズムと一定の速さでお見事!!!
あんまり長いから永遠に続くんじゃないかとか思ったし(笑)
途中で拍手も湧いたよね。

そんなコミカルもはさみつつ、ブリグロに戻るわけですが、
それはそれは壮大に終わりを迎えるわけです。
丁寧にラストをのメロディを弾き、グリッサンド

賞賛の拍手はすごかったなー。
お約束のごとく、壁にぶち当たってはけていったあともちよっと鳴り止まなかった拍手。

特別なホールでの
いつもどおりだけど、いつもとはちょっと違う。
そんな素晴らしい独演会。

個人的には、どの曲だったか失念したけど、
ピアノの椅子を引きずって出た音を瞬時にピアノの音で表現してたとこ。
音程が一寸もずれてなくて、
わ!!!この人何者!!! 
なに今の!!!
えっえっえっ???

って一瞬の出来事に驚愕していました。
何事もなかったようにその後もしらーーーっと曲を弾いていたゼトさん。
一瞬現した本物の音楽家の姿を見たような、
只者じゃない感をさらっと出しちゃうところが
にくすぎて、もぅ〜やられました。


素晴らしい二日間の独演会を無事に見ることができ、
改めてゼトさんの無限のチカラを感じたし、
楽しくて、嬉しくなって、感動して、感無量になって、幸せになって
色んな感情を沸き起こしてくれるこの独演会。

どんどん進化していって全くこの先もどうなっていくのか予想もつかないけど、
それを見届けていけるのか思うと
やっぱりワクワクしかなくて、
ちっちゃくても大きくても、立派でもそうじゃなくても
いつもと変わらないゼトさんの音があれば
それだけでみんな幸せになれるんだなと
改めて感じた二日間でありました。