信濃大町あなログる生活

大町に移住で「便利」より「アナログ」へ。薪切り出し、薪割り、薪ストーブ利用、圧力釜、地産地消を目指す生活の記録。

「話せない」要因

2015年12月21日 12時03分22秒 | 日記
語学の習得に「聞き流す」とか「中学英語で」とかあります。
どの程度、話せるようになりたいか、にもよりますが、旅行程度なら、そんなのでいいでしょう。
旅行が、長かろうが短かろうが、必要な会話は、決まってますから。
入国管理局での質問、チケットを買う、ホテルにチェックイン、買い物くらい?
管理局では、日本からの便が着くと、「英語話せない」前提でいますから、
そんなにカジュアルな会話もしてきませんしね。

でも、話せるようになるには?
まずは、身の回りの物を全て英語で言えるか、試しましょうよ。
coffee cupとか、chair, tableなどは、日本語化してますから、大丈夫でしょ。
でも、そこらじゅうの物を、英語にしている間に、「あれ?」が見つかります。

台所にある、「おたま」とか、「フライパン返し」とか、「鍋敷き」は?
「フライパン」「土鍋」とか、「鍋掴み」は?
こういうの、中学、高校では習ってないと思います。
そういう「あれ?」から入って、知ってる限りの文型を、自作してみる。
「身長は何㎝?」
「仕事は何ですか?」
「ご趣味はなんですか?」
「これはいくらですか?」
そういう基本的な文章が、作れるかどうか、確認です。

で、普段話していることを、英語に直してみます。
ここからは、とても根気がいる作業になるので、大体、多くが挫折します。
ここで、我慢して、出来るだけ多くの、変換体験をすることで、話せるようになります。
できることならば、最初に日本語の文を作るのではなく、最初から英語で考えること。
そうしないと、2倍以上時間がかかって、言葉そのものが出なくなります。

あ、もう一つ、もっと大事なことは、「話せる内容の有無」。
日本語で「ちょっと聞いて」と話せるものを、持っていなければ、英語でも話せない。
見たもの、聞いたこと、読んだこと、それを「話」にできないと、何語であっても話せない。

よく高校生の会話を聞くと、中身スッカスカのことありません?
「誰がどうした」「言われた」「させられた」という流れの間に、
「カワ(・∀・)イイ!!」「うけるぅ」「うざい」「めんどくせ」
そんな、空虚な相槌が挟まれることの繰り返し。
これを英語に置き換えても、中身はスッカスカ。
話の引き出しを、増やしておくことが、語学以前の重要項目。

大人に英会話を教えてみて、そう感じました。
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