信濃大町あなログる生活

大町に移住で「便利」より「アナログ」へ。薪切り出し、薪割り、薪ストーブ利用、圧力釜、地産地消を目指す生活の記録。

「こぼし」ている原因

2018年10月11日 06時35分12秒 | 日記
時々垣間見る中学生の学習やテスト、授業の進行。
週5日間しかない授業の割に、進行速度が早くないか。
子供達の理解度を、ちゃんと把握したうえで、進んでいるのか。
平均点以下の子供達への「手当」はなされているのか。
はなはだ疑問に思う事が多いのです。

乱暴な言い方ですが、「出来る子」は放って置いてもいい。
彼等は塾や独力で、問題集を解いて行けるからです。
出来る子たちは、授業の2歩も3歩も先を行けるのです。
公立学校の教師が目を向けるべきは、平均点以下の子供達。
子供達は、自分から「こぼれ」てる訳ではない。
「わかりたい」
「出来るようになりたい」
誰もが希望を持って中学に入学してきます。
英語などその筆頭の教科でしょう。
それが、2学期ともなれば、既にしぼんで来ます。

この地域の問題は、出版社製のプリント・宿題の利用でしょうか。
授業でも長期休暇の宿題でも、出版社製を利用しています。
その為、教科書通り、計画通りに授業は進まざるを得ません。
授業で配布された「文章問題」も、出版者製、難しいのです。
それを「宿題」として解説付き解答と共に配布。
何が起こるかと言えば、子供達は解答を見てしまう。
ちゃんと理解して、見てるならそれはそれで勉強ですが。
「写せばいい」になってしまえば、力は付きません。

「働き方改革」を言う前に、子供の基礎学力向上でしょ。
子供の「出来が悪い」のではなく、教え方に問題ありじゃないかね。

今日は曇り時々雨、秋めいて来ました。
コメント
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