告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

丸山ワクチンでの症例 その2

2009年09月09日 | Weblog
丸山ワクチンという名称は丸山博士本人が命名したものではなく、土肥章司著「皮膚及性病学」との本のなかに「丸山結核菌ワクチン」という固有名詞が使われたのが最初だった。丸山が僭越にも自ら「丸山ワクチン」と称しているものと、思っておられるかたもいるがそれは誤解だとある。



症例 4
75歳の男性は難治性の上顎ガンと診断された。昭和51年11月に名古屋大学耳鼻科で組織検査を受け上顎ガンと診断された。手術を行うことが決定し、病床があくのを待っている間に、腫瘍はピンポン大となり、悪化が認められたため藤が丘医療センターの渡辺貞夫博士によりワクチン療法を受けることになった。腫瘍はしだいに縮小し、翌52年1月7日略治の状態になった。その後7年にわたりワクチンを継続している。ワクチン以外の治療は一切行っていない。

症例 5
東京逓信病院の患者、34歳の男性で睾丸の悪性腫瘍(セミノーマおよび胎児性ガン)から肺転移。本症例は、同病院泌尿器科部 長生亀芳雄、副部長 小川秀弥両博士により提供をうけた。昭和51年11月、睾丸腫瘍を摘出時において、両肺に大小8個の陰影があり、転移性肺腫瘍と診断された。昭和52年1月、ワクチン療法を開始、約5ヶ月後にそれらの陰影はすべて消失した。その後6年10ヶ月が経過して再発の傾向もなく、社会的に活動している。

症例 6
25歳の男性は脳腫瘍(左視床部腫瘍)の疑いと東北大学脳神経外科で診断された。ワクチン療法は宮城中央病院でうけることになった。注射5ヶ月後にCT所見上で腫瘍の消失が認められた。その後現在まで6年、ワクチンは継続中である。まったく健康に過ごしている。


(明日に続く)