告知の日からのガン日記(上咽頭がんー丸山ワクチン日記)

08年7月の告知。5年生存率60%の標準治療を断わる。丸山ワクチンを決断。団塊世代、男性。試行錯誤の過程をリアルタイムで

風邪をひいてしまった

2009年09月05日 | Weblog
この治療を受けても、ほぼ半分の確率で5年は生きることが出来ない。そう告げられた治療を断った。たとえ10%でも5%であっても、ほかに治療法が無いと思っている患者は受けるしかないと医師は分って告げたのだろう。患者側としてはそう感じる。自らガン難民に志願した。



8月26日にガンの診察のために耳鼻科に出かけた時のことは以前の日記に書いた。ガンはちょっと大きく腫れているといわれた。その2、3日前から、鼻風邪の症状があったからだ。

しかし、その後も症状は治まらず、痰がどんどん多くなって、色も赤みが増してきた。そして、ほとんど出血のようになってきた。そのうち喉の痛みもでてきた。頭も重く感じるようになってきた。でも熱はなく普通に動けるし、食事もおいしく感じる状態だった。

労咳を患った素浪人が決闘のときに交感神経が高まって血痰を吐くといった時代劇にあるのと同じような状態だ。ガンのことも考えると、もはや・・・これまでか・・・と不安を感じずにはいられない。ところが3日ほど前から状態は良くなってきた。もともと結核菌ではなくて、単なる風邪のウィルスだったから当然の経過だろう。新型のインフルエンザというわけでもなかったようだ。昨日の痰は黄色味が濃くなってきた。治ったあとでも、なぜか咳がよくでる。

風邪の侵入口にある上咽頭部にガンがあることで、その機能は落ちる。風邪のウィルスが侵入することで体の免疫力が高まり、ついでにガンも縮小することになってほしいが、逆に刺激を受けてさらにガンが大きくなってしまうことを考えてしまった。あまりの出血の多さにちょっと心配になった。すぐに降参する気持ちがわいてくる。ガンが宣告されて1年。こんな風邪を引いたことがなかった。

ずっと以前に風邪を引いた時のことを思い出した。風邪が治ったあとも咳が続き、体調が良いのになぜ咳が続いた。たしか空咳が半年ぐらい続いたのではないだろうか。このときは乾布マッサージを続けることで治ったので、多分、自律神経がかかわっていたのだろう。昨日から活性水素水を飲んでいる。風邪の感染時に動員された白血球が悪さをしていると考えているからだ。きっとこれで治ることになる?