鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

女流プロの真剣な眼差しに萌え萌え~!

2008-01-20 | 日記その他雑記とか

今日は麻雀デーでした!
といっても麻雀を打った訳ではなく観戦のみなのですが・・・。


日本プロ麻雀連盟の「女流桜花」というタイトル戦の決勝戦2日目が新橋の雀荘じゃん亭Nobuで行われました。ちなみに自分はこの手のプロ麻雀の大会に足を運ぶのはこれが初めてです。




新橋というとですねえ、仕事ではそれこそ毎日と言ってもいいくらいに来るところ。ここはサラリーマンの聖地みたいなところなのですが、日曜日は平日に比べて人の数がぜんぜん少なくてなんとな~く新鮮な感じがしました。



先にリンクも貼りましたが、この雀荘って卓も新しくて料理もなんだか美味しそう。フリーはなくセットのみの営業のようですが、予約制を取っているくらいですからきっとこの辺りではかなり人気の雀荘であると思われます。実際に店内はとても清潔感があって明るい雰囲気で、超優良店であることをすぐに察しました。そして入り口にたくさん並べられていた焼酎のボトルがいかにも新橋らしいなぁなんて。


第2期女流桜花決勝戦進出の4名は二階堂亜樹黒沢咲優木美智、斉藤智子というメンバー。「卓上の舞姫」と称される亜樹プロを筆頭にいずれもこの世界では人気、実力を兼ね備えたトップクラスの女流プロです。会場には二階堂姉妹の姉の方、二階堂瑠美プロも応援に来ていました。そして一般の観戦者(ギャラリー)も多数来ており会場は盛況でした。もちろん対局中は誰も一言も喋れないので静寂そのものといった雰囲気で、まさに真剣勝負の様相です。



女流プロ雀士といっても初めて間近で見た第一印象は「なんだ~、今時の普通の女の子たちやーん!」といった感じで親近感さえ沸いていました。しかしいざ対局が始まるとその印象は一変しました。
何と言いますか、まずは牌の扱い方、配牌から理牌、そしてツモる、切る、鳴く(さらす)といった麻雀のあらゆる動作が手馴れていて、まさにプロっぽいのです。細いその腕、シャープな指先で彼女たちは巧みに牌を扱っていました。自分はたまに女の子を交えて麻雀をすることもあるのですが、たいていのそのおぼつかない手つきに見慣れていたので、これもまた非常に新鮮であり関心してしまいました。もちろん捨て牌は早いし、点数計算と点棒の受け渡しも正確かつまったく無駄の無い動きでした。もちろん打ち手としてもミスが少なく、また局面に応じたその状況判断力にはただただ感服するばかりでした。



またこの手の競技麻雀というのは一般的な自分らの普段の麻雀のルールとは異なり、一発と裏ドラは無し。カンドラもありませんし赤牌ももちろん入っていません。これらは運に左右される要素が多いのですべて無しとしているのでしょう。極力純粋に麻雀の腕を競い合うという観点から考えても頷けるルールだと思いました。



また、会場には様々な役割を担っている関係者が数人いました。会場係、立会人、採譜者、観戦記者といった面々。テレビ(CS放送)も来ていました。採譜者が各参加者の左後方に座ってその一手一手を特殊な麻雀ソフトに入力していました。ちなみにこれら4台のPCはLANで繋がっており、画面上ですべての参加者の手牌と捨て牌をリアルタイムにチェックすることが出来るようになっていました。



第2期女流桜花は、結局前日までトップだった二階堂亜樹プロが今日の半荘6回戦を終えてもそのままトップで逃げ切り優勝を飾りました。見事に第2期女流桜花のタイトルを手中に収めました。表彰式で賞金30万円とトロフィーを手にしてご満悦の様子です。いやいや、優勝賞金は50万だったかな・・・。とにかく嬉しそうでしたね。
本人も言ってましたが、今日は配牌もツモも全体的に良くなかったと思います。彼女曰く昨日は逆に良すぎて怖いくらいだったそうです。今日はそれでも悪いなりの素晴らしい麻雀を最後まで打ち切った結果の勝利だったと思います。「卓上の舞姫、亜樹ちゃんやっぱり強い!さらに腕を上げましたかね!」



最後はみんな揃って記念撮影です。正面が二階堂亜樹プロ、後方左から4位優木美智プロ、3位黒沢咲プロ、2位斉藤智子プロです。前年第1期の覇者でもある優木美智プロはこみ上げる悔しさからかいつまでもぽろぽろと涙を流していました。彼女のこの涙からもこの大会がどれほど真剣勝負であったのかが伺えます。

 


最後になりましたが、今日はショッキングなニュースも飛び込んできました。
清水明美さんに謹んで心からご冥福をお祈り申し上げます。
とにかくわたしたちファンは応援することしか出来ません。
「頑張れ、直行!」