鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

喫茶マウンテンで楽しいひと時を!

2008-01-19 | 日記その他雑記とか

2年ちょっとやってるこのブログで食に関するネタは果たして何回目になるでしょうか!?う~ん、たぶん4回目くらいかな・・・!?まぁ少なくとも自分は食に対する興味、執着はだいぶ人並み以下ではないかと。対照的に弟は調理師免許まで取って思いっきり食に携わっている訳ですが・・・。

今回は喫茶マウンテンを紹介します。ここはもう知る人ぞ知る名古屋にある有名な喫茶店なのですが、果たしてご存知でしょうか!?ちなみに自分の身近には知らない人の方が圧倒的に多かったです。


喫茶マウンテン
名古屋市昭和区滝川町47-86


何がすごいかと言いますと、まずはその一風変わったメニューの数々です。そしてどのメニューもおしなべて量が多い。特にかき氷なんて一目見たら驚愕です。「マジかよ!?」とショックさえ受けると思います。でも値段はどれもいたって普通なんですけどね・・・。一般的に言う軽食喫茶に対してこういうお店を重食喫茶と言うそうです。そもそも名古屋のグルメと言えば、味噌カツ、きしめん、ひつまぶし、手羽先等があげられますが、「でもそんなの関係ねぇー!」とでも言いたげなここでしか味わえない数々のメニューがあります。

 


今年はまだ済ませてなかった初詣を熱田神宮で済ませました。自分が行ったのは1月13日。正月もすっかり明けていい加減もうひっそりとしていると思っていたのですが、予想に反してかなり混んでいました。神社の敷地内にある「宮きしめん」できしめんを食べたかったのですが、腹をすかせてマウンテンに行くつもりだったので封印。また、出店もたくさん出ていて何か食べようかとも思ったのですがやはり我慢。この後すぐにマウンテンに行くつもりでしたので・・・。しかし食べておけば良かったと今では少し後悔しています。



名古屋市昭和区にそのお店はあるのですが、カーナビのおかげで迷わずに喫茶マウンテンに到着。閑静な住宅街にあります。しかし10数台ある駐車スペースはすべて埋まっていていました。仕方がないので近くのスーパーの屋外駐車場にクルマを止めてそこから歩いて行きました。



こんな店構えをしています。どうやら昨年の夏頃に新装したらしいです。時間帯によっては行列が出来るとも聞いていたのですが、外に並んで待っている人はおらす。でもやはり満席で店内では3組くらいのグループが待っていました。待っている間に店員がメニューブックを持ってきました。そしてそれは噂どおりの品数でした。甘口とか辛口とかデザートといったように種類ごとに書いてあり、全部で100品目くらいあったでしょうか。ちなみに自分は二人で来店したのですが、二人とも甘口を注文するのはやめておこうと相談した結果、「甘口抹茶小倉スパ」と「豚きのこみそピラフ」を注文することにしました。



店内はけっこう落ち着いた雰囲気でいい感じなんですけどねえ。ただ客の平均年齢はかなり低く、学生っぽいグループばかりだったような気がします。



まずはじめにこれが運ばれてきました。口直しのつもりなのでしょうが、結果的にはこれがいちばん美味しかったです。また店内の出窓のいたるところにに水のピッチャーが置かれていて、それを見てなんとなく嫌な予感はしていました。



これが甘口抹茶小倉スパです。ちなみに甘口のパスタは他にも何種類かあります。その中でもこれがいちばん無難であろうと思っていたのですが、認識が甘かったです。口に入れた瞬間に「うっわー!甘ぁーっ!」とでも言いましょうか。これまで体験したことの無い味覚が口の中いっぱいに広がります。しかも麺が太くてなかなか噛み切れません。ホイップと絡めて口にいれるとその感覚はさらに激しさを増します。この瞬間すでに「やられたー!」と思いました。



そしてこれが豚きのこみそピラフです。こっちは安全圏のつもりで注文したのですがそれも結果的には間違いでした。とにかく量が多いのです。たぶん通常のピラフの二人前くらいあるのではないでしょうか。そしてこっちも味が非常にしつこくて水無しでは絶対食べられません。少なくとも美味しいとは決して言えない一品でした。


それでも二人がかりで必死に完食しようと努力した結果、ピラフは何とか残さず食べることが出来たのですが、抹茶スパは無理でした。自分はふだん外食して食べ残すなんてことはまずありえないのですが、3分の1くらいしか食べれなかったです。


結局私が思ったこと、このマウンテンというお店を総括してみますと、ここはネタのために行くようなお店です。或いはグループで行って「どうだ~!オレは○○を見事に完食したぞー!」と自らを誇示するために行くようなお店のような気がしました。実際に完食して誇らしげにしている客を何人もみかけましたしね。そしてドリンク類も炭酸水にただかき氷のシロップを足しただけといいますか、何だか「ちょちょいのちょい」と作ってるのであろうというのが明白です。デザートのアイスクリームも非常に量が多いのですが、なんとも品の無い味なんですよねえ。とにかくジェラートとは相反する一品でした。とにかく自分はもうこの1回きりでいいです。
それでもこの店がこれだけの有名店であり、客足が途絶えない理由も一度行った人ならばきっとなんとなく分かるような気が致します。値段はリーズナブルですしグループで行ってみて笑いが絶えない楽しいお店であることには間違いないです。名古屋にお立ち寄りの際にはぜひ一度ご賞味を!ナゴヤドームに遠征された際なんかにもいいかも知れませんね!