鴎に飛び方を教えた猫

平凡で冴えない毎日の中でも千葉ロッテマリーンズを応援するブログ。

お手上げでした。

2006-06-06 | マリーンズ観戦記とか

川上凄すぎっ

ドラゴンズの先発はセ・リーグで防御率断トツトップの川上憲伸。
今日は最初から勝てないだろうなとは思っていましたが、1安打完封負けですか・・・。

ロッテ0-3中日(ニッカン式)


今日は負けましたが、率直に良かったという感想の方が強いです。
例え大記録を献上してたとしても、それをガトームソンに喰らうよりは、まだマシだったとも思います。

いやー、それにしても危なかったですねえ。9回に代打サブローがライト前へチーム初ヒットを打ったときなんて、レフトスタンドのマリーンズファンは大合唱。まるで勝ったような喜びようでした。あのヒットだって私はライトゴロになるんじゃないかと冷や冷やで、1塁ベース踏むまでは安心出来ませんでしたよ。
川上は最後の打者福浦がセンターフライに倒れた直後でも笑顔は無し。完封勝ちでもなんだかかなり悔しそうでした。

気持ちは分からないでもないですが、解説の鈴木孝政氏と実況のヒトもやたらと「完全試合」、「ノーヒットノーラン」の単語を発し過ぎです。もしも完全試合を達成したら史上何人目だとか、ノーヒットノーランを2回やったら史上何人目だとか、そういうのは達成した後に何度でも仰ってくださいな。
それに加えて、去年マリンで川上のノーヒットノーランを阻止したスンヨプはもういない。よって今のマリーンズには川上からヒットを打ったことがある打者は誰もいません。この発言も本当にしつこかった。知ってるっつぅーの!でも平下は阪神時代に川上からヒット打ったことって無いんですかね。無いんでしょうね・・・。

でも、とにかく今日はそんなに悔しくないんです。
今日の川上はコントロール良すぎ。主審泣かせの投球って言うんですかね。カットボールという球種も使いこなせばあれだけ有効な球だっていうことも、改めて本当によく分かりました。

今日収穫と言えそうなのは、小宮山ー高木ーミラーで6回から8回を0点に抑えたことくらいでしょうかね。うん、これは収穫だ。残り2戦に必ず勝つんだという士気もより高まったであろうと信じます。

明日は成瀬でしょうね。まず完投は望めませんので、休養十分の神田、藤田にがんばってもらいましょう。今日はヤクルトも仲良く負けて下さいましたし、とにかく明日からまた5000万円獲得を目差して仕切り直しですね!

 


時の流れは早いもので・・・

2006-06-06 | マリーンズ観戦記とか

今日は野球の無い月曜日。

そう、それは心おきなく残業が出来る日。
先週やり残してしまった仕事がだいぶ溜まっていたので、それらをすべて今日のうちに片付けてしまおうと思い立ち、黙々と仕事を片付けていった。そして20時半くらいだったか、無事に仕事は終了。
何だか今日はいつもの月曜日よりも特に集中出来た気がする。

会社を出て、特にどこにも寄らずに真っ直ぐに我が家を目差して、いつものように電車に乗った。
車内では先週読み残した週ベを読んでいた。週ベの先週号はジャイアンツ特集ということであまり隅々まで読む気になれなかったのだ。


しばらくして、大学入学時からの友達から久しぶりにメールが来た。ここでは仮にヌマオとしておこう。
メールは写真付きだった。写真はもうじき生後6ヶ月になる双子の男の子の赤ちゃん。もうすぐワールドカップが始まるということで、お揃いの日本代表のレプリカユニフォームを着せていた。しかも今度は私に子供用のマリーンズのレプリカユニを2着買ってくれとおねだりしてやがる。

この子たちが生まれてから、何度も遊びに来いと言ってくれているのだが、ヌマオは4年前に結婚してから今は東京の西のはずれの地に住んでいる。いや、ちょっとこれは奥多摩方面にお住まいの方には少し失礼な表現なのかもしれない。
結婚当初には一度だけ遊びに行ったことがあるのだが、その後はなかなかお言葉に甘えることが出来ずにいる。
2時間ちょっとクルマを飛ばせば訳無い距離なのだが、この双子の赤ちゃんには、残念ながらまだ一度も会ったことがない。

ヌマオは実家が川崎市ということもあって、川崎時代からの大のロッテファン。
ヌマオと出合った頃、まだ私はパ・リーグなんて目もくれずに横浜ベイスターズを応援していた。いや、まだ大洋ホエールズの頃かもしれない。
とにかくヌマオは私なんかよりもはるかに以前からロッテを応援し続けているのだ。

もうじき赤ん坊が生まれるという昨年暮れ頃には「ロッテが優勝したこの記念すべき年にぜひ生まれてきて欲しい。」と、ヌマオはそればかり言っていた気がする。
そしたら見事に2005年12月30日、まさに優勝イヤーぎりぎりにこの双子の赤ちゃんは誕生してくれた。
そしてヌマオが生まれた年はなんとその31年前。あるんですねえ、こういう単なる偶然とは思えないドラマチックなことが。

この子たちがまだ影も形も無かったちょっと昔には、ヌマオとは度々マリンへ一緒に観戦に行っていた。野球にはまったくといっていいほど興味が無いヌマオの嫁さんと3人で観戦したことも何度かある。もちろん嫁さんもマリーンズを応援してくれた。
ヌマオは私とは違い土日がお休みの職種ではないので、一緒に観戦するのは決まって平日のナイターだった。

それがつい先日のことのようにも思えるのだが、考えようによってはすごく昔のことのようにも思えてきたりもする。実際は決してつい先日のことでは無いのだが。
うーん、それにしても時が経つのは本当に早いものだ。今日はつくづくそんなことを考えさせられてしまう野球の無い月曜日だった。