幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

冬アニメ

2019-02-26 11:05:53 | 日記

今期冬アニメもクライマックスに差し掛かる時期ですが……

 

期待した「ガーリー・エアフォース」があまり面白くない。

 

あくまで既存のSAAB39やF15J、RF4EJがベースになっているというのを無視して完全にSFメカとして描いてしまっている。

 

どんなにアニマとドーターが凄くても結局空気の層を掴んで飛んでいることには変わりないのだからそこは意識して欲しい。

 

独立混成飛行実験隊以外のF15やF2の劣勢の中での奮闘は全く出てこないし。

 

あれでは別にガーリー・エアフォースじゃ無くなにか他のSF作品でもいいくらい。

 

この原作のどこが面白いのかを理解しないで作っているとしか思えないな。

 

コックピットがガランと広すぎる。

 

 

「荒野のコトブキ飛行隊」は相変わらず西部劇っぽさや旧日本軍機同士で戦っている事に馴染めないので前のめりにハマることは出来ないけど面白くはなってきましたよ。

 

最初はリアルなんだろうけど単調だなーと感じていた空戦もこのところ谷間を掻い潜る飛行や低空爆撃など画面に変化が出てきたし。

 

やっぱりエリア88以来空戦物にはキャニオンフライトは必要だよね。

 

まぁ本当の元ネタはスター・ウォーズep.4や633爆撃隊なんだろうけど。

 

でも毎話は楽しくても大筋が未だ無いよね。

 

廃校を救うためにアイドルやるとか廃校を阻止するために戦車で戦うとか廃校は受け入れるしかないのでせめて最後の学園祭で自分たちで作った歌で歌唱劇をするとか…………えっ!?

 

そういった本筋がないからなんだかアプリゲームのイベントストーリーみたい。

 

まぁCGによるキャラは見慣れてきたよ。

 

エンマさんとアンナさん推しになったしw

 

でもCGでは無く手描きだった幼い頃のキリエは可愛かったよね。

 

やっぱまだフルCGはなー……

 

それに日本機同士が戦っている限りは悲しくてこの作品ファンにはなれないなぁ。

 

雷電の操縦席の広さはこちらはなるほどなーって感動してしまう。

 

あのズングリしたフォルムから小ちゃな戦闘機と思いきやプラモを組んでかなり大柄なんだとわかった時の軽いショック。

 

それにあの風防のカタチならあんなに広い操縦席も納得です。

 

 

 

そして同じCGキャラのBanG Dream!ですが予想した通り進みが遅い。

 

もちろんアニメ作品は商品であることは理解してはいますが、それでもあまりにも6組のバンドの宣伝的な要素が強すぎてねー

 

でもEDの「Jumpin」は素晴らしい。

 

 

今期全てのアニメ作品を抑えてこのEDの絵が自分的1位だ。

 

あー、こんな絵が描けるようになりたい。

 

 

で、結局のところ作品として今期1番ハマっているのは……

 

NHKドラマの「トクサツガガガ」だな。

 

ってアニメじゃないんかーい!

 

もうとにかくオタク心のツボを押さえまくってとにかく毎話泣きそうなる。

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ディアゴめー

2019-02-25 22:01:11 | 日記

 

近ごろテレビでCMが流れているディアゴスティーニの「自衛隊DVDコレクション」

 

その第2号が護衛艦DDH183「いずも」だったので買ってきたのですが…… 一昨年リリースされたDVDと内容がまったく一緒だった。

 

ステッカーも今時紙シールだし。

 

1390円もしたのに_| ̄|○ まぁ中村桜さんがナレーションをしてるからお布施だ!

 

ほかの号も同じように既にソフト化されているのを集めて販売するのかもね。

 

もういっそのこと映像はそのままで良いからナレーションを入れ替えちゃえば良いのに。

 

それぞれ別の人気声優が担当しますってなったら少しは売り上げも上がるんじゃ無いの。

 

自衛隊の広報誌的なMAMORもまいまいやあやちやありしゃを巻頭グラビアに起用し、ゲーマーズやアニメイトに置いて新規客を取り込もうとしているんだし。

 

今時はもうミリタリーアニメも多いんだからそれ繋がりで何人もいそうだよね。

 

えみつんは……ミリタリーアニメには出てないなぁ〜

 

アプリゲームのりっく☆じあ〜すでAMX56ルクレール戦車(擬人化で見た目女の子)の声は担当してたけど(ゲーム自体は面白くなかったからすぐ消した)

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ミュージカル「キューティ・ブロンド」再演観劇

2019-02-24 08:10:52 | 日記

今月11日から28日まで日比谷のシアタークリエで上演されているミュージカル「キューティ・ブロンド」を観劇してきました。

 

 

2年前にも上演されていたこのタイトルですが好評につき再演となりました。

 

 

ここシアタークリエは女性向けとして作られた劇場で、上演されるタイトルもそういったものばかり。

 

客層も9割以上女性で男性客はほんとに少なくアウェー感しか無いのですが……

 

んー、知った顔がチラホラと……

 

このキューティ・ブロンドは神田沙也加さんが主演なのですがぼくの目的はもちろん

 

 

えみつんー!

 

新田恵海さんが恋のライバルとして出演しているからですね。

 

再演といっても前回から結構間が空いたので役づくりや解釈などもキャストそれぞれの中で熟成されており、かなり進化を果たしていました。

 

えみつん演じるヴィヴィアンはより嫌味っぽくそして高笑いもより高らかに。

 

主人公エルを振るワーナーのチャラさはよりチャラく。

 

だけどその滑稽さが増した分憎めない可愛さも出てきました。

 

本格ミュージカル観劇初体験だった前回にくらべ今回はじっくり楽しめました。

 

そしてやっぱりえみつんは凄い。

 

全キャストの中でも犬のブルーザーの次に小さなえみつん。

 

恋のライバルであり嫌味な役どころとしては主役の神田沙也加さんより高身長である方が望ましいのにそのハンデを覆し小さな身体を誰よりも大きく動かし熱演。

 

足の長さが見栄の良さとなるアイリッシュダンスも誰よりも大きく蹴り上げ全くその低身長を感じさせない。

 

その一生懸命さにひたすら心の中で声援を送っていた初演だったのですが再演の今回はヴィヴィアンを自分のものにする時間も長い分少し余裕も垣間見れ安心して観ることができました。

 

「素晴らしい」というより「楽しい」演目と言えるこの作品。

 

だから「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」等のビッグタイトルと比較してくだらないと評してしまうのは無意味でしょう。

 

堅苦しさや説教臭さは一切無し。

 

とにかく見ていてハッピーに……なれるかはその人次第。

 

原案原作がそこそこ古いので描かれている価値観や倫理観が現在とは少し違い、ゲイネタや女性のセクシャルアピールを強調する場面では不快と感じる人もいるかも。

 

また良くも悪くもアメリカらしいお話なのでアイルランド移民の歴史とかを知らないとちょっと???となるところもあるかな。

 

宗教迫害や飢饉を逃れるためという切羽詰まった理由があった初期の移民はともかくとしてゴールドラッシュに湧く新大陸に百万の富を夢見て渡り移ってきた多くのアイルランド移民たちが夢破れ落ちぶれヒッピーとなった家系であるであろうデューイ。

 

そしてワーナーが憧れるのはその対局であるアイルランド系成功者の代表と言えるケネディ家。

 

そのへんの面白さはなかなか我々日本人にはわかりにくいところかもしれない。

 

映画「タイタニック」を見ればアイルランド系移民の空気感や彼らが愛したアイリッシュダンスのことがわかるかも。

 

重要参考人はゲイ?それともヨーロッパ人?の裁判シーンでの曲がちょっとガーシュインっぽさを感じたのもそのヨーロッパ人のワードから「パリのアメリカ人」からのイマジネーションかな?と思ってみたり。

 

海外発のミュージカルということで、そういった見方をすればまだまだ楽しめるかもね。

 

 

 

東京公演折り返しの22日は女子会デーということで公演終了後メインとなる女性出演者4人が登壇しトークステージが設けられました。

 

やっぱり神田沙也加さんはオーラがあり見惚れるわー

 

そしてえみつん

 

 

もういつものえみつん平常運転。

 

まさかこの舞台においても恐竜愛や料理ネタを出してくるなんてw

 

プログラムに掲載されているリハーサル風景での写真でえみつんが着ているTシャツは「オコジョとヤマネ」さすがです!

 

そして彼女のコメントに泣く

 

 

東京公演は完売しているらしいのですが、その後は山形、静岡、愛知、大阪、広島、福岡、長野、富山と回っていき、場所によってはまだチケットもあるようなのでぜひ!

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祝! はやぶさ2タッチダウン成功!

2019-02-22 08:14:51 | 日記

小惑星探査機はやぶさ2から信号が送られてきてRyuguへの着陸が正常に行われたことが確認された。

 

そして初代はやぶさが果たし得なかったプロジェクタイル(弾丸を打ち出し粒子を巻き上げて回収する)の発射も成功したとのこと。

 

おめでとう!!!!!!!!

 

日本の科学を殺しにかかったあの政党(あーもう無いんだっけ? 似たような名前は残ってるのにw)にも負けずに頑張った全ての関係者さんに拍手!!

 

その瞬間の初代はやぶさのプロジェクトマネージャー川口先生の嬉しそうな顔を見たらもう涙が出てきちゃったよ。

 

 

さ、久しぶりにこれを見て初代の功績を改めて讃え泣こっと。

 

 

 

 

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ついに!タッチダウンを始めた!!

2019-02-21 15:01:25 | 日記

(写真と本文は特に関係ございませんw)

 

先程2時間前ついに小惑星探査機はやぶさ2がRyuguへの着陸を始めた。

 

ゆっくりゆっくり近づき(いや、Ryuguからの見た目であって実際にはとんでもない速度ですっ飛んでいるんだけど)明日の朝8:06にタッチダウンする予定とのこと。

 

予定より5時間遅れでRyugu近傍ホームポジションから移動を始めましたがタッチダウン予定時刻自体は変更は無くスピードを上げるとのこと。

 

Ryuguの自転に伴うはやぶさ2アンテナと地球の位置関係とか臼田観測所との接続可能時間とかよくわからないけどそういったなにかしらの要素からただ5時間遅らせればいいという問題ではないのでしょう(ちょー素人)

 

でも……

 

だ……大丈夫か……?

 

24時間から5時間というとかなりごっそり削られたけど……

 

いや、もちろん大丈夫何だろう!

 

いや、きっと大丈夫!!(ドキドキ)

 

ぼくがドキドキしても仕方ないけどもやっぱりドキドキドキドキこんなんで自分は明日の朝まで持つかしら?

 

えっ?

 

今夜からNHKのサイトでリアルタイム(通信時間のラグが20分ほどあるにしても)でCGを使ってのタッチダウン中継をするって?

 

最高かよ!!!!

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2019-02-15 23:16:21 | 日記

今日の雪は積もらず良かった。

 

千葉に住んではいても全国ニュースのトップ項目で東京の積雪何センチとかをやっているとイラっとする。

 

そんなのローカル枠でやんなよね。

 

大阪駅前の積雪とか札幌市電が動いているかどうかはやらないのに。

 

 

子どものころはあんなに楽しかった雪も今ではただただ鬱陶しい……

 

とはいいつつも先日の雪のようにそれなりに積もり、それが休みの日だったりすると

 

 

ヒヤッホォォォウ!最高だぜぇぇぇぇ!!と早起きして公園で遊んでしまう。

 

 

まだ誰の足跡も付いていない中、雪面に履帯を押し付け謎の跡形をつけていく。

 

しゃがんでアレコレやったから2日後に太腿が筋肉痛になった。

 

そう、2日後だ…… _| ̄|○

 

 

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冬の味覚を味わいに

2019-02-10 19:54:06 | 日記

 

今年も我が家の冬の行事であるいちご狩り。

 

 

今回は茨城県鉾田市の深作農園。

 

ここのいちごがなのか今年のいちごがなのかはわかりませんがここ近年稀に見る美味しさ。

 

ラブソングとひな苺という2種の品種ご食べることができたのですが、とくにラブソングが美味しかった。

 

ひな苺もなかなか美味しいのですが見た目が……トライポフォビアの人にはちょっと厳しいかも。

 

最近は高設栽培のところばかりに行っていたので久しぶりにしゃがんで採取を続けた結果……足が筋肉痛になりました……はぁ

 

 

大洗町に移動してもうひとつの冬の味覚、アンコウ鍋を食します。

 

 

我が家のお気に入りは味処大森さん。

 

 

ここのどぶ汁がとても気に入ったのです。

 

新鮮なあん肝を炒ったものをベースにして野菜から出る水分のみで煮たとても濃厚なあんこう鍋。

 

ここ大洗でも出せるお店は限られていて、お値段もそれなり……

 

 

これまた冬だけの白魚の天ぷらも食べてなんで酒が飲めないんだー(車だから)

 

平日で大洗の町の中心から少し遠いにもかかわらず多くの来店客で賑わっていたことから人気店のようです。

 

B1bisがクルセイダーMkIIIを弾き飛ばした所の近くです(えっ?)

 

 

 

かねふくのめんたいパーク。

 

土曜日曜だと駐車場でも空き待ちだし中もすごい人なのにさすが平日空いている。

 

 

いつもは売り切れで食べれない作りたて明太子のジャンボおにぎりもやっと食べることができました。

 

 

買い物も並ばずに余裕余裕。

 

 

 

自分的には今回の目的である(妻はその大きさに若干引いていた)1/12スケールfigmaのIV号戦車D型を持ち込み写真を撮りまくる。

 

 

こんなこと人目が気になって休日にはできないからねー

 

 

さすが1/12という巨大さは町に溶け込んでいる(気がするそこはかと)

 

 

でも撮っているときはまったく気がつかなかったけどどこかで引っ掛けたのか左ライトが横向いちゃってるじゃん。

 

破損防止で真鍮線を埋め込んでいるので修理は容易だけどちょっと間抜けな感じにもなっちゃった。

 

 

ガールズ&パンツァーの最終章もスケジュールが遅れに遅れ、やっと第2話の公開日が6月15日と決まったのですがこのまま行くと終わるのはいつのことやら……

 

 

でもまだまだ引っ張ることができて大洗の人たちもファンのみんなも案外楽しんで待っていられるのかもね。

 

そうそう……

 

クックファンさんが大洗シーサイドステーション(旧リゾートアウトレット)内に店舗を作っている最中でしたよ。

 

これでガルパンかつも食べやすくなるな。

 

 

 

平日訪問のために当然学校があり行くことが出来ずにブーブー言っていた娘を地元産の干し芋で宥める。

 

最近干し芋にハマっている娘だけどやはり価格的にAEONで売っている外国産のものしか食べてないみたいなんだよね。

 

でもこれ食べちゃうともう安い干し芋には戻れなくなっちゃうかも?

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当選! でもあれじゃない

2019-02-09 16:49:43 | 日記

 

キタワー!!

 

少女☆歌劇 レヴュースタァライト」 オーケストラライブ“Starry Konzert“のチケット先行申し込みに当選した!

 

どんなコンサートになるのかはまだわからないけどオーケストラ演奏をバックにキリンのオーディションレヴューが中心になるんじゃないかなと予想。

 

あとは舞浜アンフィシアターで再演されるThe LIVE-#2 Transitionの当選祈願をして来なきゃ。

 

ここのところ全戦全勝しているチケット争奪戦ですが、その運の良さは年が変わっても継続中みたい。

 

今日はラブライブ!サンシャイン!! / Aqoursの5thライブチケット先行の当落があり、やはり怨嗟の声がツイート上に溢れいるところぼくはというと……

 

今回は申し込み見送り。

 

映画の楽曲が初披露されるであろうライブですから行きたいのは当然なのですが6月8、9日という日が……

 

なーんかまたえみつんライブと重なる気がするんだよねー

 

Aqoursのような大きな会場ではないので発表はまだ2カ月とか先のことになるのでなんの根拠もない予感に過ぎないけどもう去年みたいな推し被りはホント避けたいのよん。

 

そして理由はもうひとつ。

 

東京ドームでの4thライブがとにかく楽しかった!

 

席もすごく良かった。

 

最前どセンターというならともかくヘタにアリーナで埋もれるよりもスタンド席から遮るもの無く見たいとぼくは考えているので、4thでのスタンド下段ブロック最前通路側という席があまりに快適な上に開催日時も冬だった

 

梅雨のメットライフドームで席も前回ほど良い可能性は少なく(そして暑さと匂いと……)そんな過酷な状況で最高だった4thでのAqoursライブの思い出を上書きしたくないんだよね。

 

まぁえみつんライブも重ならず、みんなの5thライブ報告を見てグヌヌヌヌとなるのは目に見えているけど。

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映画「ラブライブ!サンシャイン!! The School Idol Movie Over the Rainbow」タイトル長いよっ!

2019-02-01 17:56:36 | 日記

 

「9.1chアップミックスは全宇宙で幕張だけ!

 

なんなんだ、この国道沿いの店舗っぽい謳い文句は。

 

 

クラッシャージョウや機動戦士ガンダム三部作あたりから恒例となっているフィルムプレゼント。

 

今日からこの「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」(長っ!)も入場者特典としてこのフィルムが貰えることとなりました。

 

ガンダムの頃は試写等で使い終わったフィルムを切ってプレゼントしていたらしいですが、現在のアニメ映画はデジタル配信。

 

もちろんフィルムなんて存在しないのでプレゼント用に作っているのはわかっているのですが……

 

 

すっげー大当たり!!というわけではないのですが、ベネチアのコンタリーニ デル ボヴォロ宮でルビィちゃんがダイヤお姉ちゃんと再会したときのシーンが出て結構嬉しい。

 

周りでは「ピザのアップだー」「花びらしか写ってねー」などの声が聞かれたのでこれはそこそこアタリの引きなのではないだろうか。

 

 

 

今日でこの「ラブライブ!サンシャイン!!The School Idol Movie Over the Rainbow」(もう一度言うけど長っ!!)鑑賞2度めなのですが、やはり楽しい。

 

「ラブライブ!The School Idol Movie」はμ’sの終わりを描き、そしてどうやってファイナルライブへと繋げるかということに終始した感があるのではっきり言ってしまえば、ラブライバー以外の人が見てもちっとも面白くない作品だったかもしれません。

 

その点、今回のサンシャイン!!の映画はエンターテインメント性が強く打ち出され、そこがとにかく気持ちが楽しくなる、そんな映画でした。

 

 

ぼくは過去ブログでちょこちょこっと記していたのですが、TV放映でのラブライブ!サンシャイン!!全26話に対してはとても不満を持っています。

 

全体を通してのお話はもちろんラブライブ!なのですから好きな世界観ですし、見ていて泣きもしました。

 

でも細かなところを見ていくと……

 

BDでチャプター飛ばしをしたり、まったく見ない巻があったりするほどです。

 

ではこの映画作品はなぜ一変して好きな映画となったのか。

 

2度見てなんとなくそのあたりが見えました。

 

それをちょこっと記してみようかと思います。

 

 

 

まずTVでのサンシャイン!!で最初に不満を持ったのが第3話。

 

3人による1stライブです。

 

まぁあの展開になったのはそうする理由があったのでしょう。

 

ラブライブ!/μ’sをトレースさせる必要性とその中での差別化など。

 

だから展開自体に不満はあれどそこは目を瞑ります。

 

でもどうしても納得が行かない点が2つ。

 

千歌ちゃんが時間を間違えたということ。

 

それってあまりにも千歌ちゃんのスクールアイドルへの取り組み方がいい加減で適当ってことになるよね。

 

そしてその展開に持っていく作り手の時間感覚もザルすぎると感じるんです。

 

どうやっても成り立たないんですよ。

 

開始時間が違っていた。

 

それはどのくらい?

 

15時7分から開演!ってことは無いよね。

 

普通は15時30分とか16時ちょうどとかでしょう。

 

そうなるとズレは少なくとも30分ということになる。

 

歌を中断してから30分なにしていたんだろう。

 

ずっとステージ上に立ち尽くし30分もの間メソメソしていたのかな。

 

グラウンドの外にまで溢れている車の列。

 

照明が点いた時には一変して満員となった体育館。

 

30分前ならすでに何人かは来ていても不思議ではない。

 

ということは間違えたのは1時間ということもあるかもしれない。

 

どうやってそんな長い時間その場がつながったのだろう……

 

と考えるとあまりにもおかしすぎるんですよ。

 

もちろんキツキツなリアリティは必要ではありません。

 

ぼくもこの作品世界にかかる虹の色の配列が理屈通りではなくAqoursメンバーカラー順なシーンがあってもそこにツッコミを入れるのは無粋だろうと思いますし、宙返りをする事は出来ない小原家のアグスタAW119ヘリがまるで川崎OH1ばりの高機動を難なくこなしてもそれは愉快な演出ですからそこに文句はありません。

 

でもこの第3話での時間設定が適当なのはあまりにも千歌ちゃんが愚かに見えてしまい不憫です。

 

愛があるなら作り手の責任としてちゃんと時間設定を細かく詰めるべきでした。

 

そんな時間に対する適当さが第2期のみかん農園モノラックのばかばかしいシーンにもなってしまうのですよ。

 

いつも無茶苦茶なCDドラマであるならば楽しいものだとは思いますがあのモノラックでのドタバタはアニメ本編としてはラブライブ!世界から大きく逸脱している演出だと感じてます。

 

 

そしてモブキャラの扱い方。

 

ラブライブ!の時もモブキャラに関してはたいして動かしてはいなかったのですが音ノ木坂と浦の星では状況が違います。

 

音ノ木坂はあくまで新年度の生徒募集を止めるというもの。

 

現1年生はその学校で卒業できるわけですね。

 

だから廃校をさほど真剣に考える生徒が少なくてもそこは納得はいきます。

 

一方浦の星は次の春には統廃合と転校や転入試験などといった卒業する3年生以外の全ての生徒に降りかかる災難となってしまいました。

 

それでも他生徒の描写に尺を使うことなく第1期の最終話になった途端急に”Aqoursメンバー以外の生徒が何もやってないじゃね?”となったのか唐突に「私たちもAqoursに入る」とわけのわからないことを言い出すに至ったんですね。

 

しかもわずか数分でそれもラブライブ!大会レギュレーションにより立ち消えというなんとも中途半端な展開。

 

モブキャラたちが必要な時にだけスイッチを入れられて動き出すロボットのように見えるのです。

 

そして追い打ちをかけるかのように2期第1話冒頭集会のシーンでまるでAqoursが浦の星の全てであるかのような雑な描き方。

 

まったくモブキャラたちに個を与えることを考えていないんですね。

 

止め絵の何枚かでも良いから他の部活動を描いていればそんなことにならなかったのに。

 

考えてみればラブライブ!では当初スクールアイドルを始めた穂乃果たちとそのスクールアイドルというものに嫌悪すら見せる絢瀬絵里生徒会長、そしてアプローチの仕方は違うものの目的はひとつとした理事長に対する動きで描く事なく外を感じさせる立体感をもっていた。

 

第1話で穂乃果と絵里ちを交互に映しながら1つの目的になっていく演出は見事でした。

 

この京極監督が担当した別アニメ「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」でのメタリカ防衛戦や帝国首都への空挺強襲での自衛隊側の描き方を見るに同時進行している事象を立体的に表現するのは京極監督の真骨頂といえるものなのかもしれません。

 

対してサンシャインは対立しているように見えた生徒会長も実はこちら側の人であったし、理事長という役割すらメンバー内に収めてしまい完全に閉ざされた世界にしてしまったんですよ。

 

人口は多いもの都会の中ぽっかり空いたエアポケットのような音ノ木坂に比べ、人は少なくとも地域で暖かく見守られている浦の星。

 

それをもっとうまく活かせば良いのに「夢で夜空を照らしたい」くらいでしか描けなかった。

 

でも必要となったときだけ便利使いに扱ってしまう。

 

ここが一番サンシャイン!!の監督がヘタクソだと思う点ですね。

 

 

そしてSaint Aqours Snowの「Awaken the power」

 

商売上仕方ないとはいえもっとうまくやる方法はあったはずです。

 

あの展開でなぜ全員出てくるのがいまだに怒りが湧いてきます。

 

だいたい「MY舞☆TONIGHT」で高校生であるAqours9人に花魁をモチーフにした衣装を着せるなんてありえないでしょう。

 

花魁ってわかってるのか?

 

舞妓さんとはわけが違うんだよ?

 

 

等々不満点があまりに多くて正直この映画化に向けて監督を交代して欲しいとすら思っていました。

 

 

「みんなで叶える物語」を標榜しているラブライブ!

 

ぼくたちが作り上げたラブライブ!を台無しにしやがって!!

 

そんな思いが積もりに積もってサンシャイン!!を心から楽しめなくなっていたんです。

 

 

では今回の映画が楽しかったのはなぜか?

 

TV放映とは何が違ったのか。

 

それは簡単なことでした。

 

”時間が短い”

 

それに尽きると思います。

 

この監督はすごいと唸らされるところもあるんですよ。

 

それがライブシーンの見せ方。

 

μ’sのライブシーンよりも数段上だと感じています。

 

もちろん数年間のCG技術の進歩というのもあるでしょうが。

 

大胆な(CG上の)カメラワーク。

 

光と影の使い方。

 

あまりに見事なんですよ。

 

と、考えるならばこの映画は……

 

時間が短いゆえにMV的だったと言えるかもしれません。

 

そこが良かった。

 

シーンに対する下手な言い訳を描く尺もないしそもそもそんな必要もない。

 

とにかくMV的に突っ走ってしまえばいいんですよ。

 

それがうまくハマったんだと思います。

 

だからロードムービー的な面白さがあった。

 

ワクワクさせる画作りがあった。

 

そう感じています。

 

 

とは言ってもまったく不満点がないわけではありません。

 

実は幼い頃会っていた。

 

なに? 昭和のアニメ?

 

今さらこれはあまりに安っぽい。

 

 

マリーママがスクールアイドルを認めるのがあまりに早すぎてカタルシスがまったく無いということ。

 

 

Saint SnowとAqoursのライブを「ラブライブ!決勝延長戦」としたのも不快です。

 

どんな理由や思いがあるのせよSaint Snowはラブライブ!大会において敗退したんです。

 

高校野球甲子園大会で初戦で破れた優勝候補校が「全国高校野球決勝延長戦」として非公式試合を行うようなものでしょう。

 

自分たちだけのライブだから?

 

でもそれをずっとラブライブ!と過ごしてきたぼくたちが見ているんです。

 

これはラブライブ!というものを愚弄していますよ。

 

作り手に愛があるならばラブライブ!決勝という言葉は使わないで欲しかった。

 

 

ルビィちゃんはダイヤさんの妹でありAqours9人の末っ子的キャラ。

 

でも彼女も高校1年生で16歳の女性です。

 

ことさら幼児化させて見せるのはどうなんだろう。

 

あれではちょっと幼さも残す可愛い子ではなくただの白痴だよ。

 

 

善子ヨハネが何か言うたびに花丸ちゃんがツッコミいれるのもあまりに多くてうざかった。

 

たしかにああいったやり取りは楽しくはあるのですが、ファンが喜ぶからって連発しすぎるとやはり簡単に考えすぎていませんかね。

 

3回くらいに留めておけばよかったのに。

 

 

そして月ちゃんの存在。

 

映画で新キャラを登場させるのは当たり前に行うことではあるのですがこの月ちゃん。

 

曜ちゃんの従兄弟で統合先の学校の生徒会長。

 

そこまでで良いのに以前イタリアに住んでいたためにイタリア語も話せ地理にも明るい。

 

ほら、やっちゃった。

 

ここなんだよこの監督のダメなところは。

 

うまく回すことが目的の便利キャラ。

 

それともなんでも詰め込んでしまうのは自信の無さの現れなのかもしれない。

 

 

 

もし、サンシャイン!!の次の映像化があるのなら。

 

この監督が続投となるのなら。

 

この映画のどこが楽しいのかを分析して自分の苦手なところと得意なところを見極めて挑んで欲しいなと切に願います。

 

ラブライブ!シリーズはもっと面白くしていけるコンテンツだと思うんだよ。

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