幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

フランチェスコ・モロジーニ! とオペラのように叫び歌いたくなる

2023-06-25 08:06:00 | 日記

久々の横須賀。

 
今回は車で来たのでショッピングモールのコースカベイサイドストアーズに駐車。
 
イオンスタイルに行けば何かしら2000円分は買い物するので3時間駐車代が無料となり、そのうえドブ板通りでも買い物あるいは飲食すればプラス1時間、合わせて4時間が無料になるのでなかなか使い勝手が良い。
 
下の階でも空いているスペースはあったけど屋上に駐車。
 
金網越しに本港を望むと、
 
 
イタリア海軍の哨戒艦P431「フランチェスコ・モロジーニ」が横須賀に初入港しています。

昨年の10月に就役したばかりの新鋭艦ですよ。
 
しかも、今回の寄港は米海軍の桟橋では無く、海上自衛隊の、それもいつもは護衛艦DDH183「いずも」がいる逸見桟橋に接岸されているのでヴェルーニ公園の目の前にいるのです。
 
ちょうどH1H2バースの主である「いずも」はIPD23(インド太平洋方面派遣)の真っ最中でお留守ですからね。

巨体を誇る彼女は2つのバースを使っているのですが、半分の全長の「フランチェスコ・モロジーニ」の他、護衛艦FFM2「くまの」がエスコート役のホスト艦としてすぐ後ろに繋がれています。
 
昨日、油漏れを起こしたようでネットが張られ、油回収船が両艦の間に入っちゃって残念だけどまぁ仕方ない。
 
ってか他国の港でお漏らしするなよーとは思いますが……

哨戒艦というと小さなイメージもあるのですが、全長132m、満載排水量5830トンと駆逐艦と同じようなサイズがあります。
 
 
さて、山頂アタックをするか。
 
同行する奥さまに「むちゃくちゃしんどいほどでは無いけど決して楽では無い」と説明するとコースカで買い物をして待ってるとのこと。
 
50分後に戻ると決めて1人横須賀隧道上のマニア通称「駅裏山」に向かいます。
 
気温は24℃程度だけどとにかく湿度がすごい。
 
登りたくは無いけれど滅多に見れないイタリア艦だしな。
 
後ろから登ってくる他の艦オタク風の人に階段を譲りつつゆっくりゆっくり登ります。
 
山頂は広くは無いけれど数人程度で場所が無くなってしまうほどには狭くもない。
 
 
初めて来た時は登りきった!と思ったら出現する階段おかわりに絶望したけれど、ここまで来ればあと一息。
 
突き当たりを右に少し行くと、
 


しんどい思いをしてまで登った甲斐あるこの光景。
 
「くまの」に夕陽があたり光っています。

奥の吉倉桟橋には「くまの」の姉であるFFM1「もがみ」とDD101「むらさめ」、DDG179「まや」に補給艦AOE423「ときわ」も見えますね。



ブリッジが顔っぽい。

アニメ「タクティカルロア」で主人公たちが乗る艦だからキャラ性を考えて顔っぽくデザインしたとされる護衛艦「パスカルメイジ」にちょっと似てる?



ほんの数刻後、「フランチェスコ・モロジーニ」もオレンジ色に照らしながら日没時間の18時59分を迎えました。

哨戒艦という艦種だからというのもありますが、装備があっさりしているのはこの艦が現状"LIGHT"パッケージであるから。

任務に合わせてユニット化された装備を載せ替えたりできるのがこの艦のウリなようです。 

ここからだとまるでラム戦をするの?とすら見える艦首形状も良く見えますね。

 
この後はヴェルーニ公園で近くから眺めるつもりなのですが、まずは下山したのち奥さまと合流してドブ板通りに向かいます。

うぅーーーっ……

下りで膝が笑う……
 


日没時間を過ぎてもまだまだ空は明るく、今日の目的は夜のフランチェスコ・モロジーニの姿を見る事なので、それまで時間を消費して待つことにします。
 
 
「TSUNAMI」さんでハンバーガーをパクつきます。
 
昨今の値上げでポテトドリンクセットで2000円を軽くオーバーするようになってしまったけどやはりここのバーガーは美味しい。
 


気付くと自分たちふたりの他にはいなくなったので尾道とここ横須賀が舞台のアニメ「たまゆら」の声優さんサインが書かれたポスターを撮らせてもらいます。
 
 
つい一昨日が夏至だったとはいえ19時半を過ぎれば夜の空の色に。
 


週末のドブ板通りと言えば米兵が闊歩しているイメージがありますが、CVN76「ロナルド・レーガン」を中核とした空母打撃群が出ているので人通りは少ない。
 
米海軍の状況によって店の売り上げが上下する商店街ってのもなかなか大変な商売ですね。
 
 
暗くなったヴェルーニ公園に戻るとフネオタクには見えない女性やファミリーの姿もいっぱい。
 
SNS等で知り見に来たのでしょう。



Oh! Bellissima!
 
さすがイタリア艦はライトアップもお洒落です。
 
海面にもイタリア国旗が静かに揺らぎこの「映え」を求めて多くの人が集まっているようです。



横須賀駅側まで行けばここまで近くに見ることができます。
 
ステルス形状の多角形構造の艦橋に三色旗が、うまくはまっています。
 
この光景にはうちの奥さまもスマホで写真を撮りSNSにあげていたようです。

偶然?にも右舷側が緑で左舷側が赤と、航海灯と一緒ですね。
 
 
この特徴的な、まるで航空機のような艦橋。
 
操舵席も外見から受ける印象通りで
 
イタリア海軍、横須賀寄港中の「F・モロジーニ」艦内公開/神奈川新聞(カナロコ)
 
まるでそれはブリッジというよりコックピットです。
 
 
国産戦闘機「F3」はイギリスの次世代戦闘機「テンペスト」計画との共同開発なのですが、そのプロジェクトにイタリアも加わりました。
 
その時のネット上での反応が、
 
「イタリアwww」「どうみてもお荷物じゃん」というものも少なくありませんでした。
 
いや、イタリアの軍需産業そんなんじゃ無いよ。
 
どうも第二次大戦での枢軸国からいち早く降伏したとか戦場でも悠長にパスタを茹でてるとかそういったネタ的に語られるイメージを持っているようですが、イタリアは海外にも戦闘装備を売っているし、海外紛争地域での治安維持活動もしていて日本より世界を知っている国よ。
 
 
今は一番近い性格であるもがみ型護衛艦の「くまの」がホスト艦を務めていますが、この「フランチェスコ・モロジーニ」同様の哨戒艦を海上自衛隊も持つことになるようです。
 
今回の寄港もF3戦闘機同様に国際的技術協力の一環として日本の造船側の視察もスケジュールされているのかもしれませんね。
 
 
入港してから毎日ライトアップしていて、朝方でも(SNSで)それが確認できているので一晩中点けているのかな。

明後日27日まで横須賀にいるようです。
 





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有明に決まったビッグイベント

2023-06-21 23:16:00 | 日記

今日、「フォーミュラE」の来年の開催地カレンダーに東京が入っていることが発表されました。

 
コースは東京ビッグサイト周辺の公道を封鎖してレイアウトするようです。
 
石原慎太郎都知事の頃からの悲願だったF1GP開催はモーター駆動という新時代のフォーミュラレースとカタチを変えて開催されることとなりました。
 
 
で、考えるのはコースレイアウト。
 
日本で言えば代表的な鈴鹿サーキットが5.8kmですね。
 
でも市街地公道レースとなればパーマネントサーキットほどには平均速度も出ませんからそれより短いコース、モナコGPのモンテカルロ市街地コースの3.3kmやロングビーチ市街地コースの3.1kmを基準として考えてみましょうか。
 


有明・お台場周辺地区は大きく東西二つの人工島で出来ています。
 
それを橋で繋いでいるのですが、これが問題となりそうです。
 
橋の下の海にタグが引っ張る艀や水上バスを通すためにその橋の中央部が盛り上がった山型の坂になっていて、高速で走るレーシングマシンにとってそこはジャンピングスポットとなってしまう恐れがあります。
 
空力的に安定した姿勢であることが前提のフォーミュラマシン下部に想定以上の空気が入り込んでしまうと1999年ル・マン24時間レースのメルセデス・ベンツCLRのような大事故を引き起こしかねません。
 
また、浮き上がりはしなくても接触・クラッシュした際に海に飛び込んでしまう可能性も考えなければなりません。
 
コースサイドの何ヶ所かが海に面しているモナコではダイバーを乗せたボートがレース中かならず待機していますし、鈴鹿サーキットでも1コーナー〜S字コーナー内側の池(現在は埋められている)でも同様にダイバーが待機していました。
 
と、なればやはり橋を渡らずにビッグサイトの周りで完結できるレイアウトとすべきなのでしょう。
 
そして、もう少し地図を眺めているともう一つ考慮すべき大きな点が見つかりました。
 
それはビッグサイト北側にあるがん研有明病院です。
 
癌患者の入院病棟があるこの病院ですが、これがF1であればその爆音から病院の近くは避けなければなりませんが、EVであるフォーミュラEであれば音の問題はないと思われます。
 
では、何が問題かと言うと、この病院は救急搬送の受け入れもしている点です。
 
レースコースの内側に病院を入れてしまえばレース中は救急車が病院に入ることができなくなってしまいますね。
 
その際にはペースカーを入れてフルコーションとすれば可能ではありますが、やはりそれは当然避けるべきなのでしょう。
 
その点を考慮した結果……
 


こんなコースレイアウトを考えてみましたよ。
 
ビッグサイト第7ホール横をスタート/ゴールとし、そのストレート脇にピットとメインの観客席を設置します。
 
ここは大きな駐車場なのでどのように出来そうです。


(先週開催の東京国際消防防災展屋外実演がこの駐車場でした)

こうすれば多くの観客を集めてもビッグサイトのトイレや飲食店等各施設が使えるわけですよ。
 
コース内側にビッグサイトを囲んでいますが、ビッグサイトの出入りはペデストリアンデッキでゆりかもめの東京ビッグサイト駅や臨海副都心線の虹ヶ咲学園前駅国際展示場駅に直結しているので問題無しです。
 
このコースを反時計回りに周回します。
 
時計回りだと、スタート直後の第1コーナーで曲がりきれずに海に落ちてしまう危険性を考えての事です。
 
反対に反時計回りだと最終コーナーをシケインにしてスピードを抑えるのと海からの距離を離すことにしました。
 
南ストレートが反対車線使った折り返しになっていますが、ここは中央分離帯があるのでそこにタイヤバリアを敷き詰めて万が一にも反対側に飛び出さないように対策します。
 
これでコース長は3.4km。
 
どうでしょうか?
 
……って勝手な妄想ですけどね。
 
でも、案外現実なコースレイアウトだと思うんだけどなぁ。
 
 
こんなに交通の便が良いモータースポーツイベントが開催されるなんてもうこれは行くしかないです。
 
チケット、きっとF1ほどには高くはないよね?
 
っていうか、このフォーミュラEってカテゴリーはどれだけの人に周知されているんだろう。
 
国内メーカーも現状日産だけなのですが、せっかく日本も開催国カレンダー入りしたのだからトヨタも参戦して欲しいな、と思うのです。
 
 
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何度目かのatré × ラブライブ!キャンペーン

2023-06-20 16:19:00 | 日記



JR秋葉原駅ビルatréお馴染みのガラス壁にμʼsの9人。

今回の犠牲者はりんぱな。

メンバーを分断する忌々しいあの時計塔を撤去するにはやはり千代田区長選に出馬するしか無いのか。

5000兆円も金をバラ撒けば当選できるやろ。


夏の露出度高めへそ出しルックはぼくには全く刺さらないんだけど、穂乃果ちゃんのこの前髪の描き方は正しい穂乃果ちゃん。



正面入り口に各グループのセンター4人。

自動ドアの感知範囲がとても大きく敏感なのでなかなかこの写真を撮れない。



東口はお台場組。

今週末から上映の新作映画、まさかの30分とはなー



その横のパネルは沼津組。

7月から始まるテレビアニメはまさかの設定を思いっきり変えてのスピンオフ。

新たなラブライブ!が感じられてとても楽しみ。



北口には原宿表参道組。

このキャンペーン元であるスクフェスにはまだ3期の新メンバーは入っていないのでここでも描かれいない。

同じくスクフェス未実装の金沢組と大阪&神戸組もおらず。



その3校が加わったら勢揃いのビジュアルはどうなっちゃうんだろうね。



南口は穂乃果ちゃんひとりだけで任されている。

さすが穂乃果ちゃん、ラブライブ!シリーズのセンターだ(まりきち的解釈)


atré秋葉原キャンペーン中はいつも中のショップでの買い物500円毎にカードが1枚貰える。



三省堂でコミックを2冊買ったので貰えるカードも2枚。

裏にして渡されるので表を見ずに電車に乗る。

店で見ちゃったら最推しが貰えるまで買い物を続けちゃう恐れがあるから。

家に向かう電車に乗り表を見ると、



穂乃果ちゃんと花陽ちゃんでした。

ヤッタネ!

まぁ、μʼsの9人なら誰が来ても嬉しいんですけどね。




atré店内でずっとμʼs楽曲が流れていて幸せ。

(滞在20分では他校の楽曲もかかるのかは不明)



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東京国際消防防災展2023に行って来た

2023-06-17 20:21:00 | 日記
 


しょうぼうじどうしゃじぷただよっ!
 


有明ビッグサイトで開催されている「東京国際消防防災展2023」に行ってきました。
 
前日に体調を壊してしまいどうかと思ったけれど何とか行けるようになって良かった。
 
5年に1回の開催ですから4年に1度のオリンピックやサッカーW杯より大事なイベントなのですからね。
 
まぁWBCほどではないけど(まりきち的価値観)
 
入場後、赤くて赤くて時々黄色の展示を見るのは後回しにしてまず屋外の東京消防庁エリアに向かいます。
 
最前列を取るために突き刺さる日差しに耐え日焼け止めを塗り塗り耐えた1時間。
 
なのに開始時刻と共に雲がもくもく……
 
なんでよーっ!
 
でも隣にいるオタク風二人組の会話によると「快晴より曇っている方がパトランプの光が良く見えるんだよなー」だって。
 
なるほどなー
 
 
突然会場にドガガガと大きな音。
 
大きな地震が発生したようです。
 


空から被害状況を観測するために東京消防庁ヘリ「つばめ」がやって来ました。
 
仏製アエロスパシアル ドーファンIIですね。
 


ビルの屋上に要救助者を発見したようです。
 
 
上空でピタリとホバリング。
 


あっという間にホイストで吊り上げてしまいます。
 


機内に収容。
 


病院に向かって飛び去ります。
 


同時に地上への救護者搬出も進みます。
 
 
東京消防庁即応対処部隊が駆け付けて来ました。
 
真っ先に到着した隊長を乗せた車両は米POLARIS社の四輪バギーですね。
 
最近は陸上自衛隊もオスプレイに搭載できるKawasaki MULEの配備を進めていますが、この消防配備のバギーは公道をそのままで走るナンバーを取得できるのが売りなようです。

 
続いてYAMAHAのオフロードバイクを使用した消防活動二輪車「クイックアタッカー」が現場に到着。
 
 
ハイパーレスキュー隊の大型車両も次々とやって来ます。
 


即応対処部隊長から指示と注意が飛び、

 
各隊員がそれぞれの持ち場に一層大きな規模の戦力を展開して救助作業が進んでいきます。
 


空からはドローンによる目が新たな要救助者を発見。
 


 
重機で障害物を撤去。
 


倒壊して建物からも救助されたようです。
 


すると建物から出火。

救助を終えた隊員が現場から緊急離脱します。
 
 
それに替わるように追加戦力としてハシゴ車が到着。
 


消防艇も加わり海からの消火活動の準備が完了。
 
そして……
 
♫デデデデンデン チャラチャッチャー チャラチャッチャー♫
 
この曲は‼︎
 
 
やっぱU.S.NAVYとなればこの曲だーっ!
 
 


横須賀基地の米海軍も応援に駆けつけてくれましたよ。
 
だから突然流れるDANGER ZONEだったのですねw
 


日米合同の消火作業により
 


鎮火。
 


上空からも火災の制圧を確認。
 


練度高い隊員たちの活動により無事状況終了となりました。
 
 
みなさんの日々の活動により我々は平穏な生活を送る事ができています。
 
ありがとうございます。
 
 
 
今回のサンダーバード的メカは
 


なんかカッコいい!
 
遠隔誘導の消火マシンのようです。
 
結構小さいので機内にはタンクは持たず、
 


お尻にホースをつなげてズルズル引っ張りながら火災現場に入っていくみたいです。
 
 
 
屋内展示はやはり時代的に消防車といえどサステナブルが大きなテーマとなっていました。
 
もちろん大事なことではありましょうが、近年のモーターショーもそれで面白くないんだよね。
 
とにかく小燃費、再利用可能素材の技術展示になっていて。
 
2025年に開催される大阪万博もどっちを向いてもエコエコエコで、なんかつくば科学万博で感じたようなワクワク感は無さそうだなと……

 
 
 
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さあ乗ろう!あの日見た空の青さを叫びたがってるんだ④

2023-06-12 09:47:33 | 日記

(その③からの続きだよ)

 

秩父鉄道SLパレオエクスプレス「SL崩壊:スターレイルエクスプレス」の復路は終点の熊谷駅まで乗り通さず秩父駅で下車。

 
娘がプレイしているアプリゲームとのコラボ列車ということで連れて来られたわけですが、それだけで帰ってしまうのはあまりにもったいない。
 
西武鉄道方面は航空自衛隊入間基地での航空祭かベルーナドーム(当時メットライフドーム)でのAqoursライブくらいしか来たことが無いのです。
 
秩父行こう!秩父行こう!とずっと言い続けていたのに全然その機会もなく12年たった今ようやく来ることができました。
 
 
 
最初の目的地までは駅から歩いて8分ほど…………
 
暑い……
 
いや、気温はさほどでも無いんだけどとにかく蒸し暑い。
 
なんだかんだで海が近く常に風が吹いている千葉県民からするとこの蒸し暑さは結構こたえます。
 
秩父って避暑地じゃなかったの?
 
最初は街のあちらこちらを見ながら笑っていた娘もどんどん口数が少なくなってきた頃合いで到着しました。
 


秩父三十四所観音霊場十七番札所の「定林寺」です。
 
12年経ったけれどよく覚えているこの光景。
 


小坊主さんも作中そのままだ。
 
途中の自販機で買ったキリンレモンを飲みながら小休止。
 
……と、ここで痛恨のミス。
 
なにが"12年経ったけれどよく覚えている"だ!
 
自分全然わかっちゃいなかった。
 
【10周年記念】「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」OP映像「青い栞」(Galileo Galilei)
 
このOP映像を確認してみると、ここで飲むべきはC.C.レモンだった!
 
なんかキリンレモンだとばかり思ってたんだよなー
 
あと、娘になっちゃんオレンジを渡すべきだった。
 
でもペットボトルでは無く缶なのかー
 
あるのかな今……
 


アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」が放送されたのは2011年の4月からでした。
 
東日本大震災の1ヵ月後だったんですね。
 
もう、このアニメは泣きましたよ。
 
今まで見たすべてのアニメの中でも一番泣いたアニメなのは間違いない。
 
涙が込み上げて来るとなすすり泣くとかでは無く嗚咽ですからね。
 
二番目に泣いたアニメは「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」ですかね。
 


【10周年記念】「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ED映像「secret base ~君がくれたもの~」B ver.
 
小休止しながらイヤホンでこの曲を聴いてみようかとも思ったけれど、きっと娘の前で泣いてしまうことになりそうなのでそれはやめて次に向かいます。
 
 
主人公のじんたんが通う高校のモデルとなった中学校ですね。
 
聖地巡礼とは言っても学校の周りをウロウロするのは良い事では無いので離れたこの交差点から写真を一枚。
 
まあ、あそこまで行ってまた戻って来るのが億劫というのもありますが。
 
 
定林寺からさらに歩いて20分。
 


あの花聖地巡礼では絶対外せないポイントの「旧秩父橋」に着きました。
 
 
OPや本編に出て来るだけで無く、メインキービジュアルの背景でもありますからね。
 
男女問わずアクキーやラバキーをぶら下げファンだとわかる人が今でも来ていましたよ。
 


今でこそアニメ聖地巡礼者が集まる秩父ですが、もともと札所巡りで巡礼の地でしたね。
 


あの花だけで無く、「心が叫びたがってるんだ」に、
 


「空の青さを知る人よ」と、秩父が舞台のアニメ3作品のマンホールが集まっています。
 


この欄干、あのセメント工場……
 
消えてしまいそうなめんまを背負った走るじんたん。
 
街全体がオレを泣かせにきてやがる!
 
(ToT)
 
 
のんびりと作品の雰囲気に浸っていたい所だけどここから徒歩12分の大野原駅から乗る電車の時刻まであと16分。
 
それを逃せば次の電車までは40分後になってしまうローカル鉄道。
 
…………………
 
なんとなくわかっていたんだけど……
 
確かに定林寺から下ったものなー
 
駅までずっと登り坂……
 
きつい……暑い……
 
娘はよく文句言わずに着いてくるな。
 
まぁ、娘の要望で決まったワンデートリップだからな。
 


予定していた電車に間に合いました。
 
運良く秩父3作品のラッピング電車が来てくれました。
 
1時間弱の徒歩を頑張ったので街が労ってくれている気分です。
 
元東急車両と元都営三田線車両の邂逅。
 
お互いこんな山の中で一緒に働くなんて思ってもみなかっただろうな。
 
特に5000系の方は三田線で働いていたのとほぼ同じ年数をここで過ごしています。
 
 
三峰口方はあの花車両。
 
 
中間車はここさけ。

 
熊谷方車両がそら青の3両編成。
 


車内の広告類もすべてこの秩父三作品で、そこかしこに秩父鉄道用に描かれたディフォルメキャラがいますね。
 
順ちゃん、マイク持ってるけど車内放送大丈夫? ハラハラ……
 
もっと乗っていたいし、なんなら席を移りながら3両編成の3両とも乗りたいんだけど2駅区間だけの乗車です。
 
御花畑駅で下車。
 
 
パレオエクスプレススタンプラリーは5個押すことができました。
 


3つでクリアの参加賞はパレオエクスプレスのアクリルキーホルダー。
 
秩父鉄道ふとっぱらー
 
 
 
西武線と秩父鉄道は駅が(すぐ横を走っているにもかかわらず)接続されおらず、西武秩父駅への乗り換えは御花畑駅。
 
秩父駅と西武秩父駅は全然違う所。
 
街の中心は秩父鉄道のほうの秩父駅。
 
これは分かってないと時間の組み立てに失敗するワナだと思う。
 
 
 
味噌豚丼に
 


わらじカツ丼。
 
どちらも秩父の名物だそうです。
 
専門店も調べはしたんだけど、なんかこの街閉まるのがめっちゃ早くて時間的に合わずここ、西武秩父駅のフードコートにしたんだけど十分満足でしました。
 
ちょっと野菜分の小鉢ひとつ付けて欲しかったけど……
 


みそポテトも閉まっていて食べれなかった。
 
娘は今度また来ればいいじゃーんと前向きな言葉。
 
若いって良いね。
 
ぼくは人生の終盤に向かいつつある自覚があるので旅先でいつも「ここ、もう来る事は無いんだろうな」とか考えちゃうんだよね。
 
娘にそれを言うと全否定してくれるのでまぁ娘との親子関係もそれなりに良好でありがたい事です。
 


最後に駅前観光案内所に立ち寄ります。
 


3作品の聖地巡礼マップをもらいました。
 
帰る間際にすることか?w
 
あの花聖地巡礼の仕上げとしては農民ロケット打ち上げの射場を見に行きたい所だけど街からとても外れているのでそれは今度の機会にしましょう。
 
ってか、アニメ聖地巡礼としてだけで無く、ロケットオタクとしても10月の龍勢祭は来るべきお祭りなんだよなぁ
 
この機会に本気で考えてみよう。
 
横にあるレンタル自転車を見て「なんでこれにしなかったのー?今度くるときはこれにしよーよー」とブーブー言い始めた。
 
今なら「文句があるならひとりで帰れ!」と怒られても大丈夫だからか?
 
 
わずかな滞在で名残惜しいけれど西武鉄道に乗って帰ります。
 


銀色のソーセージ「Laview」に初乗車。
 
うん、かっちょわりーw
 


内装とそしてこの膝下まである巨大な客室窓は素晴らしい。
 


SL列車に比べてこの電車めっちゃ乗り心地良いーって娘氏もご満悦。
 


飯能〜西武秩父間運用の4000系が引退する前に乗ってみたいな。
 
西武秩父4000系はあの花聖地巡礼のひとつでもあります。
 


全国でも珍しいトンネル内で停車しての列車交換。
 
単線区間なのでこの正丸トンネル信号所で上下線列車の行き違いを行います。
 
あの花作中でもこの暗いトンネル内での行き違いが心理描写に上手く使われていました。
 
 


池袋到着ー
 
(ラブライブ!スーパースター‼︎クゥクゥちゃん役の)りーちゃんに出迎えられる。
 
秩父より涼しいけど……めっちゃ人混み。
 
人は少ないけど虫が多い秩父か、虫はいないけど人が多い池袋かと真剣に悩む娘。
 
 
前日に就職希望先からの内定が出たばかりの娘とのふたり旅でした。
 
もし不採用だったらこの旅はどんな雰囲気になったかを想像すると空恐ろしい。
 
 
予定していたスケジュール通りにすべてのミッションコンプリートで秩父日帰り旅完了です。
 
 
あの花、ここさけ、空青を一気見しよ。
 
 
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さあ乗ろう!あの日見た空の青さを叫びたがってるんだ③ SLパレオエクスプレス乗車記

2023-06-11 13:50:00 | 日記

②からの続きだよー

 


終点の三峰口駅に着いたSLパレオエクスプレスが折り返すまで1時間11分あります。
 
地方ローカル線でダイヤが薄いというのもあるけれど、なにより蒸気機関車は着いてすぐ反対方向に発車、というわけにはいきません。
 


駅前にあるのは2軒ほどの飲食店と床屋さん。
 
終端駅の雰囲気に満ちていてとても魅力的な駅ではありますが、都会的感覚で言えば失礼ながらなーんにも無い。
 


バスに乗りパワースポットとしても有名な三峰神社に向かう人以外のほとんど人は同じ場所に向かいます。
 


駅から踏切を渡り5分弱の公園。
 
その名の通りここまでパレオエクスプレスを引っ張ってきたC58をくるりと熊谷方向へ180度向きを変えるのです。
 


転車台(ターンテーブル)に入る前には水の補給と点検作業を見ることができます。
 


軸や可動部にオイルを差しているようですね。
 
どこからか来た鼻がめっちゃ高い西洋人と通訳の人がこのメンテナンススタッフに話しかけ写真も撮っている。
 
オイルメジャーの派遣員か?
 
冬には積雪凍結もある秩父山間部。
 
唯一凍らない機関車用オイルを開発したもののかえってそれが海外オイルメジャーの反感を買い妨害してくるように……
 


何の話かって?
 
「海賊とよばれた男」にそんなエピソードがあったなーと。
 


黒光の車体に金色に輝くマスコンハンドルにブレーキレバー、そして各種バルブが実に美しく艶かしい。
 
 
13時30分ころに転車台に侵入してきました。
 


重量のあるSLが転車台に乗った時の軋み音やレールの位置をピッタリと合わせるロック機構、そして切り替えのポイント作動が目の前で見れて電車大好き男の子もかつて男の子だったお父さんたちも大興奮です。
 


大宮の鉄道博物館でも転車台は一番の目玉として日に何度も回していますが、営業運転用として生きている転車台は迫力があります。
 


雨が降っていたら駅ホームから写真を撮ろうと望遠レンズを持ってきたけれど、これは傘をさしてでも目の前で見るべきものですね。
 


山に囲まれた立地なので虫が多く、夏場は虫除けが必須ですが。
 


向きを変え転車台を出たC58-363が機回し線を使い編成の先頭に付く動きに合わせて観客もゾロゾロと移動。
 


既に先頭にC58-363が連結されて発車を待っている折り返し14時05分発下りパレオエクスプレス「SL 崩壊:スターレイル」号に乗って戻ります。
 


往路と違って復路の乗車率は三峰口から秩父間では3割ほど。
 
途中から乗ってくる人も秩父や長瀞から乗ってくる人も多いのでしょうけれど、往路と違って崩壊:スターレイルのグッズ配布がこちらは無いからか乗車率は3割ほど。


秩父や長瀞から埋まる座席を入れても半分近くが空席となるようです。



そのためか往路の熊谷駅と違ってとてものんびりした雰囲気。

撮りたい写真があるので今度は最後尾車両に乗ります。
 
地図を見ながら最適な場所を選定。
 
窓を開けてスマホのレンズ部を差し出すと、
 


狙った通りの写真が撮れました。
 
単線なのでこちら側に架線柱が無いことも確認してこの場所を狙いました。
 
先の見通しがきかない場所も多く汽笛の音が時折聞こえます。
 
実を言うとあまりSLには興味は無く、ELやDLの方が好きだったのですが、今日1日でSL好きになった気がします。
 
シリンダーが蒸気を吐きながらピストンを動かしロッドに動きを伝えて大きな車輪を回す。
 
実際の出力値では無い見た目のパワフルさに魅せられしましたよ。
 


前後で表情が変わるのも良いよね。
 


復路は熊谷駅まで乗り通さず秩父駅で下車。
 


初めての秩父訪問。
 
街を歩きます。
 
 
 
 
 
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さあ乗ろう!あの日見た空の青さを叫びたがってるんだ② SLパレオエクスプレス乗車記

2023-06-11 10:16:00 | 日記

①からの続きだよ

 


地方鉄道ゆえなのかなんだかゆるーい座席指定券。
 
車内検札印はコラボ列車らしくキャラクターのスタンプが裏にペタリ。
 
娘は「これ、降りる時改札で回収されちゃうのかなぁ?」と心配していたけれど、加えてコラボ記念切符の乗車券も含めて持ち帰りも可でした。
 
些細な事だけどオタク心をしっかりと掴んでいる。
 
ぼくはこのゲームはやっていないのだけれど、どうせ関わったのだから「推し」を探す。
 


車内装飾を片っ端から見て回り……
 


このコ人気ありそう。

どんなキャラかわからずビジュアルだけの感想ですが、CV.小倉唯さんだし。



あ、このコ! このコいい!

決めましたよ。
 
アスターさんというそうです。
 
名門出身のお嬢様で天文台勤務。

知的お嬢様なんてぼくの好みにろーきの165kmストレートです。
 
パパの推しはわかりやすいと娘にはいつも言われる。
 
CVは赤﨑千夏さん。
 
アイマスの日野茜ちゃんや中二病でも恋がしたい!の森夏ちゃん、それにMGL140を2丁ぶっ放すフカ次郎(ガンゲイル・オンライン)の声優さんですね。
 
 
さあ、お待ちかねのグッズ入り袋の配布です。
 
キャラも内容も配るスタッフの采配次第。
 
さぁどうだ!
 


アスターさんのアクスタが入っていましたよ!
 
さっき推しを見つけたばかりのニワカなのにこの引きの良さ!
 
娘は缶バッジでした。
 
缶バッジといってもそこそこな大きさなのにその上をいくこのアクスタの巨大さ重さ。
 
2000円以上の品なのは間違いない大きさで、それだけで乗車券とSL指定席券合わせて実質無料。
 
(オタクは実質無料と実質カロリーゼロが好き)
 
 
沿線イチの絶景ポイントである荒川橋梁なのに貰ったグッズを並べて写真に撮るオタク。
 
 
調子に乗ってゲームを起動させたiPadと記念乗車券も一緒に並べる娘。
 
オタクはどこでも祭壇を作り始める。
 
 
コラボ列車とはいえ全員がオタクなのでは無く、SLパレオエクスプレスとして乗車しているファミリー客や高齢夫婦客にもこのグッズは配られていたので、特にアクスタに当たった非オタ乗客は「重い土産だなー」って感じたかもしれない。
 
ツイッターを見ると早速「誰それ(キャラ名)のアクスタと自分が欲しいキャラの交換を希望。 最後尾デッキで待ってます」といった情報が交わされるいつものイベント風景で笑える。
 


秩父鉄道役務係の桜沢みなのさんに迎えられ秩父駅に到着。
 
デザインはラブライブ!版権絵でおなじみの伊能津さんなのでちょっとことりちゃんっぽい?
 


街のシンボルである武甲山がベッタリとまとわり付いた雲から姿を見せてくれました。
 
1000m級の山、それだけでもう珍しい千葉県民。
 
 
秩父市は街中ですでに海抜250mあるらしい。
 
午後に雨マークがついている日だけど今のとこは降雨は無し。
 
このまま降らないで欲しい。
 
 
留置線に石灰石を積んだ貨物列車発見。
 
武甲山があんなカタチなのも秩父鉄道に貨物輸送があるのもこの石灰石が採れるから、なのです。
 
 
最後尾にはここでしか見れない車掌室付きのヲキフが連結されています。
 
折檻部屋とかそんななんだか禍々しい雰囲気を持つデザイン。

 
ここで乗客は半分ほどになり、やっとぼくと娘の2人でボックスの占有となりました。
 
 


ここまではほぼ平坦だった路線も一気に山間を縫って走る山岳路線のような風景となり、石炭を燃やし蒸気を作り大量の黒煙を噴き上げ20‰の登り坂をゆっくりゆっくり登っていきます。
 
"蒸気機関車は生き物"という言葉がよく分かります。
 
線路沿いすぐのバルコニーに洗濯物を干していた家があったけど大丈夫?
 
身をのり出す事なくレンズ部をちょこっと突き出すだけで写真が撮れるスマホはこういった時にはデジイチより使いやすい。
 


積雪のある山間部で見られる烏帽子型送電塔。
 
それすら千葉県民には珍しく、こうして写真を撮ってしまう。
 
 
2時間44分の長旅を終え、終点の三峰口駅に到着です。
 
 
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さあ乗ろう!あの日見た空の青さを叫びたがってるんだ① SLパレオエクスプレス乗車記

2023-06-11 07:55:00 | 日記

休日の朝5時半。

 
難なく起きれたのはやはり歳のせいか……
 
娘を起こすとまだ眠いと文句を言う。
 
いや、キミの為にこんな早朝に起きてるんやで?
 
 
向かうは埼玉県熊谷。
 
L特急あさま、今は北陸新幹線あさまでピューっと通過した事はあるけれど未踏の地、熊谷。
 
夏になると毎日のように現地からの映像が報道される灼熱の地、熊谷。
 
そんなのは願い下げたいはずなのに、別の地点がその日の最高気温をマークするとそれはそれでなんだか悔しそうな人たちがいる熊谷。
 
 
8時36分にJR高崎線熊谷駅に到着。
 
まずは秩父鉄道の改札窓口に向かいます。
 
「コラボ記念乗車券はありますか?」
 
「はい、ありますよ」
 
はぁー良かった。
 
まずはひとつミッションクリアで一安心。
 
乗車する列車の座席指定は1ヵ月前に済ませてあるのですが、SNSで情報収集したところ記念切符はその日の分が売り切れてしまうらしいので早朝起きだして来たのです。
 
乗る予定の列車の時刻までは1時間40分ほど。
 
一旦駅前に出て朝マックを食べながら戦果を確認。
 


娘がハマっているスマホアプリゲーム「崩壊:スターレイル」とのコラボ列車を秩父鉄道が走らせるので、乗りに来たのです。
 
ほかの家ではもう親離れ子離れしているかもですが、うちの娘は女子大生になった今でもこうして声を掛けて来るのでパパとしてはつい財布を開いてしまいます。
 
娘とふたり旅。
 
なんかワイドショーが好きそうなおばちゃんグループに「あれが流行りのパパ活?」って目で見られている気もするけど……
 
 


娘の付き合いとは言っても行くからにはきっちり下調べは万全ですよ。
 
多くの人が前頭部停車位置でカメラやスマホを構えて待っていますが、ぼくはそれを横目に人の少ない最後尾へ。
 


10時ちょうどくらいにデキ201電気機関車に牽引されて目当てのコラボ列車が入ってきました。
 
秩父鉄道は地方中規模私鉄ではあるけれど貨物輸送があるために今でも電気機関車が複数在籍して現役なのです。
 
 
さあ、この道のオタクが大好きな解結シーンの始まりだぁ……と、その前に、
 


まだ乗客が乗り始めたばかりの最後尾車両で車内の撮影。
 
JRから譲渡された12系車両ですよ。
 
色はリニューアルされているものの国鉄っぽさが残っていてばあちゃんちを思い出す。
(50系客車運用の播但線)



加えてこの国鉄型折り戸は旅への憧れをかき立てます。

ブルートレイン各形式や583系といった寝台列車にキハ181系と長距離特急に採用されていたドアですからね。

とても古いけれど手入れが行き届いて看板列車として大切に使われているようですね。
 


カチャンカチャンと気持ちの良い金属の音が響きます。
 


解放。
 


折り返し列車を車両基地から引っ張り出してきたデキ201がその任から解かれ離れていきます。
 
発車前、多くの客が乗車した後の前頭部に行きこの列車の本務牽引機をゆったりと撮影します。
 


C58型蒸気機関車の363号機が引っ張るコラボ列車「SL 崩壊:スターレイルエクスプレス」に乗りますよ。
 
臨時急行列車として週末に運転されている「SLパレオエクスプレス」がこの3週間計6往復便でゲーム「崩壊:スターレイル」とのコラボ列車となっているのです。
 


安全第一がなにより大事な列車の名前に「崩壊」とついてしまうのはどうかとは思いますが……
 


とうとうたんたんとうたんたん
 


真っ赤な火の色を腕に映す投炭作業熱そう。
 
しかも連日最高気温を出す熊谷なのに夏の間もSLパレオエクスプレは走るんでしょう?
 
お疲れさまです。
 
超高齢なC58-363爺さんが根を上げた時はさっきの電気機関車が代わりELパレオエクスプレスとなるようです。
 
シリーズの中では新しいデキ500でも結構な高齢だけどね。
 
 
10時15分に定刻発車。
 
ホームに見送りのファミリー客も多数。
 
さすがコラボ列車だからか早々と全席指定が満席となってしまったのですが、1本後の普通列車で追いかけて、多くの乗客が降りる長瀞駅から乗ってくるようです。
 
とーーーっても遅いので急行列車なのに鈍行に追い抜かれてしまう運用なので可能なワザですね。
 
って、マジ遅すぎw
 
乗り心地もガタンガタンして乗り心地がめっちゃ悪い。
 
それに窓を閉めていても煙の匂いがどこからか入ってきてくさい。
 
でも交通機関というよりアトラクション的存在のSL列車なのでそれらもむしろ楽しい。
 
TDLのウェスタンリバー鉄道に文句言う人なんていないでしょうからね。
 
普通列車が1時間40分で運行されている熊谷・三峰口間を2時間44分かけてのんびり走ります。
 
 
 
 
 
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合理的……でもなー(困惑)

2023-06-08 07:32:00 | 日記
先日TVで"山手線各駅停車"的な番組を見ていたんですね。

その中で秋葉原駅は戦後の電気部品の闇市から電気街になり今はオタクカルチャーの街と、よくある取り上げ方でした。

そしてその象徴として駅前のラジオ会館がピックアップされていました。

まぁ2014年に建て替えられた新ラジオ会館には以前のような"電気部品の闇市から発展した"雰囲気は残っていないのですが。

ともかくそのラジオ会館内のボークス、アゾンのドールメーカー2社の直営店とドール関連販売のDOLKにユーズド品を扱うドーリーテリアの4店を紹介し、"アキバカルチャーで次に「来る」のはドールだ"と取り上げていました。

いや、いくらなんでもそれはないだろうとは思うのですが、以前より時々ドール撮影している人を見かけるようになりました。

ぼく自身がドールの写真を撮れる(人が少ない)場所・時間帯を狙って行っているので、つまりはほかのドールさんと同じことを考えているということになるのですが。

で、先日衝撃的な光景を目にしたんですよ。

朝9時過ぎの日比谷公園に1/3スケールクラスの女の子のドールを撮影いる人がいたのですが、よく見るとそのコ、脚が外されていたのです。

ロングスカートの中に手を入れて上半身を持っているようでした。

確かにそうすれば60cm近いドールちゃんも半分程度の大きさとなり運び移動するのが楽になります。


脚は無くともこういった写真なら撮れますからね。

でもMSN02ジオングの開発担当技師じゃないんだから……アシナンテカザリデス!エライヒトニハワカランノデス!

もちろん人それぞれのドールとの付き合い方があるので批判するつもりはないのですが、只々そういうやり方もあるんだと驚いたのです。

で、そのことに関していくつかのブログやSNSを見て回ってみるともっと衝撃的な事を知りました。

遠方のドール仲間の所に行く際に自分のコの脚どころか手も体も家に置いて、さらにはウィッグ(髪の毛)すら持たず出かけ、着いた先でその友人にボディもウィッグも服も借りるという事だったんです。

確かにその方はカスタムドールとして顔のメイクを念入りに施しアイパーツも厳選した個人制作の物を入れていたので、ヘッドパーツがあればあとは市販のボディでもそのコの個性は保たれるという事なのでしょうが……

いやはや驚きました。

前か後ろが開かず上から被せるしかない服を着せる時に頭を外しながら「ごめんね、すぐ終わるからね」って未だ声をかけながら着替えさせている自分もドールとの付き合いが長くなればどんどんそういった"割り切り"ができるようになるんですかね……




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