![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/e2/1080927df2c2e546ee2fd76b7091bcfe.jpg?1695636427)
1/3スケールユーフォニアム3Dプリントキットの組立ての続きです。
全部のパーツを切り出しヤスリでしょりしょりしたので仮組をしたのですが……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/2c/97023ad61d61e056973c264b365feb3b.jpg?1695636531)
支柱のひとつが折れました。
真ん中でポッキリというわけでは無いのですが、差し込み部の穴の中に先端を残したまま外れてしまったのです。
ベルのパーツが重く、負担が掛かっていたのかもしれません。
やはりレジンは脆すぎる。
レジン製のガレージキットってフツーは組み立てたら飾っておくもので外に持ち出したりしないものな。
でも今回のユーフォニアムは目的があるので頑丈にしたい。
支柱を作り替えるしか無いですね。
面倒くさいけど……
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/8e/f965786e7b2090b827b775eda048166c.jpg?1695676115)
2mm径のプラ棒に1mmのピンバイスドリルで穴を開け、そこに1mmの太さの真鍮線を通してパーツと現物合わせでパキパキ切ること5本。
穴が中心からずれて廃棄となった物は数知れず。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/38/46da1740bf526532ccf56368fb1226d4.jpg?1695644339)
プラ棒で再現した支柱付け根は真鍮線を貫通させているのでユーフォニアム本体の窪みに更に1mm径の穴を開ける事で深くまで突き刺して頑丈に作り変える作戦です。
支柱パーツと見比べてみると真鍮線は1.5mm径の方が近いのですが、2mmのプラ棒に1.5mmの穴を開けるなんてそんなの部屋掃除1年道具磨き2年でやっとピンバイスに触れる許可が出るような職人修業をしないと無理です。
パーツの下処理が全部済んだので次にやる事は洗浄です。
パーツには製造時に型から外した時の離型剤が残り油膜を纏っています。
お菓子作りで焼き型にバターを塗布するのと同じ理屈です。
そのままだと塗料が乗らず最悪剥がれてしまう恐れがある。
台所に行き食器洗い洗剤を水に溶かし洗浄液を作ります。
昔からママレモンを……と言われているけれど、別にジョイでもキキュットでも良いよな?……と考えながらチャーミーグリーンの能天気なCM曲を口遊み……………………
んんんん????
型から外しやすいように????
この手順、3Dプリンター製品でも必要なんだろうか?
スマホで調べてみると……
あーーっ!!
ヤバかった!!!!
必要無い手順どころかやってはいけない行為でした。
積層構造の3Dプリント製品を長時間漬け込むと洗浄液が各層の中に入り込み結合が解けてグズグズに崩れてしまうおそれがあるらしいのです。
危なかったー
初めての3Dプリンター製品、学ぶことが多いです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2c/69a502cd96f53f31323b431f2256363a.jpg?1695645717)
作り替えた支柱も良好。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/61/a26a1305a608ae9e8d7a670025cdb010.jpg?1695645814)
接触していた管も離れてしっかり安定してきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/2e/1ab77baaaa3179db6f804fc7c3f96992.jpg?1695645990)
レジンに塗料が食いつくようにメタルプライマーをスプレーして乾燥に入ります。
ある程度乾いた時に触った感じだと完全乾燥させるには2日ほどかかりそうですね。
塗装はまた週末を待ちましょう。
そして、次の曲が始まるのです。