幕張でポタリング日記

自転車趣味や好きなアニメやら思いついたことをチラホラかきちらしています

おけいはんになるっ⑥

2023-11-04 15:47:00 | 日記

その⑤からのつづきだよー

 

市街地に下り、1日700円の平等院裏手の駐車場にレンタカーを置いて計画的に歩いて回ります。

5年前に来た時は雨にたたられ消化不良に終わったので、未到達の場所にも行きたいリベンジ旅でもあるのです。

 

宇治川に出ました。

宇治公園が宇治川の中州となっているので散策しながらの移動です。

その中州は長さ1㎞程度ではあるのですが、西側は鵜飼船の船溜まりを作ることなく川岸に係留できるほど穏やかであるのに対して

 

東側はかなり流れが速く水面には白波が立つほどです。

3㎞ほど上流にある大きな天ケ瀬ダムが放流しているのでしょうか。

上流の琵琶湖とこのあたりまでは標高差が70mもあり急峻ではあるのですが、その高低差を天ケ瀬ダムで堰き止め調整しているのです。

 

囂々と音を立てて流れ落ちている場所があります。

11㎞上流の瀬田川洗堰から取水して、10㎞のトンネルを含む11㎞の導水路を経て宇治発電所での発電に利用されたのちにここに放出されているようです。

そんな大規模な発電所が大正2年に運用が開始され、今でも国内最大規模の水力発電量を誇っていることに驚きです。

 

宇治神社船着き場の石段にチューバの練習をする葉月ちゃんとそれを見守るおーまえちゃんに川島サファイアみどりですぅ~ちゃんの姿が見えますよ。

作業着を着ているようにも見えますが北宇治制服は冬服と夏服の他にもうひとつあるんですよきっと。

ヘルメット?

 

宇治神社に着きました。

紅葉にはまだ1月ほど早いのですが、少し色づき始めていますね。

紅葉シーズン真っ只中であればあまりにあまりに!人が多く京都旅行など出来なかったわけですが。

 

うさぎの口から落ちる手水で清めます。

このうさぎさんと昭和っぽい少女の絵が印象的な説明パネルも劇中に登場しましたね。

このパネルは神戸の生田神社でも見たのですが、神社本庁とかで制作しているんだろうか。

 

「はぁ……はぁ……なんでユーフォ持ってこなくちゃいけないんだー」

「10分遅刻!」

このシーンを見た元吹奏楽部員現市民楽団員でアルトサックス吹きの娘は「トランペットってそういうとこあるよねー 楽器搬出の時もさー」となんだか少しばかりの鬱憤があるようです。

 

お参りです。

祭神が菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)だそうで、北宇治高校のモデルとなった学校の校名はここからきているようですね。

その菟道稚郎子命が道に迷ったところ先導したのが一羽のうさぎで、先ほどのお手水舎や絵馬で見るうさぎはそんないわれがあるのですね。

 

オタク御朱印帳を持って来ていたのにすっかり忘れていました。

オタク御朱印帳というのは神田明神さんから始まり大洗磯前神社や隠田神社等で書いて頂いているのです。

次は鎌倉の浄智寺を狙っているのですがなかなか北鎌倉で途中下車する機会が無く……

 

「どっちが好き? さっきの神社とこっちの神社」

「私はこっちの方が好き。 渋くて大人な感じがする。 わかんない?」

さっきの宇治神社とこちらの上宇治神社はすぐそばに隣接していて二社で対を成していて、菟道稚郎子命の宮居があったところとされているとのこと。

 

さてと、登るか。

 

おーまえちゃんと麗奈さんがアニメ1期と劇場版「誓いのフィナーレ」と2回登ったエピソードがあるので聖地巡礼とては外すわけにはいきません。

 

舗装もされておらず石もゴロゴロしています。

 

なんだか柱状節理が横になって割れたような地面でとても歩きにくい箇所もある。

それを麗奈さんはミュールを履いて登っています(靴擦れ描写あり)

しかも劇中2回とも夜に登っています。

実際には照明がひとつも無い暗闇だそうで、スマホのライトアプリで照らしていたとはいえ道を踏み外すと崖から落ちて命すら危うい登山道となっています。

聖地巡礼者としてはやっぱり夜に登りたい人もいるらしく市としても注意を呼び掛けているようです。

 

 

そろそろ着くかと思い地図を見てもまだ半分も来ておらず絶望する。

地面はゴツゴツで斜度もなかなかありとてもキツイ。

夏じゃなくて良かった…………

地元のお年寄りの方々の散歩コースになっているようで何人かのじいちゃんばあちゃんとすれ違いますがこっちはもう這う這うの体です。

 

宇治上神社から30分弱で展望台に着きました。

木々も窓のように刈り取られ宇治市街が一望できます。

みかん飴を齧らせてくれるクール系黒髪美少女はどこ?

脳内iPhoneがトランペットとユーフォニアムの二重奏を高らかに鳴らし始めます。

 

平等院も見渡せますね。

一番手前が10円玉で有名な鳳凰堂ですかね?

宇治に行ったのに平等院は行っていないと言うと驚かれそうなので、これで見たことにします。

 

ここまで登ってくる最中ずっと雷鳴が聞こえていたのですが、とうとう降り出しました。

いっきに街が暗くなり、標高も高いわけでもないのにすぐそこで鳴っているかのような音でこの四阿から身動きが取れません。

天気予報アプリによるとじきに止むようですが。

まぁここまでわりと時間に追われてあちこち動き回ったのでこんな時間も良いでしょう。

そのおかげで天ケ瀬ダムを見に行くことは出来なくなりましたが……

 

30分ほど留まっていると予報通りに雨は止み下山を始めます。

結構なゲリラ豪雨だったけれど石がゴロゴロの登山道だけにぬかるんではおらず怪我無く街に戻ることができました。

 

あの展望台があった木々の穴はどれなんだろう?

時刻は15時半でいい感じの日の色になってきました。

アニメ劇中では学校での部活動が中心であるためにこのあたりのシーンは放課後が多く、すこし赤黄色かかった風景のほうがより聖地巡礼って感じがします。

 

井川用水機場横の通称「久美子ベンチ」

劇中にたびたび登場する、家では楽器を鳴らせないおーまえちゃんが練習している場所でもあります。

人はさほど多くは無くても後ろの細い道をそこそこ通りはするのですがここばかりは思い切って出してしまいます。

その為に北宇治高の制服を手に入れ、1/3スケールのユーフォニアムを組み立て、そしてこの京都宇治旅行に来たのですから。

 

この「久美子ベンチ」でのおーまえちゃんを再現したかった。

1/3ドールのXenosaga ep.3 M.O.M.Oちゃんをお迎えして、その顔たちや瞳の色が黄前久美子ちゃんに似ていると気付いて(思い込んで)から特徴的なくるんくるん癖っ毛ウイッグを用意して北宇治制服も購入し、そしてガレージキットのユーフォニアムも手にして待ち望んだこの1枚の写真。

ウイッグ3800円、制服13200円、ユーフォ5000円(+塗料2643円+送料600円)と総額25243円と相当な出費(足掛け3年近くにわたるので瞬間的な出費ではないのでまだ痛手は無いけれど)となってしまいましたがこれが報われた思いです。

ちょっぴり涙がこみ上げてきましたよ。

 

もう前から横から後ろから写真を撮って撮って撮りまくります。

ドール同伴の旅は荷物がひとつ増えます。

壊れやすいレジンキットのユーフォニアムを保護するために制作した緩衝材入りケースもかなりの大きさとなりました。

それにデジ一眼カメラに一脚と相当な重量を持ち歩く旅(しかもそれで大吉山に登る)となりましたがもうその疲れも吹き飛びました。

通行人のみなさんに「見て!うちのももまえちゃんを!」と言いたい気分です(ランナーズハイか?)

日本人はこういう時見て見ぬふりですが、外国人観光客3人(アジア系2人と西洋系1人)の方に写真にとって良いかと聞かれました。

もちろんOKです。

なんならそれをSNSにアップして欲しい。

やったよ!ももまえちゃん世界デビューだよ!!

 

夕方の時間に合わせてきてよかった。

ちょっと風がありユーフォニアムをしっかり保持する必要があったので演奏している指使いにはできなかったけれど、キービジュアルでよく見る抱きかかえている姿は再現することができました。

 

ここでいつも悩んだり笑ったり。

京アニ作品はけっこうリアルな描写で見ていて苦しくなるアニメが多いけれど、だからこそ引き込まれ忘れられない作品となってしまうのです。

 

もっとここでこうしていたいけれど陽が沈む前にもう一か所行きたいところがあるので移動しましょう。

 

宇治観光センターに立ち寄って「響け!みんなの交流楽譜(スコア)」に足跡を残します。

ペンでの一発描きイラストは上手に描けたとは言えないけれど、字もヘロヘロでたいしたことも書けてないけれど、あの忘れられない3年前の出来事から昂り続ける皆の想い同様に書き残し次の人へと繋ぎます。

 

相変わらずこうして終わりに近づいたタイミングで舞台探訪MAPを手に入れるw

 

車を止めた駐車場はおーまえちゃんちのすぐ近く。

実際のその場は木々深い森となっていておーまえちゃんちのマンションの影も形もないけれど。

マンションのモデルは六地蔵駅近くから持ってきたらしいですね。

ボコンと森にいきなり完成されたマンションが現れる様を想像するとなんだか鉄道経営シミュレーションゲーム「A列車で行こう」みたいで可笑しい。

 

そしてそのすぐ側の自販機。

劇中では夜で店舗のシャッターは閉まっていたけれど……

秀一くんがおーまえちゃんにキスしようとしておーまえちゃんにぶっ叩かれた犯行現場がここです。

お前ら、こんなに家のすぐ近くでいちゃついていたんだな。

 

宇治市街聖地巡礼の最後に訪れたのがここ、宇治川にかかる水管橋の袂です。

おーまえちゃんとあすか先輩との印象深いシーン。

いつも他人事だったりおちゃらけていたり本心からは笑っていなかったあすか先輩がおーまえちゃんの前で見せた本当の笑顔。

作中屈指の名場面の舞台がここなのです。

日の入り前の時間帯も合わせてきたのですが、残念ながら夕日は雲に遮られてしまいました。

それでも空を照らすその色は作中シーンを思い起こさせるのに十分な色彩となっています。

 

あすか先輩はいないけれど。

部長となり悩む日々、時々ここに来てあすか先輩にもらった楽譜にある曲「響け!ユーフォニアム」を吹いている。

そんな情景を想像して写真に収めます。

 

宇治って良い街だな。

沈み行く夕日と川の流れを見ながら一息。




ここには先客がいたのですが、その方に水管橋下中心の位置から写真を撮りたい旨を伝えると快く場所を空けてくれました。

 

その方は秋山優花里装填手のサイクルジャージを着てDE ROSAのロードバイクを走らせるナイスガイで思い出のひとつとして写真を撮らせて頂きました。

おかげで素晴らしい夕方の景色を見ることができました。

ありがとうございました。

道中お気を付けて。

 

この日の宇治市の日の入り時刻が17時10分。

三室戸駅近くでレンタカーを返却して京阪宇治駅まで歩いて10分。

 

まだちょっと宇治橋の上を「上手くなりたい! 上手くなりたい!」と泣きながら走るには少し早い時間帯でした。

人通りがあるここを泣きながら走り川に向かって「上手くなりたーいっ!」と叫ぶのは神田明神男坂を一気に(35秒のタイムで)駆け上がるよりも難易度高い。

ぼくもYAMAHA Venova上手くなりたーいっ!(練習しろよ)

 

劇中にもあるJR奈良線が宇治川を渡る光景。

どうせこの明るさでは列車を止められないのだから低シャッター速度で流してみる。

ブレ具合は良いんだけれど、最近の車両はUVカットガラスで車内の光が外から見ると弱いんだよね。

それに劇中よく見ていたのはこの205系ではなく221系だったかも知れない。

 

聖地巡礼最後の場所は京阪の宇治駅。

JRの宇治駅は前回行ったのでリベンジ旅としてはこんなもんで良いでしょう。

 

京阪宇治駅は本当にカッコいい。

 

この特徴的なアーチ状を多用したデザインはあの南海特急ラピートをデザインした建築家によるものだと知って納得です。

 

この駅ではおーまえちゃんと麗奈さんのキャラパネルが設置されています。

全4駅、宇治線途中駅2駅を下車して全員を収めて行きます。

 

改札口とホームの間のコンコースの上をJR奈良線が突っ切る構造がまた面白い。

 

13000系がいました!

でもヘッドマーク装着車では無かった。

今日は走ってないのかなぁ…………

 

床もシートもおしゃれ!

 

京阪乗る人おけいはん。

あ、このコラボビジュアル背景となった宇治駅と入線している13000系を見る場所に行くのを忘れていた。

でも今から行って暗いしあきらめましょう。

 

黄檗駅では奏ちんと梨々花ちゃんが走っている。

駆け込み乗車はおやめ下さいー

階段の手すりに遮られているけれど、かえってそれがリアルに見える……ともいえるかも。

 

六地蔵駅ではみっちゃんさっちゃん。

またこんな二人一組のような言い方したらみっちゃんを怒らせてしまうな。

 

ホーム端から京アニ第1スタジオがあった所に向いて黙とうさせていただく。

現地では周辺住民への配慮から献花台や碑などは設置されおらず京アニ公式からも跡地への訪問は控えて欲しいとのアナウンスもあることからホーム端で静かに心の中で手を合わせる。

みなさんの志は今も繋がっていて素晴らしい作品が世に出続けています。

人を楽しませあるいは人生の指針とまでしている方々も多くいるコンテンツを生み出していただいたことに感謝します。

 

京阪本線接続駅であり、宇治線起点となる中書島駅に到着。

かもめさん、葉月ちゃん、川島サファイアみどりですぅ~ちゃんの笑顔で聖地巡礼旅を締めくくります。

 

まだ18時41分。

自宅の千葉幕張とは日の入り時刻に20分の差があり体内時計が少々狂う。

(秒単位で管理される仕事柄そこそこ体内時計の正確さには自信あり)

まだ宵の口にもなっていない時間帯ですが、かなりあちこち行った日だったのでホテルに戻ります。

……………………

夕食に予定しているお店もあるのに……

隣のホームでまた跨線橋を渡らなければならないのに…………

 

この光に抗えませんでした。

誘蛾灯に導かれる蛾のようにふらふら~と入店。

最近は駅そばといっても改札近くコンコース等に設置されりことが多くホーム上で食べることも少なくなりました。

 

関東とはまた違った出汁のうま味。

ホームに止まる列車を眺めながら(乗るべき列車を気にしながら)食べる。

これこそ駅そばだなぁー

つゆわたるしみ~

 

その⑦に続きます

 

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おけいはんになるっ⑤

2023-11-04 10:54:00 | 日記

その④からの続きだよ

 

宇治市街に戻りまずは宇治橋西詰のサイゼリヤで昼食。

アクトパルの野外炊事場で子どもたちがカレー(多分)を作っているのを見たのでお腹が空きました。

平日とはいってもちょうど昼時ではおーまえちゃんと奏ちんが食べていた角のテーブルは空いておらず。

まぁこればかりはしょうがない。

 

チョイスはおーまえちゃんと同じカルボナーラと(ドリンクバーの)オレンジジュース。

他に注文したニンジンサラダは劇中では食べられていないので写真には撮らず。

「一口食べます?」とプリンを乗せたスプーンを(あざと)可愛く差し出してくれる後輩ちゃんが欲しい人生でした。

 

昼食を済ませ、レンタカーなので1時間に数本しかないバスの時刻を気にすることなく宇治文化センターへ。

コンテストに向けたオーディションで部員たちにくすぶっている不満を解消するために行われた麗奈さんと香織先輩によるソリスト選出最終選考が行われたホールです。

結果的に最初のオーディション結果が覆らずに部員全員は(デカリボン先輩も感情はともかく理屈の上では)納得したわけですが、もしあれで逆転してしまったらそれはそれで問題だったんじゃないかな?

再オーディションは滝先生にしては珍しく悪手だったと思うんだけど……

麗奈さんが圧倒しすぎて結果が変わることはないということが分かっていてあえてしたのかも知れないけどね。

 

京都府立山城総合運動公園(愛称「太陽が丘」)に入り駐車場に車を止め歩くこと10分。

 

第1期と劇場版「誓いのフィナーレ」でサンライズフェスティバルと称した京都府下吹奏楽部が集まるマーチングバンドイベントの会場となった陸上競技場です。

京阪電車コラボ衣装デザインはここでのシーンで着られたものがベースとなりました。

 

こんな構図のカットがあったような気がします。

この日は競技が行われていないのでスタンドの中には入れず柵の外からの見物です。

 

「誓いのフィナーレ」でおーまえちゃんが次期部長としての素養の片鱗を見せるシーンでの現場ですね。

B倉庫の文字や左の注意書き等も忠実に描かれていました。

 

そしてマーチングバンドの隊列が陸上トラックから出て行進する外周部。

悩みを吹っ切れた後輩さっちゃんと納得がいっていない奏ちんの表情の対比がとても良い描写でした。

おーまえちゃん、ちょっとひねくれたところがあるだけに人の裏の心も読み取れるいい部長になれそうですね。

一緒に悩んでズブズブ沈んじゃわなければ良いんだけれど。

 

プール!

青春アニメでは大抵描写される水着回はサンフェス会場と同じところだったんですね。

今回の聖地巡礼で来るまで知りませんでした。

当然中に入れないので外から雰囲気だけを楽しみます。

まぁ入れてもこの時期のプールは藻だらけで緑色でしょうし。

 

あとは街に降りて歩いて聖地を巡りましょう。

 

カマキリなんて何年ぶりに見ただろう。

 

その⑤に続きます

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おけいはんになるっ④

2023-11-04 05:25:00 | 日記

その③からの続きだよ

ぼくが大好きな電車のひとつがこの京阪特急用車両の8000系です。

1989年に登場とすでに30年以上が経ち、そろそろ引退と後継車の噂も出始めていますが、2017年に新造中間車のプレミアムカーを編成に組み込んだ際に今に繋がる新しい京阪のデザインスタイルへと変貌を遂げ以前に増して魅力的な車両となりました。

今回京都・宇治旅行を決めたのは京阪電鉄×響け!ユーフォニアム企画での衣装がこの8000系をモチーフにしたことなんです。

 

(京阪電鉄HP画面から引用)

特に胸に付けたアクセサリーが京阪特急伝統の鳩マークなところが最高なコラボデザインなわけですよ。

でも、まったく不満が無いわけではありません。

この京阪のデザインがというより基のなったアニメ劇中においてサンフェス参加でのマーチングバンド衣装デザインが、ということになるのですが、高校生の(しかも学校の吹奏楽部の活動としての)衣装なのに”ヘソ出し”っていうのが無いと思うんですよね。


このアニメキャラたちは高校生なので私服としてへそ出しルックになるのは構わないのですが、大人が指示したであろう公式な場での衣装がヘソ出しなのがどうにも気になってしまいます。

ぼくは小さな女の子が大人ばりのビキニスタイルの水着を親が着せていることに嫌悪感すら抱くのです。

親が撮ったマリリン・モンローの恰好をしたジョンベネちゃんのビデオとかそんなイメージにすら繋がってしまい、それをさせる親や大人に対する気持ち悪さと怖さを感じてしまうのです。

それは自分が今のように娘を持つ親となる前から感じていました。

 

ぼくが愛してやまないラブライブ!/μ’sの「僕らは今の中で」衣装だってヘソ出し部分がいただけない。

それに他はきっちりしているのでお腹だけが出ていることになんだか丈の合わない服をいつまでも着ているようでビンボーそうにも見えるのです。

 

またスカートのY字ラインもその中にあるであろう女性のデリケートゾーンを感じさせるようなエロさもあってそこもなんとかならなかったのかと思ってしまいます。

だいたいあのラインのせいでスカートがなんだかMSN-02ジオングみたいに見えませんか?

でも、ライン自体は8000系のゴールドラインをサンフェス衣装に合わせて配置することができたしそれを取り除くわけにもいかない。

 

それらを踏まえて加筆してみたのですが、

 

 

(京阪電鉄公式絵を改竄)

トップスの丈を伸ばしてお腹を隠す。

Y字ラインはT字にして縦線の位置をサイドに移す。

描いた脚に線を一本付け足しただけだったブーツを一回り太くして肌の一部ではなく上に「履いている」感を出し、ソール部の線を入れる。

そのブーツも脚の曲線そのままにせず、直線を繋いでブーツの素材の固さを表現する。

この方がカワイイと思うのですがどうだろう。

あくまで”自分ならこうする”という事なだけで、コラボデザインとしてはそれでも最高なことには変わりなく、現にそれを求めて京都・宇治まで行って来たわけですし。


 

まぁいろいろと理屈を書き連ねしまったわけですが結局は自分のフェチ的に夏服より冬服の方が好きということになってしまうだけなのですが……

M.O.M.Oちゃんも夏の間、露出少なめであまり涼しそうではない服ばかり着せてごめんね。

 

その④で旅行記に戻ります

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