Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶の特別稽古(色無地:梅紫地斎藤三才作ぼかし) / おうちごはん(イタリア料理:基本中級・3月)

2022-03-26 23:35:00 | 着物

今日は茶道の特別稽古を受けるため、朝から身支度をしてお茶のお稽古へ😊


今日は特別稽古で奥伝(口伝で伝えられるお点前で、上級以上の許状がないと習えないもの)を教えて頂くということで、改まった装いで♪


私が持っている唯一きちんと茶会に使える色無地です。実際はぼかしなので正式な色無地ではないのですが、許容範囲だと思って使っていますが😅


こちらは数十年前の私の七五三の際に、母のために祖母が誂えたもの。祖母はその七五三のためにと、私の着物と帯一式のほかに、母のこの着物と、これと色違いの着物を自分用にも誂えたうえで、親戚一同を料亭に招いての宴会を開いてくれました💕


当時は知るべくもありませんが、自分が子供を持つ立場になり、本当にありがたいことだなぁと感謝しています



着物はふくれ織りのような地模様のある生地を紫がかったピンクの濃淡でぼかしに染め上げた、染色作家「斎藤三才」作の染め抜き一つ紋付きの色無地。


帯は地模様のある深い黒地に、綺麗な色彩の色糸で細やかな宝尽くし文様を織り上げた、西陣の名門「藤原織物」の唐織の名古屋帯。


帯揚げは菱形地紋の白い綸子地に、ピンクの絞りで葵柄を表現した輪出し。


帯締めは白〜ピンクのグラデーションになった組紐。



今日習った奥伝は「行之行台子」でした。イメージとしては四ヶ伝を組み合わせたような感じでしたが、覚えるのは大変です💦


通常のお点前と違ってお菓子は5種が決まりです。今日はこのほかにいちご🍓が出たのですが、全ては食べきれないのでいちごだけ席中で頂いて、他は持ち帰ってきました😊


午後はそのまま振替稽古をお願いしていたので、帰宅するともう夕方。


夜は子供たちの寝支度を早めに済ませて、ゆっくりディナーを楽しみました🍽


【イタリア料理教室:基本中級編・3月】

https://blog.goo.ne.jp/mariacallas/e/a515476dd8d889b8a6d080499f943cce/?st=1


前菜はバッカラ・マンテカート。イタリアでは棒鱈を使って作りますが、普通の塩鱈でも十分美味しく作れますよ❤️


パスタ🍝4種チーズのリガトーニ。今日はブルーチーズを多めに入れたのですが、娘が少し食べたいというので取り分けたところ、ぺろりと食べてしまいました。我が家の娘は飲んべえに育ちそうです😅


テラスでランチ / 乗馬レッスン72〜75鞍目(ベーシックA&馬場)

2022-03-25 23:31:00 | バレエ&ピアノ&乗馬

本格的に春休みに突入した娘。しばらくは乗馬🐎漬けの日々になりそうです😊


息子は保育園、夫は出社なので、出発前に私と娘だけでテラスでブランチ。サンドイッチ🥪とスープなのでテラスでも食べやすいです♪

今日の1レッスン目のパートナー🐴はシーザーくんでベーシック馬場。



2レッスン目〜4レッスン目までのパートナー🐴は続けてメルムくんでベーシック馬場。


馬によって同じように指示を出しても動きの反応はさまざまですが、最近の娘は広い馬場のレッスンでもきちんとコントロールが出来るようになってきました👏


そろそろベーシック馬場も卒業かな


お彼岸のぼたもち

2022-03-24 23:30:00 | 季節行事

毎年春のお彼岸の時期には、近くに住む親戚の家からつきたての草餅を頂いていました😊


畑で育てた蓬をすり潰して餅米と一緒について作る草餅は本当に香りが良くて美味しかったのですが、昨夏に亡くなってしまったのでもう食べることができません😭



お彼岸というと何かしらそういうものを食べていたので、今年は母がぼた餅を作ってくれました💕


秋はお萩というこのお菓子。私は昔から実家で作ってくれていたこの2種類が大好きです😍


特に中に餡子を包んだきな粉がけが大好物で、久しぶりに食べるとやはりとってもおいしかったです❤️


桜が開花しました

2022-03-23 23:28:00 | 季節行事

春の代名詞である桜🌸ですが、今年は昨年よりも1週間遅く、320日に開花し、来週にはちょうど見頃となりますね💕


春にたくさんの人々の目を楽しませてくれる桜ですが、もともと桜の「さ」とは山の神様、「くら」は座する場所という意味なのだそうで、あの花の咲いている辺りに山の神様がいるというのが名前の由来なのだとか😳


古来の日本で桜🌸といえば、主流は野生種の山桜。花と葉がほとんど同時に出たり色が少し濃かったり、また咲く時期もかなりばらつきがあるようですね💦


それに対して今の桜の主流は染井吉野。日本に自生していた江戸彼岸と大島桜の交配で生まれたとされており、江戸末期から明治初期にかけて、江戸の染井村で育成されたのが始まりです😊


園芸品種で種子では増えず、接木で増やすしかないものですが、葉が出るまえに花が咲く華やかさから人気を博し、明治の中頃から急激に植えられ始めました😳


原木からのクローンのため開花時期は気象条件の同じ場所ならほとんど同じで、一斉に咲いて一斉に散るのが特徴です❤️


淡いピンク色の桜が満開になると、まるで一面霞がかかったように見えて、昼は春の青空に良く映えますし、夜には少しの明かりでもまるで花が光っているかのように明るく見えます💕


日本人は花を愛でるのが好きですが、ことに江戸時代からは、花見といえば桜🌸


江戸時代の女性達は花見のために新しい着物を誂えたり、もっと裕福な女性達はいくつもの新しい着物を綱にかけて幕の代わりにする「小袖幕」を張ったりと、花見は特別なイベントだったようです♪


昨日は春分・春の最中昼夜平分

2022-03-22 23:27:00 | 季節行事


昨日は春分。本格的な春の始まりでもありますが、昼と夜が同じ長さになって、太陽が真東から登り、真西に沈む時期😊


春分は春のお彼岸のお中日で、その前後3日を含めた合計7日間が、春のお彼岸となります。お彼岸にはもち米を小豆餡で包んだ和菓子をお供えするのが習わし。同じ菓子を春は「牡丹餅(ぼたもち)」秋には「お萩(おはぎ)」と呼んで区別するのも、季節を大切にする日本人らしい細やかさですね💕


初候である3/213/25は「雀始めて巣くう(すずめはじめてすくう)」。

可愛らしい雀たちが枯れ草を集めて巣作りを始めるころです。この時期に綺麗な啼き声を聞かせてくれる鳥はひばり。春には様々な鳥たちが美しい声や姿で心を和ませてくれます。この時期のスーパーには蕗が並びます。蕗の煮物を食べると春だなぁとしみじみ感じますね


次候である3/263/30は「櫻始めて開く(さくらはじめてひらく)」。

毎年今か今かと待たれる桜🌸の開花ですがたいていはこの時期のようです。今は桜というと淡い色が美しい染井吉野が主流ですが、江戸時代までは、桜と言えば少し濃い色合いの山桜のこと。吉野山の山桜は多くの歌にも読まれています😊


桃の節句に食べられることの多い桜餅はこの時期にまた食べたくなりますよね。名前に桜のつく桜海老🦐も、ちょうどこの時期が旬なのだそうです😳


末候である3/314/4は「雷乃声を発す(かみなりこえをはっす)」。

春の訪れを告げる雷⚡️が鳴り始めるころ。この雷は恵みの雨☔️を呼ぶ兆しだとして、「春雷」として昔から喜ばれていたそうです。春から夏にかけては稲🌾が育つ時期ですので、雨を呼ぶ雷は「稲の夫(つま)」として稲妻と呼ばれるように❤️


暑さ寒さも彼岸までと言いますが、今年は少し早く暖かい日がやってきました💕