Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

スワロフスキーのバラ

2014-02-13 23:34:25 | 日記
つい先日、いまの会社での最終出社日を迎えた夫が、会社の皆様からたくさんの
プレゼントを頂いて帰ってきました。そのなかにひときわ素敵なものがあった
ので、早速お部屋に飾らせて頂いています


スワロフスキー製のバラの置物です。ほんのり紫がかった繊細なバラ。葉っぱ
には水滴がついていてみずみずしさを感じます。一点の曇りもないクリスタルの
輝きがとっても美しくて、しばらく見入ってしまいました

こういう素敵なアイテムが少しずつ増えていくお部屋を見ると、とっても嬉しい
気持ちになります。好きなものに囲まれる生活って、素晴らしいですね

どうもありがとうございました


付下げの別誂え(フルオーダー)第1弾】《友禅編》

2014-02-12 23:31:46 | 着物
秋ごろから別誂えをお願いしてた一つ紋付きの付下げですが、先日友禅の作業が
終わったとのことで、友禅中の様子を写した写真を公庄工房様から頂きました


こうして明るい窓辺に置かれている様子を見ると、想像していた通り、クリアで
ありながら落ち着いた綺麗な水色に染まっているのがよくわかります

友禅の彩色はまだ途中の段階なのでどのような雰囲気かは見えませんが、京友禅
らしい華やかな色使いにしてくださるとのことなので、とても楽しみです

もともとは年末ごろには友禅が終わる予定だったそうなのですが、公庄工房様も
オーダー着物の制作が立て込んでいてお忙しいようで、じっくり腰を落ち着けて
作業ができるときにと、2月に入ってから作業をして下さったようです

オーダー着物の制作をお願いするときにはいつも日程に余裕をもってお願いして
いますので、今回のようにじっくり時間をかけて良いものを作って頂けることが
一番良いと思っています

現在は友禅も終わり、金彩・刺繍の作業に入っているようです。またその作業が
終わったらお写真を頂けるそうなので、全体像を見るのが楽しみです


娘の初正月の写真を撮りに写真館へ(赤地松竹梅宝尽くし柄小紋) / おうちごはん(夫作)

2014-02-11 23:00:42 | 着物
1月は色々と予定が詰まっていてもう2月になってしまいましたが、娘の初正月の
写真を撮りに、親子3人で写真館へ行ってきました

先日お宮参りで写真を撮ったばかりですが、お食い初めは自宅でお祝いするもの
ですし、初節句は娘の雛飾りを持ち込むわけにもいかないので、娘用の羽子板を
持ち込める初正月の写真を撮ろうということになったのです。

お宮参りでは夫がスーツ・私が訪問着でしたが、今回はお正月らしく、夫は紬の
羽織袴・私はお正月らしい柄の総柄小紋でおでかけしました


この着物も毎年「そろそろ着納めかしらね…」と思いながらもまだ着ています。
地色は臙脂色に近い深い赤ですが、柄が大き目でかなり華やかなので、小振袖に
しても良いくらいの着物です


とても気に入っている着物ではありますが、あまりに柄がおめでたすぎるので、
お正月くらいにしか着られません。他に茶道の許状の引継式などのおめでたごと
などにも着ましたが、来ていく場所をかなり選ぶ着物です


着物はシボの高い落ち着いた深い赤の縮緬に、京友禅らしい華やかな色遣いで、
宝尽くしや松竹梅が大き目に描かれている可愛らしい「千總」の総柄小紋です。

帯は亀甲の地模様がある白地に、優しい色遣いで松竹梅の丸が織り出されている
西陣の名門「藤原織物」製の袋帯。

通常小紋には使いませんが、今回は伊達衿を。柄に合わせて山吹色にしました。
帯揚げは明るい鶸色の総絞りを。絞りで大きな流水が表現されているものです。
帯締めは蜜柑色と金のグラデーションになった、礼装用の平組紐。

娘が寝ている間にお化粧とヘアセットを済ませ、授乳や娘の身支度を済ませて、
ベッドメリーで遊んでいる間に着付けを終わらせました

夫も自分の着付けを終わらせていたので、3人揃って写真館へ。

写真館では、お宮参りや百日祝や七五三の撮影は多いようなのですが、初正月は
珍しいようで、持ち込みをした羽子板をどう置いて撮影するか、スタッフの方が
四苦八苦してセットして下さっていました

お宮参りの撮影の時にはぐっすり寝入ってしまって撮影が難しかった娘ですが、
今回はとってもご機嫌で、ニコニコ笑顔で撮影することができました

写真は2週間後に出来上がるそうなので、受け取りに行くのが楽しみです

撮影が終わってから一度着替えに帰り、そのあとは娘のお洋服を買いに行ったり
買い出しに行ったりと、週末の雪の影響で出来なかった用事を済ませました。

夜は娘を早めに寝かしつけて、夫と二人でゆっくりディナータイム。今日は夫が
すべて作ってくれました。どうもありがとう


前菜は野菜たっぷりのコンソメスープ。ベネツィアで買ってきたゴンドラの形の
ショートパスタも入れて、ボリューム満点です。コショウをしっかりと効かせた
ので、ピリ辛のスープが食欲をそそります


パスタは豆乳ベースのキノコのクリームパスタ。少し濃厚なスープが幅が広めの
パスタ、フェットチーネ(タリアテッレ)によく合います。冬らしく美味しい
一皿でした


メインは和牛のステーキ。普段あまり霜降りのお肉は食べないのですが、頂いた
お肉があったので早速焼いて食べてみました。とってもジューシーで美味しいの
ですが、そう感じるのは最初の2口まで。やはり動物性の脂が苦手な私は、それ
以上は気持ち悪くなってしまって食べられませんでした…

ベッドに連れて行けば寝かしつけも必要なく眠ってくれるし、夜中は授乳すれば
またすぐに眠るし、朝はたっぷり寝たのでとってもご機嫌で、保育園にもすぐに
慣れてくれて、本当に親孝行で育てやすい良い子です

こうして少しずつ成長している娘の姿をこれからも折に触れて写真に残していき
たいと思っています


イタリア料理教室【基本編・2月】

2014-02-10 23:53:53 | イタリア料理
土曜日はお誕生日ということで好きなように過ごさせてもらおうと思って、夫に
娘を預けて、昼間にイタリア料理教室へ行ってきました


今日は基本のコースを受講します。このコースではイタリアの様々な地域で良く
食べられているお料理を取り上げて教えて頂けるので、日本人でも馴染みのある
メニューが多いのが特徴です

いつも通りメニューの説明や手順のご説明を伺ってから調理開始


はじめに前菜から準備をしていきます。今日の前菜は「Insalata di fagioli」。
トスカーナ州で良く食べられているメニューで、お肉料理の付け合せとして登場
することが多いそうです。

まず下準備として、白インゲン豆をたっぷりの水に一晩つけておきます。



豆の水気を切って鍋に入れ、豆にかぶるくらいまでお水を入れて火にかけます。
皮付きのままのニンニク・塩・ローズマリーを入れます。沸騰したら弱火にし、
アクをとりながら20~30分茹でていきます。

茹で上がったら茹で汁ごと冷蔵庫に入れて冷まします。この状態なら一週間程度
冷蔵庫で保存できるので、たくさん茹でておいて色々なお料理に使ってもOK


赤玉ねぎは薄くスライスして塩でもんでおきます。日本では水にさらして辛味を
抜くことが多いようですが、イタリアでは塩もみのが多いのかな。水にさらすと
シャキッとした触感が残るので、お好みで選んでも良いですね



お豆を冷やしている間に、メインの準備を進めていきます。今日のメイン料理は
「Catoletta alla Milanese」。日本でもおなじみのメニューです

ミラノの伝統料理で本来は仔牛のモモ肉を伸ばして使うのだそうですが、日本で
仔牛肉を手に入れるのは難しいので、伸ばして焼いた場合に一番柔らかく出来る
豚肉で代用するのが一般的です。



ボウルに卵と粉チーズを入れてよく混ぜます。豚肉は筋切りをして塩コショウを
しっかり振っておきます。このお料理はソースをつけないので、お肉にしっかり
下味をつけておくことが大切だそうです



豚肉の両面にパン粉をつけて余分なパン粉を落としたら、肉叩きを使い伸ばして
いきます。もうこれ以上は伸びないというところまで薄くなるように叩きます。
こうして一度パン粉をつけてから叩くことで、卵液が絡みやすくなります。



卵液をつけてからパン粉をつけて余分なパン粉を落としたら、包丁の横で上から
ぎゅっぎゅと軽く押さえて衣を馴染ませていきます。最後に格子模様をつけたら
準備は完了。あとは焼くだけなので、次はリゾットの準備を始めます。



リゾットは「Risotto al parmiggiano」。イタリア全土で食べられているという、
とってもポピュラーなリゾットです。チーズが主役のシンプルなリゾットなので
チーズは必ず粉チーズではなくパルミジャーノを使うこと

まずお鍋にオリーブオイルをしいてみじん切りにした玉ねぎを炒め、しんなりと
してきたらお米を入れて、お米が透明になるくらいまで炒めていきます。そこに
白ワインを入れてアルコールを飛ばします。



アルコールが飛んだら、ブロード(イタリアンの基本の出汁)をひたひたになる
くらいまで入れて、弱火で15分ほど炊いていきます。途中で水分が足りないよう
ならブロードを足しますが、なるべくお米はいじらないように。

とってもシンプルな素材のリゾットなのでもし時間があったらブロードも自分で
作ったほうが美味しいと思います

今日のブロードは鶏ガラ4羽分・野菜(玉ねぎ・人参・セロリ)1kg・ローリエ・
タイム・ローズマリー・ホールの黒胡椒などを水に入れて、3~4時間ほど煮込み
お作りになったそうです。私も挑戦してみようと思います



リゾットを炊いている間に、メイン料理を仕上げます。フライパンにたっぷりの
バターとオリーブオイルを入れて(深さ1cm弱くらい)火にかけて、格子模様を
つけた面を下にして豚肉を焼いていきます。


最初の面を弱火でじっくりと揚げ焼きにしたら、裏返してもう片面も焼きます。
最初の面にしっかり火を通しておけば、裏面にはそれほど時間はかかりません。
両面が綺麗なきつね色になったら油を切り、レモンを添えて盛り付けたら完成



続いて前菜も仕上げていきます。冷やしておいた豆の水気を切りボウルに入れ、
水切りした玉ねぎ・みじん切りのイタリアンパセリ・ツナを入れ、塩コショウ・
白ワインビネガー・オリーブオイルで味を調えて出来上がり



最後はリゾットの仕上げです。炊きあがったリゾットは少し水分が残るくらいに
して塩コショウで味を調えて、火を止めます。バターとパルミジャーノチーズを
入れてしっかり混ぜて乳化させたら完成です


全部のお料理が出来上がったところで、お皿に盛り付けて試食タイムに。今日は
満席で生徒が4人いるので、作業台の上もたくさんのお皿で賑やかです


トスカーナ風インゲン豆のサラダです。白インゲン豆・赤玉ねぎ・ツナが基本と
なるお料理だそうです。

使うツナには、マグロとカツオの2種類がありますが、それはどちらでもお好みで
選んで良いそうです。ただ、このお料理を作るには、水煮ではなくオイル漬けの
ほうが美味しく仕上がるそうですよ

白インゲン豆はもっと柔らかく煮て、ミキサーでピューレにして白身魚やお肉の
ソテーの下に敷くソースにしても美味しいそうです。その場合はブロードで煮て
塩コショウでしっかりと味をつけるのだとか。今度やってみたいと思います


リゾットはパルミジャーノチーズのリゾット。チーズの味がと~っても濃厚で、
アルデンテに茹でられたお米の触感もしっかりしていて、本当に美味しい一皿。
少し手間はかかりますが、自分でブロードを作って挑戦したいと思います


メインはミラノ風カツレツ。日本でもおなじみの一品ですが、今までは作り方を
知らなかったので、衣にチーズを混ぜるのかと目からウロコでした。豚肉の味と
チーズの旨みがマッチして、とっても美味しかったです

パン粉はイタリアで使われているような細かいものを使うと、余分な油を吸わず
軽めに出来上がるそうですよ


食後にはコーヒーを淹れて頂きました。お料理をしている間にもどんどんと雪が
積もってきてしまったので、一息いれたらすぐに帰り支度をして帰宅しました

今日はもともと短い時間で終わるメニューだったこともあり、1時間半でお料理と
試食が終わりました。このくらいであれば、娘を夫に預けるのも問題なく出来る
ので嬉しいですね

また次のレッスンの日が楽しみです


雪の朝

2014-02-09 23:49:11 | 日記
昨日コンコンと降っていた雪も夜中には止み、今日は朝から晴れて良いお天気に
なりましたね。今朝は雪で楽しく遊ぶご近所の子供たちの声で目が覚めました

その声に誘われて外に出で見ると、一面の美しい銀世界。いつもの町並みが全く
違う風景に見えました


駐車場に止めている我が家の車にはこんもりと雪が積もり、雪かきをしなければ
ドアも開けられないくらいの状態でした。昨日のお昼ごろに雪だるまを作って
ボンネットの上においておいたのですが、それがすっぽり隠れるほどの雪



道路に積もった雪の厚さは、ざっと25cmくらい。ご近所の方々が総出で雪かきを
して下さっているおかげで、なんとか歩いて駅まで行くことはできそうです。


それでも車道は雪かきができないので雪がかなり積もっていて、スタッドレスの
四駆車でも、ゆっくりゆっくりと進まなければいけないほどでした。雪に慣れて
いない首都圏では、こういう日はなるべく外出しないのが一番ですね




娘がまだ寝ていたのでそのまま夫に預けてご近所を一巡りしてみました。近くの
家には子供が作ったであろう雪だるまが玄関先にいたり、お庭の椿や金柑の木に
雪が積もってとても風情のある景色になっていたりと、いつもと違った雪景色の
街並みを楽しんで帰ってきました

こんな状態ですがなんとか電車はいくつかの路線で動いているようなので、夫は
お昼ごろからお仕事に行きました。退職する直前なので何かと忙しいようです

今日は娘とゆっくり家で過ごそうと思います