Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

「おとなの食育プロジェクト」

2014-02-05 23:41:36 | 日記
夫とお付き合いする前はあまり食に対して興味がなくて、味わって食べることや
食事を楽しむことをあまりせず、空腹が満たせればそれで良いと思っていた私。

大人になるまで好き嫌いも本当に多かったので、小さいころはお夕飯を食べたく
なくて、たぬき寝入りをしていることもよくありました(嫌いなものより好きな
ものを挙げるほうが早いくらい、好き嫌いが多かったのです)。

社会人になり接待や、上司とともに色々なところにお食事に行くようになると、
さすがに食材の好き嫌いを言うわけにもいかず食べるようになって、そのうちに
苦手だった食材が本当は美味しいことに気づきました。

この時期に、一流と言われるお店にたくさん連れて行って頂けたのは本当に幸運
だったのだと思います。苦手な食材でも美味しく調理されていたので、すんなり
食べることができました。

そして夫とお付き合いを始めてから色々なところに美味しいものを食べに行き、
食事の時間を楽しむことを教えてもらってからは、食材を選ぶ大切さ・お料理を
する楽しさ・作ったものを食べてもらう喜び・お料理や会話を楽しみつつ食事を
することで得られる心の豊かさを学びました。

さらにイタリア料理教室に通いだしてからは、お料理をするのが本当に楽しくて
楽しくて、昔は苦手だったお料理が今では趣味のひとつになりました。


そんななか、年明けに仕事復帰して久しぶりに会社のカフェテリア(社員食堂の
ようなもの)に行ってみると、「おとなの食育プロジェクト」と書かれたリーフ
レットが置いてありました。

会社ではカフェテリアの運営を外注しているのですが、その企業が提供している
もので、色々なレストランのシェフと連携し、「健康・おいしさ・楽しさ」など
食の多面的な要素を紹介するプロジェクトだそうです。

プロジェクトの一環として、シェフが企業のカフェテリアに赴きコラボレシピを
調理し提供するイベントがあったり、直伝レシピを配信することで家庭の食卓に
「食の豊かさ」を伝えたりというものがあるそうです。

そういえば、弊社のカフェテリアにもどこかのシェフが来ていたような…


今日見つけたリーフレットは、シェフ直伝のレシピたちです。毎月違うシェフが
3品のレシピを公開してくれています。イタリアン・フレンチ・和食・中華など、
幅広いシェフ層のレシピは、見ているだけで楽しいものです。


1月のレシピはイタリアンで、ブロッコリーのペペロンチーノ、鶏ひき肉と青ネギ
ソースのジャガイモニョッキ、タラのベーコン巻ソテー・マスカルポーネチーズ
ソースと、前菜・パスタ・メインの3品でした。

平日の夜にこれを作ろうとすると働きながらでは時間がありませんが、週末など
時間のあるときに作ってゆっくり食べて楽しめたら、ちょっと贅沢なひとときに
なりそうな気がします。

忙しい毎日でついつい食べることが「楽しみ」ではなく「一日の流れの一つ」に
なってしまいがちな現代ですが、そんな大人こそ「食べることの大切さ」をもう
一度しっかりと考えてみることが必要なのかもしれませんね。

イタリア料理教室で教えて頂いているメニューに加え、こちらのレシピも参考に
して、週末のディナーを楽しんでいきたいです。