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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(別誂え・新橋色地誰が袖柄小紋) / おうちごはん(イタリア料理:シチリア料理・5月)

2019-05-25 23:29:36 | 着物

今日はまだ5月というのが信じられないくらい暑い1日でしたね




今日の午前中は保育園で役員会があったので、子供たちを連れて行ってきました。来月の園庭整備や9月のバザーなどについて話し合いをしているあいだ、子供たちは子供同士で自由に遊んでくれていたので助かりました





実家に寄ってから、お昼からは娘をバレエに連れて行きました。娘は新しいレオタードがお気に入りの様子





今日から同じクラスに新しい生徒さんが入られたのですが、まだ年少さんの小さな女の子です。小さい子のバレエ姿は可愛いですねぇ。人数が増えてますます楽しくなりそうです





午後からはお茶のお稽古へ。暑いので着物を着るのを少しためらいましたが、袷を切られるラストチャンスなので、頑張って着替えました





こちらの着物は結婚前に別誂えをしたもので、地色が思った以上に濃くなってしまって、ここ数年は封印していましたが、今日の暑さには帰って映えるかなと久しぶりにだしてきました





着物はさらっとした縮緬地を新橋色に染上げて、四季の花を描いた誰が袖と小花を散らした可愛らしい別誂えの小紋。




帯は白い綸子地に赤い絞りで大ぶりな蝶々が表現された、最近では珍しい輪出しの名古屋帯。




最近はこういった帯を見かけないのですが、舞妓さんが普段着に締めているのを見て羨ましかったので、反物を取り寄せて仕立ててもらったもの




帯揚げは菱形地紋のある綸子地に、ピンクの絞りで葵柄が表現された輪出し。


帯締めはピンク~白のグラデーションになった組紐。




今日のお稽古は丸卓の濃茶点前をさせて頂きました。半年ぶりの風炉の濃茶点前ですが、体がなんとか覚えていたようです




お菓子は天皇即位を祝って、陛下のお印である「梓」を模したものでふじた屋製。




お軸は珍しく歴史画で、楠木正成・正行親子の「桜井の別れ」を描いたもの。天皇への忠義を貫いた楠公は、新天皇即位のこの1年は話題になりやすいそうです




茶花は卯の花と赤いシモツケが活けられていました。




夜は子供たちの寝支度を早めに済ませて、ゆっくりディナーを楽しみました




今日のお料理のレッスン記事はこちら↓


【イタリア料理教室:シチリア料理・5月】





前菜はカリフラワーとアンチョビのフリッター。カリフラワーを、アンチョビと刻んだイタリアンパセリを混ぜた衣をつけてカラッと揚げる、お酒に良く合う一品です





パスタの代わりにリゾット・ネロ・ターヴォラ。シチリア特産のネロ・ダーヴォラというぶどうを使って作られたワインでリゾットを作りました。藤色に仕上がってとても綺麗ですね





メインはマグロのタタキ風ステーキ、フレッシュトマトとオレガノのソース。シチリアではしっかりと火を入れてしまうマグロですが、日本人に合わせてタタキにしています。軽く食べられるので前菜にも向きますね