GW中はお稽古がお休みでしたので、今日は久しぶりのお茶のお稽古に、朝一番で行ってきました
私が身支度をしているあいだ、子供たちはそれぞれお勉強をしたりカードで遊んだりと思い思いに過ごして待ってくれています
例年端午の節句あたりに来ている着物を、今年はもう時期が過ぎてしまいましたが着ることにしました
こちらは端午の節句で連想する薬玉(長命縷)をモチーフにしたもので、薬玉をさらに美しく花で飾った花薬玉です。平安時代には男女の間でこの時期の贈り物とされていたことから連想して、初夏に相応しく爽やかな地色に花薬玉を描いた小紋、そして平安時代を思い起こさせる図案を描いた帯を合わせて
着物は牡丹唐草地紋の生地を明るい若草色に染め上げ、そこに菊・桜・楓・橘などの季節の花々や美しい飾り紐をあしらった花薬玉を描いた別誂えの小紋
帯は塩瀬地を深い黒に染め上げ、前帯の関西腹には源氏香、関東腹には貝桶と合わせ貝、お太鼓には几帳と投扇興という平安時代のモチーフたちを描いた別誂えの染め名古屋帯。
帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に、赤い絞りで蝶々を表現した輪出し。
帯締めは明るい橙色の冠組。
今日のお稽古は風炉に変わって始めてのお稽古ということで、丸卓の薄茶点前をさせて頂きました
新年度になって新しい生徒さんが数名入っていらっしゃったようで、今日は初稽古の方がお二人。懐かしいなぁと思いながら拝見していました
お菓子は鮮やかな紫色が美しい「あやめ」で大石堂製。
お軸は「行雲流水(こううん りゅうすい)」と書かれた墨跡でした。
茶花はアザミが籠花入れに活けられていました。
私がお稽古に行っているあいだ、夫と子供たちは近所の公園で保育園のお友達に会い、一緒に遊んでいたようです。お友達のお兄ちゃんが野球少年なので、息子も野球デビューをさせてもらったとか
夫とバトンタッチしたあとは、娘をバレエに連れて行き、夕方から英会話へ。レッスン前にキッズランド少し遊んで行くのが最近の定番コースです
夜は子供たちの寝支度を早めに済ませてから、ゆっくりディナーを楽しみました
今日のメニューは私が初めて料理教室というものに行った日に習ったもので、毎年このメニューを作ると懐かしいなぁと感じます。このレッスンがあったからこそ、いまの私があるような気がしています
今日のお料理のレッスン記事はこちら↓
前菜は鮮魚のイン・サオール。レッスンではワカサギを使いましたが、今日は旬のイワシを使って作りました。青魚もこうしてしまうと、作って数日経っても臭みがなく美味しく食べられます
パスタはスパゲッティ・プッタネスカ。我が家では定番のこちらのパスタ。家にあるものだけでささっとできる、主婦に嬉しい一品です
メインはサルティンボッカ。お肉にさらに生ハムを合わせるという、料理初心者の私には衝撃的な調理法でしたが、その美味しさに感動した思い出があります