Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

お茶のお稽古(千總・白地御所解柄小紋)/ おうちごはん(イタリア料理:手打ちパスタ中級・5月)

2018-10-20 23:00:16 | 着物
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この週末は実家の氏神様のお祭りです


山車や神輿が出るのは明日ですが、今日は近所の神酒所で子供向けのイベントがあるので、夫がお稽古に行っている間に子供たちを連れて行ってきました


神酒所には太鼓が置いてあって、子供たちはこれを叩くのを数日前から楽しみにしていました。太鼓が大好きな息子は、初めは大きな音にびっくりしていたものの、ご機嫌で叩き始めました


神酒所でカレーや焼き鳥を頂いて、子ども会の輪投げやくじ引きにもご好意で参加させて頂き、大いに楽しんだ子供たち


そのあとは娘のバレエに付き添いました。


娘が入る直前にバタバタと幼児クラスの生徒が引越しなどでやめてしまい、半年以上一人で頑張ってきた娘ですが、ようやく今日から同い年の子が入ってくれました


小さい子が2人並んでレッスンをしている姿は本当に可愛いですね。娘もようやく一緒にレッスンできるとあって、とても喜んでいました


バレエの後は急いで着替えてお茶のお稽古へ。今日は秋晴れでポカポカ気持ちの良いお天気でしたので、白地の華やかな着物を選びました


こちらの着物は美しいキモノに掲載されていたものを見て一目惚れし、すぐに百貨店の担当者さんにお願いして千總から取り寄せて頂いたもの。柄の色使いが華やかなので、そろそろ娘に譲りたいと思いつつ、まだ毎年着ています


着物はシボの高い縮緬地に、とても華やかな色使いで一面に御所解き柄がところ狭しと描かれている、本当に可愛らしい「千總」の総柄小紋。


帯は塩瀬時を落ち着きのある蜜柑色に染め上げて、華やかな花々ちりばめた文箱が描かれた別誂えの染め名古屋帯。


帯揚げは菊唐草地紋のある白い綸子地に、赤い絞りで蝶々が表現された輪出し。

帯締めは白~鶸色のグラデーションになった組紐。


今日のお稽古は和布という、裏千家にしかないお稽古をさせて頂きました


四カ伝+αのお点前で、江戸末期に玄々斎が孝明天皇に献茶をした際に布を拝領し、翌年にこの布を用いて、名物などを扱う古い手前を元に復元したお点前とされています。


お菓子は美濃忠製の「雪花の舞」。

お軸は「乾坤只一人(けんこん ただいちにん)」と書かれた墨跡でした。

茶花は矢羽ススキ、紫のシュウメイギク、紫のミヤコワスレが活けられていました。


今日のお料理のレッスン記事はこちら↓

【イタリア料理教室:手打ちパスタ中級編・5月】


前菜はナスのドッピエッテ。ナスで合挽き肉ベースの詰め物を挟んだ挟み揚げですが、だいぶ詰め物が多くてボリュームたっぷりなので、前菜としてはひとつだけを出すことに


パスタは予定を変更して、冷凍していたパスタがあったので、手打ちパスタトルテッリを使ってアサリとトマトのソースで頂きました


メインはマグロのカラブリア風。本来はマグロを焼いた後にトマトソースで煮込むのですが、日本の美味しいマグロを煮込んでしまうのはもったいないので、タタキにしてソースを敷きました