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Maria Callas Diary

着物・ドール・お料理・お家・家族など、日々のことを日記として書いています。

今日は処暑・暑気引かんとする

2024-08-22 23:00:00 | 季節行事


今日は処暑。暑さが和らぎ、朝晩の涼しい風に秋の気配を感じるころ🎵


初候である8/228/27は「綿柎開く(わたのはなしべひらく)」。

綿の実を包んでいる萼が開き始めます。真夏に花が咲いた後に実がつきますが、その実を包む萼が開いて実がはじけ、ふわふわとした真っ白な綿花が現れます。綿花の中の種をとって綿毛をほぐし、糸を紡ぐのだそうです💕


次候である8/289/1は「天地始めて粛し(てんちはじめてさむし)」。

ようやくうだるような暑さが収まりはじめますが、過ぎ行く夏を追いかけるかのようにたくさんの台風🌬がやってきます。雑節のひとつに「二百十日」があって、これは立春から数えて210日目を指し、台風が来る日だといわれています。これがちょうどこのころで、各地で風鎮めの祭が行われるそうです😊


古典などで出てくる、垣根や几帳を倒したり御簾を巻き上げたりする「野分」。これは台風などに伴う暴風を指しますが台風そのものも指していたようです。


末候である9/19/6は「禾乃登る(こくものみのる)」。

田んぼに稲が実り、稲穂🌾を垂らすころです。禾とは稲・麦・稗・粟などの穀物を指す言葉です。収穫はまだ先ですが、暑い夏を乗り越えてたわわに実る穀物は、人々の生きる大事な糧です❤️


このころになると蝉ももうほとんど鳴きやみ、夜にはリーンリーンと鳴く鈴虫やチンチロリンと可愛らしく鳴く松虫などの秋の虫たちの合唱が聞こえます🎵


実家の周りは田んぼや畑が多いので、まだ実家にいた頃は、秋の夜には虫の音を子守唄に眠ったものです😊



5年ぶりのお盆親族会

2024-08-15 23:48:00 | 季節行事

今日はお盆ということで、コロナ以降ずっと中止にしていたお盆の親族会ですが、久しぶりに集まることができました😊


開催しなかった 4年の間に子供達は大きくなり、うちの子達以外は大学生~中学生なので、それぞれに用事があって参加できなかったり、叔父や叔母の中にも病気で参加できなくなってしまった人がいたりと、やはり4年も経つと色々と以前の通りにはいかないものですね💦


それでも久しぶりに親族で集まって色々な話をして、揃って提灯🏮を持ってお墓にご先祖様を送って行くことができました💕


来年もまたこうして集まれると良いですね✨



今日は立秋・秋の気始めて立つ

2024-08-07 23:23:00 | 季節行事


今日は立秋。まだ暑い盛りですが初めて秋の気配をほんのり感じ始めるころ😊


初候である8/78/11は「涼風至る」。

暑いなかにも涼しい風を感じることも出てくるころです。昼間は暑くとも朝晩は涼しくなってきて、大合唱を聞かせていた蝉の種類も鳴き声も変わり始めます🎵


実は88日~10日の3日間は「白桃の日」。8(は)9(く)10(とう)なのだそうですよ。フルーツの中でも桃🍑が大好きな私は、この時期青果売り場を通ると香ってくる桃の香りだけでも癒されます💕


次候である8/128/16は「寒蝉鳴く」。

ミンミンゼミやアブラゼミなどの暑さに拍車をかけるような鳴き声とは違って、朝夕に静かにカナカナカナと鳴くヒグラシの声は、秋の訪れを感じさせますね


この時期はちょうどお盆。京都ではいわゆる「大文字焼き(五山の送り火)」が行われます。我が家でも毎年815日に親族が集まり、夕方になると提灯🏮を持ってお墓へご先祖様の霊を送りに行きます。この提灯の灯りを見ると、夏も終わりになるのだなぁと感じます。


末候である8/178/21は「蒙霧升降す」。

深い霧がたちこめるころだそうです。私自身はあまりこの時期に霧がたちこめる様子を見た記憶はないのですが、もっと緑深い場所ではあるのかもしれません。


霧の立ち込める森や林の中で、雨☔️も降っていないのに木の葉から水が落ちてくることがあるそうです。これは葉や枝についた霧の粒が集まって滴になって、葉🌿を伝って落ちてくるもので「樹雨」と呼ぶそうです😊



7月のデスク飾り

2024-07-31 23:29:00 | 季節行事

今月も会社のデスクに置いていたデスク飾りをご紹介します😊



7月のデスク飾りは「七夕」。7月といえば、和の一大イベントはこちらですね。ちりめんで出来た20cmほどの笹に、ナス🍆やきゅうり🥒やスイカ🍉5色の紙飾り、お星様⭐️や短冊が飾られている可愛らしいもので、京都の「龍虎堂」さん製。


水色の短冊は過去に元上司が願いごとを書いて飾ってくれたものなので、いつか一緒に働けるようになるまで、このまま吊るしておくつもりです🎵


また来年活躍してくれる時期まで、綺麗にして大切に仕舞っておきます



祇園祭「花傘巡行」

2024-07-25 23:34:00 | 季節行事

7月のあいだ1ヶ月も続く京都の祇園祭も、メインイベントの17日の山鉾巡行を終えて、やっと終わりが見えてきた頃😊


17日の巡行は「先祭」といいますが、昨日24日には「後祭」と呼ばれる行事が行われました。この後祭では「花傘巡行」と呼ばれる華やかな行列が見られます💕



(写真は報道系サイトからお借りしました) 

1966年に始まったこの花傘巡行は今年で53年目を迎えました。子供神輿、花車、花傘娘、鷺踊などとともに、例年2つの花街から舞妓さんが乗った屋台が参加し、総勢850人もの行列になるのだとか😳





この行列の後には参加された舞妓さんによる八坂神社での奉納舞も行われます。舞の演目は毎回決まっていて祇園甲部は「雀踊り」宮川町は「コンチキ音頭」先斗町は「歌舞伎踊」祇園東は「小町踊」となっています。


お天気にも恵まれて、この時期は暑い中大変でしょうね💦