ピレネーの山の犬 Zion♪シオン

シオンとともに歩く道、ともに見る風景、暮らしと庭の花たち。

湖畔のログハウスで

2013-04-04 | お出かけ・旅
3月も終わりの週末、大分県竹田市を訪れました。

瀧廉太郎が少年時代を過ごした竹田。
あの「荒城の月」の曲のモデルになったと言われる岡城址は、
幾重にも重なる高い石垣が美しく、起伏に富み、
はらはらと散りゆく桜がとても似合う
山城の跡でした。



かなり広く、走って遊べるところもありましたが、
柵などが一切ないので、ぼ~っとしていると、人も転落しそうです。



岡城は、1185年に築城されたのが始まりと言われ、
岡藩7万石にしては立派すぎる城、その歴史的背景も興味深いのですが、
瀧廉太郎や荒城の月を思い浮かべて、この廃城の跡にぼんやりと立っていると、
明治の近代日本の黎明期を生きた人々の思いが
わずかに伝わってくるような気がしました。



この日は、長湯湖畔にあるログハウスに泊まりました。



対岸にある宿坊翡翠之庄が母屋で、
温泉や食事は母屋まで行かなければなりませんが、
この静寂の中にポツンと建つ環境は、Zion向きです。



コテージとしては、久住高原の Matitto Fi ka が好きなのですが、
夏はこの辺りも、また気持ちが良さそうです。



早朝、ウグイスや色々な鳥の声で目が覚めました。



湖の周りの林の中を散歩しながら、
母屋の前で飼われているヒツジたちに会いに行くと・・・



みんな一斉に、Zionに注目。
「また、わけの分からないヤツが来たぞ」

Zionは、手前にいたウサギに興味津々。
ウサギが猛ダッシュしたものだから、少し開いていたドアから
ものすごい勢いで、入って追いかけようとし、
止められなければ、ヒツジたちの群れに突っ込むところでした。

どんな瞬間も、気は抜けないなぁ。
でも、きっと仲良く出来るはずだから、そんな様子も観察してみたい・・・

この後、炭酸温泉に立ち寄り湯しながら、家路に就くと、
やっぱり、お肌つるつる・・・?
聞くところによると、温泉は1週間に1度は行かないと、
効果は続かないらしい・・・

そうだろうな・・・


  

今日も会いに来てくれて、ありがとう!




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